【例文紹介】LINEステップ配信の段階別、効果の出るメッセージ文

LINE公式アカウントでステップ配信を始めたいものの、
「各段階でどんな文面を送ればいいのか」
「例文をそのままコピペして使えないか」と迷う担当者は少なくありません。

ステップ配信は、友だち追加や購入完了などのタイミングに合わせて、あらかじめ用意したメッセージを自動で順番に届けられる機能です。

流れを設計しておけば、伝えるべき情報を適切な順序で届けやすくなります。

特に初回接点の直後はユーザーの関心が高く、配信内容がその後の反応を大きく左右します。

LINE公式アカウントの平均開封率は約55%とされ、メールよりも見てもらいやすい接点として活用されています。だからこそ、やみくもに送るのではなく、段階に応じたメッセージ設計が欠かせません。

出典:LINEヤフー株式会社(2022年6月調べ)

この記事では、LINEのステップ配信ですぐ使える例文を、段階別に「基本テンプレート+業種別の記入例」つきで紹介します。

あわせて反応を高める書き方のコツや配信通数・間隔の目安も解説するので、コピペして自社用に整えるだけで配信設計を始められます。

ステップ配信は「送る順番」で成果が変わる

ステップ配信で成果が出るかどうかは、文面のうまさだけでは決まりません。

大切なのは、ユーザーの心理や行動の変化に合わせて、適切な情報を適切な順番で届けることです。

たとえば友だち追加の直後は、売り込みよりも「登録してよかった」と感じてもらう案内が向いています。

数日後にはサービス理解を深める情報、検討が進んだ段階では事例や特典案内というように、必要な内容は変わります。段階に合わない配信は読まれにくいだけでなく、ブロックの原因にもなりかねません。

LINEヤフー for Business公式noteによると、LINE公式アカウントの平均ブロック率は約36%です。

必要性の低い配信が続けば、せっかくの接点を簡単に失います。

ステップ配信では「何を送るか」だけでなく「いつ送るか」も同じくらい重要だと考えましょう。

出典:LINEヤフー for Business公式note

なお、LINE公式アカウントのステップ配信は最大10ステップ、配信間隔は最長30日まで設定できます。

最初から作り込みすぎず、まずは3〜5通の基本形を組み、反応を見ながら通数や間隔を調整していくと無理がありません。

LINEステップ配信の段階別例文【コピペOK】

ここからは、実務でそのまま使えるよう、段階別に例文を紹介します。

各段階で「基本テンプレート」と「業種別の記入例」を用意しました。

〇〇の部分を商品名・サービス名・特典内容に差し替えるだけで使えるので、自社の配信に合わせて整えてください。

1. 友だち追加直後のお礼メッセージ

最初のメッセージでは、登録のお礼と、今後どんな情報が届くのかを簡潔に伝えます。

情報を詰め込みすぎず、安心感を重視した文面が向いています。まずはそのまま使える基本テンプレートです。

〇〇のLINE公式アカウントにご登録いただき、ありがとうございます。
このアカウントでは、こんな情報をお届けしていきます。
・新商品やキャンペーンの最新情報
・友だち限定のお得なクーポン
・〇〇を上手に活用するためのお役立ち情報
さっそく、ご登録特典をこのあとお送りしますので、楽しみにお待ちください。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

アパレルECなら、次のように具体的に書き換えられます。

当店の公式LINEにご登録いただき、ありがとうございます。
新作の先行案内・会員限定セール・コーディネート情報をお届けします。
さっそく、初回登録特典の500円OFFクーポンをこのあとお送りします。
気になるアイテムは、ぜひLINEからチェックしてくださいね。

この段階では売り込みよりも、「登録してよかった」と感じてもらうことを優先します。

2. 初回特典・クーポンを届けるメッセージ

友だち追加直後の次に送りやすいのが、クーポンや限定情報の案内です。登録した理由とズレにくく、反応を得やすいステップになります。

お待たせしました。友だち追加特典として、〇〇でご利用いただけるクーポンをお届けします。
──────────
【〇〇OFFクーポン】
有効期限:〇月〇日まで
ご利用方法:〇〇
──────────
▼クーポンを使う
(URL)
はじめての方にも使いやすい内容です。ぜひこの機会にご利用ください。

飲食店なら、来店につながる形に変えると効果的です。

友だち追加ありがとうございます。さっそく初回特典をお届けします。
──────────
【ドリンク1杯無料クーポン】
有効期限:発行から2週間
ご利用方法:ご来店時にこの画面をスタッフへご提示ください
──────────
店内はもちろん、テイクアウトでもお使いいただけます。ご来店をお待ちしております。

特典は「何が得か」「いつまで使えるか」「どう使うか」をひと目で伝えると反応が上がります。詳細はリンク先やクーポン画面に任せ、LINE上では要点だけに絞りましょう。

3. サービスの魅力を伝えるメッセージ

登録後すぐに購入や申込みへつながるとは限りません。次の段階では、商品やサービスの特徴を短く整理して伝えます。

「〇〇が自分に合うか分からない」という方へ。
〇〇が多くの方に選ばれている理由を、3つにまとめました。
① 〇〇(メリット1)
② 〇〇(メリット2)
③ 〇〇(メリット3)
「自分の場合はどうだろう?」と感じた方は、こちらの活用イメージもご覧ください。
(URL)

オンラインスクールなら、受講後の変化を見せると伝わりやすくなります。

「続けられるか不安…」という方へ。
当スクールが選ばれている理由は、この3つです。
① スマホ1台、1日15分から続けられる
② つまずいても、講師にLINEですぐ質問できる
③ 受講生の約〇割が3カ月で〇〇を達成
くわしい学習の流れは、こちらからご確認いただけます。
(URL)

機能を並べるより、ユーザーが得られる価値を中心に伝えるのがコツです。

4. 不安・疑問を解消するメッセージ

検討中のユーザーが離脱する理由のひとつは、不明点が残ったままになることです。よくある質問を先回りで案内すると、次の行動につながりやすくなります。

ご検討中の方からよくいただくご質問をまとめました。
Q. 料金はどのくらいかかりますか?
A. 〇〇
Q. 〇〇でも使えますか?
A. 〇〇
Q. 解約はかんたんにできますか?
A. 〇〇
そのほか気になる点は、このトークからいつでもお気軽にお問い合わせください。

美容サロンなら、来店前の不安に寄り添う内容にすると安心感が高まります。

ご予約前に、よくいただくご質問へお答えします。
Q. 初めてでも大丈夫ですか?
A. はい、カウンセリングから丁寧にご案内します。
Q. どのくらい時間がかかりますか?
A. 〇〇分ほどです。
Q. 当日の持ち物はありますか?
A. 手ぶらでご来店いただけます。
気になることは、このままLINEでご相談ください。

FAQの案内は押し売り感が出にくく、比較検討中のユーザーと自然に次の接点をつくれます。

5. 行動を後押しするメッセージ

一定の情報提供を終えたら、申込み・購入・来店などの行動を促します。対象者が「今やる理由」を理解できるようにするのがポイントです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
いまなら、はじめての方限定で〇〇のご案内を実施中です。
・特典内容:〇〇
・対象:〇〇
・期限:〇月〇日まで
詳細の確認・お申し込みはこちらから。
(URL)

ECのセール訴求なら、期限と数量で背中を押すと動きやすくなります。

お得なお知らせです。
友だち限定セールを〇月〇日23:59まで開催中です。
・人気の〇〇が最大〇%OFF
・数量限定のため、なくなり次第終了です
気になっていたアイテムは、このタイミングでぜひ。
▼セール会場はこちら
(URL)

急かしすぎず、これまでの流れを踏まえて自然に誘導するのが安全です。

6. 購入後・利用後のフォローメッセージ

ステップ配信は新規獲得だけでなく、継続利用やリピートにも効きます。購入後のフォローまで設計すると、満足度の向上につながります。

このたびは〇〇をご利用いただき、ありがとうございます。
より便利にお使いいただくために、よく見られている使い方をまとめました。
・〇〇のコツ
・〇〇のときの対処法
・あわせて使うと便利な〇〇
ご不明点があれば、こちらからお気軽にご相談ください。
(URL)

定期通販なら、次回お届け前のひと声がリピートにつながります。

〇〇をお試しいただき、ありがとうございます。
続けて実感いただくために、おすすめの使い方をご紹介します。
・〇〇
・〇〇
次回分のお届けは〇月〇日ごろを予定しています。
お届け日の変更やお休みも、このLINEからかんたんに手続きいただけます。

購入後フォローを入れると単発の接点で終わりにくく、リピートが重要な商材ほどLTVの向上につながります。

効果の出るステップ配信文に共通するポイント

例文はそのまま使えますが、成果を安定して出すには、いくつか押さえておきたい共通点があります。

  • 最初の配信では売り込みすぎず、登録メリットを伝える
  • 1通ごとに目的を1つに絞り、情報を詰め込みすぎない
  • ユーザーの段階に合わせて、案内する内容を変える
  • 文面は短く、次に何をすればよいかがすぐ分かる形にする
  • クーポン・FAQ・特徴紹介・使い方など、1通ごとに役割を持たせる

特に意識したいのは、すべてのユーザーに同じ流れを送る前提で考えすぎないことです。業種や商材によって、登録直後に必要な情報も、比較検討時に必要な情報も変わります。まずは基本形をつくり、反応を見ながら通数や間隔を調整していく進め方が現実的です。

ステップ配信の例文を使うときの注意点

例文は便利な一方、そのまま貼るだけでは成果につながらない場合もあります。文面が自社の顧客像や温度感に合っていないと、違和感のあるメッセージになりやすいためです。

たとえば高価格帯の商材で初回から強いセール訴求をすると、ブランドイメージを損ねかねません。逆に来店促進が目的なのに説明ばかりで終わると、行動喚起につながりません。例文はたたき台と考え、配信目的に合わせて調整しましょう。運用を始めたあとは、開封率やクリック率だけでなく、ブロックの動きや配信後の行動まで見ながら、成果を見て育てていく姿勢が大切です。

例文を「出し分け」と「自動化」で成果につなげるには

ここまで例文を紹介してきましたが、成果を最大化するには、誰に・どの順番で・どの条件で送るかまで含めて設計することが欠かせません。友だち追加直後の育成から、検討中ユーザーの後押し、購入後フォローまで流れをつくれば、接点を継続的な成果に変えやすくなります。

とはいえ、配信対象の出し分けや自動化をどこまでできるかは、使うツールによって変わります。実際の運用イメージをつかみたい方は、次のページで具体的な活用事例を確認してみてください。