LINE公式クーポンの基本的な作り方と効果アップのためのポイント

LINE公式アカウントのクーポン機能は、集客やリピート促進、売上アップに効果的な施策として、多くの企業・店舗で活用されています。紙のクーポンと違って印刷・配布のコストがかからず、管理画面から手軽に作成・配信できるのが魅力です。

本記事では、LINE公式アカウントのクーポンの基本的な作り方を8ステップで解説し、効果を最大化するための配信方法やポイントまで紹介します。これからクーポンを活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

先に結論

LINE公式アカウントのクーポン機能は、無料プランを含むすべてのプランで追加料金なしで使えます。作成自体は無料で、メッセージ配信で送る場合のみ通数を消費します。リッチメニューやLINE VOOMでの配信なら通数を消費しません。

目次

LINE公式アカウントのクーポン機能とは

LINE公式アカウントのクーポン機能は、LINE上で作成・配信できるデジタルクーポンです。紙のクーポンのような印刷・配布コストがかからず、管理画面から簡単に作成できるため、個人事業主から大企業まで幅広く活用されています。

クーポン機能の主な特徴

  • 管理画面から簡単に作成・配信できる
  • 印刷コストや配布の手間が不要
  • デジタルで一元管理でき、紛失の心配がない
  • 獲得数や使用数をリアルタイムで分析できる
  • 無料プランを含むすべての料金プランで利用できる
ここがポイント

クーポン機能は、コミュニケーションプラン(無料)・ライトプラン(月額5,000円)・スタンダードプラン(月額15,000円)のすべてで追加料金なしで使えます。クーポンの作成自体に費用はかかりませんが、メッセージ配信でクーポンを送る場合は各プランのメッセージ通数を消費します。

クーポンの3つの獲得条件タイプ

LINE公式アカウントでは、目的に応じて3つの獲得条件タイプから選べます。

タイプ 概要 おすすめの活用シーン
条件なし クーポンを受け取ったユーザー全員が利用できる 新規顧客獲得・リピート促進・初回来店特典
抽選 抽選で当選したユーザーのみ利用可能(当選確率を設定できる) 話題性を高めたい・コストを抑えつつ注目を集めたい
友だち紹介 紹介した人・された人の両方が獲得できる 友だち数を増やしたい・口コミ拡散を狙いたい

LINE公式アカウントのクーポンの作り方【8ステップ】

LINE公式アカウントのクーポンの作り方8ステップ

ここからは、クーポンを作成する具体的な手順を解説します。初めての方でも簡単に作成できます。

ステップ1:LINE Official Account Managerにログイン

まず、LINE Official Account Manager(管理画面)にログインします。PCからでもスマートフォンアプリからでもアクセスできます。

ステップ2:「クーポン」メニューを選択

管理画面の「ホーム」タブから「ツール」→「クーポン」を選択し、画面右上の「作成」ボタンをクリックします。

ステップ3:獲得条件を選択

「条件なし」「抽選」「友だち紹介」の3つから、目的に合った獲得条件を選択します。初めての方やシンプルに配信したい場合は「条件なし」がおすすめです。

ステップ4:クーポン名を設定

ユーザーに分かりやすく、魅力的なクーポン名を入力します。具体的な特典内容を含めると、利用率の向上につながります。

ここがポイント

クーポン名の例:「新規登録で500円OFF」「期間限定!全商品20%割引」「お誕生日月限定クーポン」など、具体的で分かりやすい名称にしましょう。

ステップ5:有効期間を設定

クーポンの有効期間を設定します。期間限定にすることで、ユーザーの購買意欲を高め、早期利用を促す効果があります。

ステップ6:画像を設定(任意だが推奨)

クーポンに画像を設定すると、視覚的な訴求力が高まります。商品やサービスの写真、割引内容が分かりやすいデザインを使いましょう。画像サイズは推奨規格に従って作成してください。

ステップ7:利用ガイドを入力

クーポンの利用条件・対象商品・利用方法などを詳しく記載します。ユーザーが迷わず使えるよう、具体的で分かりやすい説明を心がけましょう。

ステップ8:公開設定とクーポンタイプを選択

公開設定で「公開」「非公開」を、使用可能回数で「1回のみ」「無制限」を選びます。クーポンコードの表示・非表示も設定できます。

  • 公開設定:すぐに配信する場合は「公開」を選択
  • 使用可能回数:リピート促進なら「無制限」、特別感を出すなら「1回のみ」
  • クーポンコード:店舗での確認が必要なら「表示する」を選択

すべての設定が完了したら「作成」ボタンをクリックして、クーポンの作成は完了です。

このような場面でクーポンを活用しよう

LINE公式アカウントのクーポン活用場面:あいさつメッセージ・リッチメニュー・LINE VOOM・セグメント配信など。リッチメニュー等は通数を消費せず配信可能

クーポンは、配信する場面や使う機能によって効果が変わります。ここでは、作成したクーポンをどんな場面で活用できるか、8つの配信方法を紹介します。

1. あいさつメッセージでの自動配信

友だち追加直後に自動送信される「あいさつメッセージ」にクーポンを設定すると、新規ユーザーの初回利用を促せます。友だち追加のメリットをすぐ感じてもらえるため、ブロック率の低下にも効果的です(あいさつメッセージはメッセージ通数を消費します)。

2. メッセージ配信での一斉送信

既存の友だちへ、メッセージ配信機能でクーポンを一斉送信する方法です。キャンペーンやセール情報と合わせて配信すると、高い開封率・クリック率が期待できます。

3. リッチメニューへの常時掲載

トーク画面下部に固定表示されるリッチメニューにクーポンを設置すると、ユーザーはいつでもアクセスできます。メッセージ通数を消費しない配信方法としても有効です。

4. LINE VOOMへの投稿

LINE VOOMにクーポンを投稿すると、友だち以外のユーザーにもリーチできる可能性があります。こちらもメッセージ通数を消費せず、拡散性を高めたい場合におすすめです。

5. 応答メッセージでの自動送信

特定のキーワードに反応して自動でクーポンを送る方法です。「クーポン」と送ると自動で届く仕組みを作ると、ユーザーの能動的なアクションを促せます。応答メッセージも通数を消費しません。

6. チャットでの個別送信

特定のユーザーへ個別にクーポンを送る方法です。VIP顧客やリピーターへの特別なサービスとして活用できます。

7. リサーチ回答のお礼として配信

アンケートやリサーチ機能を活用し、回答のお礼としてクーポンを配信する方法です。顧客の声を集めながら、感謝の気持ちを伝えられます。

8. セグメント配信での最適化

ユーザーの属性や行動履歴に基づいて、最適なクーポンを配信する方法です。興味関心の高いユーザーに絞って配信することで、クーポンの利用率を大きく高めることができます。

クーポンの利用率を高める7つのコツ

配信方法を決めたら、次はクーポンそのものの作り込みで利用率を高める段階です。ここでは、内容・デザイン・タイミングなど、反応を高めるための7つのコツを紹介します。

1. 魅力的なクーポン内容を設定する

ユーザーが「使いたい」と思える特典を用意しましょう。割引率や特典内容は、競合と比較しながら設定するのがポイントです。

  • 具体的な割引額や割引率を明示する
  • 対象商品やサービスを分かりやすく記載する
  • 期間限定感を演出して緊急性を高める

2. 視覚的に魅力的な画像を使用する

クーポンに画像を設定すると、訴求効果が大きく高まります。商品の魅力が伝わる写真や、割引内容が一目で分かるデザインを心がけましょう。

3. 有効期限を戦略的に設定する

短すぎると利用されず、長すぎると後回しにされてしまいます。一般的には24〜72時間程度の期間限定設定が効果的とされています。

ここがポイント

LINEヤフー for Businessの調査では、企業・店舗から送られてきたクーポンを利用したことがあるユーザーは58.3%にのぼります。クーポンが購買行動に結びつきやすいことがうかがえます。

出典:LINEヤフー for Business

4. 配信タイミングを最適化する

ユーザーがLINEを確認しやすい時間帯に配信すると、開封率・クリック率が高まります。一般的には次の時間帯が効果的とされています。

  • 朝の通勤時間帯:7時〜9時
  • お昼休み:12時〜13時
  • 夕方から夜:18時〜21時

5. 定期的な配信で習慣化を促す

2週間に1回など定期的に配信すると、ユーザーがクーポンの受け取りに慣れ、ブロック回避にもつながります。ただし頻度が高すぎると逆効果になるため、適度なペースを保つことが大切です。

6. 分析機能を活用してPDCAを回す

LINE公式アカウントの分析機能で、次の指標を定期的にチェックしましょう。

指標 確認内容 改善アクション
開封率 メッセージがどれだけ開封されたか 配信時間やタイトルの改善
獲得ユーザー数 何人がクーポンを獲得したか クーポン内容や画像の見直し
使用ユーザー数 実際に何人が利用したか 利用条件の簡略化・有効期限の調整
クリック率 クーポンがクリックされた割合 配信文章やCTAの改善

7. A/Bテストで継続的に改善する

異なる画像・文言・割引率でA/Bテストを行い、どのパターンが最も効果的かを検証することで、継続的にクーポンの効果を高められます。

クーポン活用時の注意点

LINE公式アカウントのクーポン活用時の注意点:配信後は削除できないため事前告知を、利用条件の明確な記載、配信頻度への注意

効果的なクーポン配信のために、次の注意点を押さえておきましょう。

配信停止や変更時は事前に告知する

一度配信したクーポンは、メッセージから削除できません。有効期限の変更や使用中止をする際は、必ず事前にユーザーへ告知し、クレームやトラブルを防ぎましょう。

利用条件を明確に記載する

利用条件は誤解が生じないよう、具体的かつ明確に記載しましょう。対象商品・最低購入金額・併用の可否などを詳しく書くことが大切です。

配信頻度に注意する

配信頻度が高すぎると、ユーザーが煩わしく感じてブロックする可能性があります。適度な頻度を保ち、価値ある情報として受け取ってもらうことが重要です。

LINE公式アカウントの料金プランとクーポン機能

LINE公式アカウントには3つの料金プランがあり、いずれのプランでもクーポン機能は無料で利用できます。

プラン名 月額料金(税別) 無料メッセージ通数 クーポン機能
コミュニケーションプラン 0円 200通 利用可能
ライトプラン 5,000円 5,000通 利用可能
スタンダードプラン 15,000円 30,000通 利用可能

クーポンの作成自体は無料ですが、メッセージ配信でクーポンを送る場合は各プランのメッセージ通数を消費します。リッチメニューやLINE VOOM、応答メッセージでの配信なら、メッセージ通数を消費せずにクーポンを届けられます。

LINE公式アカウントのクーポンに関するよくある質問

LINE公式アカウントのクーポンに関するよくある質問(Q&A)

クーポン機能は無料で使えますか

はい、無料のコミュニケーションプランを含むすべてのプランで、追加料金なしでクーポンを作成・利用できます。クーポンの作成自体は無料で、メッセージ配信で送る場合のみ通数を消費します。

クーポンを配信するとメッセージ通数を消費しますか

メッセージ配信やあいさつメッセージで送る場合は通数を消費します。一方、リッチメニュー・LINE VOOM・応答メッセージでの配信は通数を消費しません。通数を節約したい場合は、これらの方法を活用しましょう。

配信したクーポンは後から削除できますか

一度配信したクーポンは、メッセージから削除できません。有効期限の変更や使用中止をする場合は、必ず事前にユーザーへ告知して、トラブルを防ぎましょう。

クーポンの利用状況は確認できますか

はい、管理画面の分析機能で、獲得ユーザー数・使用ユーザー数・クリック率などを確認できます。これらの指標をもとに、クーポン内容や配信方法を改善していきましょう。

まとめ:クーポン配信の効果を最大化するには

LINE公式アカウントのクーポンは、低コストで高い効果が期待できるマーケティング施策です。本記事で紹介した作り方や効果アップのポイントを実践し、集客や売上向上に役立ててください。

  • クーポンは全プランで無料利用できる
  • 通数を節約するならリッチメニューやLINE VOOMを活用
  • 有効期限・配信タイミング・画像で利用率を高める
  • 分析機能でPDCAを回し継続的に改善する

さらに効果を高めたいなら、ユーザーの行動データをもとに「最適な人へ・最適なタイミングで」クーポンを自動配信する仕組みが有効です。LINE特化型マーケティングツールのLigla(リグラ)なら、Web行動データやセグメント配信を活用し、一人ひとりに最適化したクーポン配信を自動化できます。

Liglaを使った具体的なクーポン活用方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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