LINEステップ配信の条件分岐とは?やり方や効果を解説

  • 2026年5月10日
  • 2026年5月10日
  • LINE配信
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LINEステップ配信の条件分岐は、メッセージの読まれ方やその後の行動率を左右する大きなポイントです。

「条件分岐という言葉は聞くけれど、何を基準に分ければいいのか分からない」
「LINE公式アカウントだけでどこまでできるのか知りたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、LINEステップ配信の条件分岐の意味、やり方、効果を順を追って確認していきます。

先に結論

LINEステップ配信の条件分岐とは、友だちの属性や反応に応じてその後に送るメッセージを出し分ける考え方のこと。配信内容が自分ごと化されやすくなるため、開封後の行動率向上やブロック抑制につながります。

まずはLINEステップ配信の条件分岐の全体像を押さえましょう

LINE公式アカウントのステップ配信は、あらかじめ設定した条件に合う友だちへ、複数のメッセージを自動で順番に届けられる機能のことです。

さらに条件分岐を組み合わせると、同じシナリオでも「興味が高い人」と「まだ検討が浅い人」で別の流れを作れるようになります。

LINEヤフー for Businessでも、みなし属性やオーディエンスを活用した送り分けが案内されています。
LINEヤフー for Business

たとえばECなら「セール商品を見た人には商品訴求」「購入済みの人には使い方や再購入の案内」、店舗なら「来店前の人には初回特典」「来店後の人には次回利用クーポン」といった出し分けが可能になります。

一斉配信よりも、相手の状況に合わせた会話ができる点が大きな違いです。

条件分岐の設計に欠かせない視点は次の3つに整理できます。

  • 誰に送るか(ターゲットの絞り込み)
  • 何をきっかけに分岐するか(属性・反応・行動)
  • 分岐後にどの行動を促すか(購入・予約・問い合わせ)
項目 概要 向いているケース
一斉配信 全員に同じ内容を一度に送る配信 キャンペーン告知、営業時間変更など
ステップ配信 友だち追加後などを起点に順番に自動配信する 初回フォロー、教育、予約促進
条件分岐付きステップ配信 属性・反応・オーディエンスで配信内容を分ける EC再購入、来店促進、検討度別ナーチャリング

LINEステップ配信の条件分岐でできること

条件分岐でできるのは、単なる順番待ちの自動配信ではありません。

LINE公式アカウントでは、開始条件や分岐条件にオーディエンスを使えるようになっており、過去配信の開封・クリック状況をもとにシナリオを枝分かれさせる考え方が取り入れやすくなっています。
LINEヤフー for Business

また、友だち追加経路の分析もできるため、「店頭QRから来た人」「広告経由で追加した人」のように流入元を踏まえた導線づくりが進めやすいのも特徴のひとつ。

どこから来た友だちなのかが分かると、最初に送るメッセージのミスマッチを減らせます。
LINEヤフー for Business

分岐の考え方 期待できる効果
属性で分ける 年代・性別・地域で内容を変える 興味の薄い情報を減らせる
反応で分ける 開封・クリック・回答の有無で次の配信を変える 検討度に合わせた育成がしやすい
行動で分ける 購入済み、来店済み、資料請求済みで分ける 無駄打ちを減らしてCVにつながりやすい
追加経路で分ける 店頭QR、広告経由、紹介経由で内容を変える 初回メッセージのズレを防げる

LINE公式アカウントで条件分岐を設計するやり方

条件分岐を設計するやり方の基本は、難しく考える必要はありません。

まずは「何を達成したいか」を決め、そのうえで分岐条件を組み立てていきます。

たとえば目的が初回購入なら、友だち追加直後に興味カテゴリを尋ねるアンケートを送り、回答内容ごとにおすすめ商品を変える流れが考えられるでしょう。

  1. ゴールを決める(購入、来店、予約、資料請求など)
  2. 分岐条件を決める(属性、開封、クリック、回答、購入有無など)
  3. 各分岐ごとに送るメッセージを用意する
  4. 配信後に開封・クリック・追加経路を見て改善する

LINEは国内月間利用者数が1億人以上(2025年12月末時点、LINEヤフー株式会社発表)と圧倒的なリーチを持ち、メッセージの平均開封率は約55%(2022年6月 LINEヤフー株式会社調べ)と他チャネルと比較しても高い水準にあります。

一方で平均ブロック率は約36%というデータもあり、興味に合わない情報を送り続けると離脱が起きやすい側面も。

条件分岐は、このミスマッチを減らすための実務的な手段として位置づけられます。
LINEヤフー株式会社 LINEヤフー for Business LINEヤフー for Business公式note

条件分岐の効果を高めるコツ

成果につながりやすいのは、分岐を複雑にしすぎない設計です。最初から細かく枝分かれさせると、運用中に見直しづらくなりがち。

まずは「興味あり・比較中・購入済み」のように、意味のある3分岐前後から始めるのがおすすめです。

さらに、分岐後の導線を変える発想も効果アップの鍵を握ります。

たとえばリッチメニューを切り替えれば、初回検討者にはFAQ中心、購入済みにはサポート中心といった出し分けも可能。

LINE Developersでも、リッチメニューをタブのように切り替える方法が案内されています。LINE Developers

  • 最初は大分類で分岐する
  • 分岐の基準を社内で説明できる状態にしておく
  • 配信後の分析を前提にシナリオを組み立てる
  • 購入済みや来店済みの人に新規向け訴求を重ねない
  • シナリオ全体の通数を見直し、配信頻度が多くなりすぎないよう調整する

LINEステップ配信の条件分岐に関するよくある質問

LINE公式アカウントだけでも条件分岐はできますか

基本的な条件分岐は標準機能でも対応可能です。
まずは公式機能で小さく始め、購買履歴や会員IDとの連携、より細やかなシナリオ設計が必要になったら拡張ツールの活用も視野に入れる流れが現実的でしょう。LINEヤフー for Business

どんな条件で分岐させるのが定番ですか

定番は、友だち追加経路、アンケート回答、開封・クリック、購入有無の4つ。
最初は「検討度が違う人を分ける」視点から考えると設計しやすくなります。

条件分岐を入れると本当に効果は出ますか

必ず成果が出るとは言い切れませんが、関係の薄い情報を減らせるため、開封後のクリックや行動にはつながりやすくなります。
ブロック抑制にも有効で、特にBtoCでは、相手の状況に合わせた配信を心がけたいところです。LINEヤフー for Business公式note

最初に見るべき数字は何ですか

開封率だけでなく、クリック率、友だち追加経路、ブロック率、分岐ごとの到達数を確認するのがおすすめです。
どのシナリオが次の行動につながっているかまで見ると、改善のヒントが得やすくなります。LINEヤフー for Business

次の記事ではさらに効率的な配信を行うためにツール導入も視野に入れましょう

LINE公式アカウントの標準機能でも条件分岐の考え方は実践できますが、運用が広がるほど「もっと細かく出し分けたい」「分析や改善をスピーディに回したい」といった課題も出てきます。

次は、ツールまで含めて比較したい方に向けて、選び方を整理した記事をご覧ください。

LINEのステップ配信ツール比較の記事はこちら