LINEリッチメッセージのテンプレートをどこで探せばよいのか、Canvaの雛形をそのまま使ってよいのか迷う方は少なくありません。実は、LINEリッチメッセージのテンプレートには2種類あります。LINE管理画面で選ぶレイアウト枠のテンプレートと、Canvaなどで使うデザインテンプレートの違いを理解すると、画像づくりも配信設計もスムーズになります。
- LINEリッチメッセージのテンプレートには、管理画面のレイアウト枠とCanvaなどのデザイン雛形の2種類がある
- 画像は1040×1040pxを基準に、Canvaのテンプレートを使えば効率よく作れる
- リッチメニューとの混同やタップ導線の曖昧さを防げば、作り直しなく成果につなげやすい
LINEリッチメッセージのテンプレートは2種類ある
まず整理したいのは、検索する人が言う「テンプレート」が同じ意味ではないことです。ここを混同したまま作り始めると、サイズ違い・導線ミス・作り直しが起こりやすくなります。
| 項目 | LINE管理画面のテンプレート | Canvaなどのデザインテンプレート |
|---|---|---|
| 役割 | 表示サイズやタップ分割の枠を決める | 見た目の雛形を決める |
| 決められること | 正方形・カスタム、分割レイアウト、アクション設定 | 配色、写真配置、文字組み、訴求表現 |
| メリット | 配信仕様に合わせやすい | 短時間で見栄えを整えやすい |
| 注意点 | デザインそのものは作り込めない | LINE仕様に合わせてサイズ調整が必要 |
管理画面の「テンプレート」=サイズ・タップ分割の枠
LINE公式アカウント管理画面で選ぶテンプレートは、デザイン素材ではなく、どのサイズで・どのようにタップ領域を区切るかを決めるための枠です。基本の正方形は1040×1040pxで、カスタムでは横幅1040px固定・高さ520〜2080pxの範囲で設定できます。画像形式はJPG/JPEG/PNG、ファイルサイズは10MB以下が前提です。
また、分割テンプレートを選んだ場合は、レイアウトに応じて複数のタップ領域を設定できます。一方、カスタムサイズは1枚ものとして使いやすい反面、導線設計はよりシンプルに考える必要があります。横長・縦長を含めた各サイズの詳細は、LINEリッチメッセージの最適サイズを解説した記事で紹介しています。
出典:LINE公式アカウントマネージャー マニュアル
デザインの「テンプレート」=Canvaなど外部ツールの雛形
一方で、Canvaなどの外部ツールでいうテンプレートは、写真や文字を差し替えて使うデザイン雛形です。検索ユーザーの多くは、実際にはこちらを探しています。つまり、すぐ使えるおしゃれな見本が欲しいという意図です。
LINE公式アカウントの管理画面には画像そのものを編集する機能がないため、前者は「配信仕様」、後者は「見た目の制作補助」と役割を分けて理解すると迷いません。デザインは外部ツールで作成し、完成した画像を管理画面のテンプレート枠にアップロードする、という分担が基本の流れです。
Canvaのテンプレートを使ったリッチメッセージ画像の作り方
Canvaのテンプレートを使えば、ゼロからデザインを組むよりも短時間で形にできます。ただし、完成度を上げるには「見た目」ではなく「配信目的」から逆算するのがコツです。
カスタムサイズ1040×1040pxで作成する手順
まずは配信したいリッチメッセージの用途を決め、正方形で十分かを判断します。商品紹介やキャンペーン告知など、1つの訴求を大きく見せたい場合は1040×1040pxが使いやすいサイズです。
- CanvaでLINEリッチメッセージ向けテンプレートを探す
- 仕上がりサイズを1040×1040pxで確認する
- ブランドカラーや写真を差し替える
- CTA文言を1つに絞る
- 完成後、PNGまたはJPGで書き出す
テンプレートを選ぶ段階で重要なのは、あとから文字を詰め込みすぎないことです。見栄えが良くても、スマホのトーク画面で読みにくければ成果にはつながりません。
文字・写真の差し替えだけで仕上げるコツ
リッチメッセージは1配信1目的が基本です。セール告知、新商品紹介、予約誘導など、何をしてほしい配信なのかを1つに決めると、テンプレートの選び方も自然に決まります。
文字量は少なめにし、メインコピー・補足・CTAの3要素程度に絞ると視線が散りません。写真は世界観をそろえ、タップ後に遷移するページと内容がずれないようにすることも重要です。特に分割レイアウトを使う場合は、どこを押すと何が起きるのかが一目でわかる見せ方にしましょう。
- 主役にしたい情報を1つだけ決める
- 割引率や期限など重要情報は大きく見せる
- ボタン風の表現を入れてタップ先を想像しやすくする
書き出し時の注意
書き出し時は、画像サイズが崩れていないかを必ず確認してください。テンプレートを編集しているうちに、意図せず比率が変わることがあります。LINEで使う画像はJPG/JPEG/PNGに対応しており、容量は10MB以下が必要です。
また、文字を細くしすぎるとスマホで読みにくくなります。書き出し前にスマホサイズで縮小表示し、可読性や余白バランスを確認するのがおすすめです。
出典:LINE公式アカウントマネージャー マニュアル
テンプレートを使う際の注意点
リッチメニュー用サイズと混同しない
リッチメッセージとリッチメニューは似ていますが、役割もサイズも異なります。リッチメッセージはトーク上に流れる配信面、リッチメニューはトーク下部に固定表示される導線です。リッチメニュー用のデザインをそのまま流用すると、サイズ不一致や訴求崩れが起きやすくなります。
テンプレートを検索したときにリッチメニュー用素材も多く出てくるため、使用前に必ずリッチメッセージ向けかを確認しましょう。
タップ導線を明確にする
デザインがきれいでも、どこを押せばよいかわからない画像は成果につながりません。複数分割テンプレートを使うなら、各領域の役割を先に決めてからデザインするのが安全です。たとえば「商品を見る」「クーポンを使う」「予約する」など、ユーザーが次に取る行動を明示すると迷いが減ります。
逆に、1枚の中に複数の訴求を詰め込みすぎると、結局どこにも反応されません。画像づくりの効率化と成果の最大化は別問題なので、テンプレートを使って時短できても、配信目的の整理は省略しないようにしましょう。
よくある質問
テンプレートは無料で使えますか?
LINEリッチメッセージ自体は、LINE公式アカウントで利用できる機能です。CanvaでもLINEリッチメッセージ向けに使えるテンプレートが公開されており、用途に応じて使い分けられます。利用プランによって使える素材や機能は変わるため、テンプレート選定時にあわせて確認すると安心です。
LINEの管理画面で画像編集はできますか?
LINE管理画面のテンプレートは、主にサイズや分割レイアウト、タップ先の設定を行うためのものです。見た目を大きく作り込む用途には向いていないため、デザインそのものはCanvaなど外部ツールで作成し、完成画像をアップロードする流れが効率的です。
どのサイズのテンプレートを選べばよいですか?
まずは1040×1040pxの正方形から始めるのが無難です。複数の商品や情報を見せ分けたい場合は分割テンプレート、縦長の告知物や1枚もののビジュアルをそのまま見せたい場合はカスタムサイズを検討しましょう。迷ったときは、1配信1目的に最も合う形式を選ぶことが大切です。
テンプレートで作った画像を成果につなげるならLigla
テンプレートで画像を効率よく作れたら、次に考えるべきは「誰に、いつ届けるか」です。どれだけ見栄えのよいクリエイティブでも、配信相手やタイミングがずれると反応は伸びません。
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LINE配信ツールの考え方を先に整理したい方は、LINE自動配信ツール導入により得られる7つのメリットもあわせてご覧ください。画像づくりの次に必要な運用設計のヒントがつかめます。
テンプレート活用はあくまでスタート地点です。配信成果まで見据えるなら、クリエイティブ制作と配信設計を切り分けずに考えることが重要です。