LINE公式アカウントを本格的にマーケティングへ活用するなら、配信を効率化・自動化する「LINE配信ツール」の導入が欠かせません。とはいえ、ツールの種類は多く「どれを選べばいいのか分からない」という方も多いはず。
本記事では、おすすめのLINE配信ツール8選を、料金・機能・向いている用途の観点から比較します。さらにツールの選び方や導入時の注意点まで解説するので、自社に最適なLINE配信ツールを見極めたい方はぜひ参考にしてください。
LINE配信ツールは「必要な機能」「配信規模」「サポート体制」で選ぶのが失敗しないコツです。本記事では8つのツールを順不同で紹介します(ランキングではありません)。自社の目的に合うものを見つけてください。
LINE配信ツールとは?LINE公式アカウントとの違い
LINE配信ツールとは、LINE公式アカウントと連携し、標準機能だけでは実現しにくい高度な配信・分析・顧客管理を可能にする拡張ツールです。LINE公式アカウント単体では、次のような課題があります。
- 友だちへの一斉配信が中心で、属性・行動別の出し分けが難しい
- ステップ配信の設定が簡易的で、柔軟なシナリオを組みにくい
- 友だちの流入経路や行動履歴を細かく把握できない
- 顧客データを蓄積・活用した施策が打ちにくい
LINE配信ツールを導入すると、これらの課題を解決し、セグメント配信・シナリオ配信・流入経路分析・顧客管理などを実現できます。LINEを本格的なマーケティングチャネルとして活用したい企業にとって、強力な武器になります。
LINE配信ツールの選び方|4つの比較ポイント
数あるLINE配信ツールから自社に合うものを選ぶには、次の4つの観点で比較するのが効果的です。
1. 必要な機能が揃っているか
セグメント配信・ステップ配信・流入経路分析・予約管理・外部ツール連携など、自社に必要な機能が備わっているかを確認します。機能の有無だけでなく、設定画面の使いやすさも重要なポイントです。
2. 配信規模に合っているか
必要な配信通数は「友だち数 × 月間配信回数」で算出します。なお、配信通数はLINE公式アカウントの料金プランに依存するため、ツールを入れても通数自体は増えない点に注意しましょう。
3. 操作性・使いやすさ
日々運用する担当者が無理なく使えるかは、成果を左右する重要な要素です。直感的に操作できるか、管理画面が見やすいかを、無料トライアルやデモで確認するとよいでしょう。
4. サポート体制と費用対効果
導入後のサポートや運用支援の手厚さも確認したいポイントです。月額費用の安さだけでなく、「その価格で必要な機能がすべて使えるか」という費用対効果の視点で判断しましょう。
LINE配信ツールおすすめ8選を比較
ここからは、おすすめのLINE配信ツール8選を順不同で紹介します。各ツールの特徴と向いている用途を比較しながら、自社に合うものを探してみてください。
| ツール | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Ligla | AI・データ活用でリアルタイム配信 | EC・小売・アパレルのLTV向上 |
| Lステップ | シナリオ配信に強く知名度が高い | ステップマーケティング全般 |
| Liny | 直感的な操作性と顧客管理 | 初めて拡張ツールを使う事業者 |
| L Message | 無料プランがありコスパに優れる | 小規模・スモールスタート |
| KUZEN | AIチャットボットと伴走支援 | 会話型の顧客対応を強化したい企業 |
| MAAC | LINE CRM・外部データ連携 | データを横断活用したい企業 |
| KAKERU | 必要な機能を選んで導入できる | 機能をカスタマイズしたい事業者 |
| LOYCUS | 顧客データ連携とAIメッセージ作成 | 顧客データを起点に配信したい企業 |

1. Ligla(リグラ)

Liglaは、AI・機械学習アルゴリズムを活用したLINE特化型のマーケティングオートメーションツールです。Web上の行動データや顧客データをもとに、ユーザー一人ひとりに最適なタイミング・内容でリアルタイム配信できるのが特徴です。一斉配信に頼らず、データドリブンに「響く相手へ・響く内容を」届けたい企業に向いています。
- AI・データ活用によるパーソナライズ配信
- Web行動データと連携したリアルタイム配信
- EC・小売・アパレルでのLTV向上に強み
適用シーン:EC事業者や、Web行動データを活用した精度の高いマーケティングを重視する企業。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | AI・レコメンドエンジン・Web行動データ連携・CDP連携 |
| 配信規模 | 中規模以上の企業 |
| 操作性 | 管理画面で配信結果を確認しPDCAを実行 |
| サポート | 専任チームによる導入・運用サポート |
2. Lステップ

LINE公式アカウントの拡張ツールとして高い知名度を誇るのがLステップです。ステップ配信やシナリオ配信に強く、2025年6月からは無料プランの提供も始まり、より導入しやすくなりました。
適用シーン:中小企業や個人事業主で、ステップマーケティングを重視する事業者。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | ステップ配信・シナリオ配信・流入経路分析 |
| 配信規模 | 小〜中規模(フリー〜100万通まで対応) |
| 操作性 | 多機能で、活用情報やノウハウが豊富 |
| サポート | 認定サポーター制度あり |
3. Liny(リニー)

Linyは、直感的な操作性と充実した顧客管理機能に定評があるツールです。専門知識がなくても扱いやすく、初めて拡張ツールを導入する事業者でも運用しやすい点が魅力です。
適用シーン:マーケティング初心者や、まず使いやすさを重視したい事業者。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | セグメント配信・顧客管理・アンケート |
| 配信規模 | 中規模以上・法人/行政での導入実績 |
| 操作性 | 直感的に操作できる管理画面 |
| サポート | 専任サポート |
4. L Message(エルメッセージ)

L Messageは、無料プランから利用でき、幅広い機能を備えたコストパフォーマンスに優れたツールです。費用を抑えてLINEマーケティングを始めたい事業者に適しています。
適用シーン:小規模事業者や、コストを抑えてスモールスタートしたい事業者。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | 予約・決済・フォーム・ステップ配信 |
| 配信規模 | 小規模〜(無料プランあり) |
| 操作性 | シンプルで使いやすい |
| サポート | プランによりサポート範囲が異なる |
5. KUZEN(クウゼン)

KUZENは、AIチャットボットとLINE拡張機能を組み合わせたツールです。1対1チャットや行動履歴にもとづくセグメント配信に対応し、専任担当による導入から改善までの伴走支援も特徴です。
適用シーン:会話型の顧客対応を強化したい企業や、手厚いサポートを求める企業。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | AIチャットボット・セグメント配信・CRM連携 |
| 配信規模 | 中〜大規模の企業 |
| 操作性 | ノーコードで設定可能 |
| サポート | 専任担当による伴走支援 |
6. MAAC(マーク)

MAACは、LINEマーケティングを最適化するCRM型のオートメーションツールです。GA4などの外部データと連携し、セグメント配信やトリガー配信、ゲームやクイズによるエンゲージメント施策にも対応します。
適用シーン:外部データを横断的に活用し、データドリブンな施策を行いたい企業。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | AI分析・GA4連携・トリガー配信 |
| 配信規模 | 中規模以上の企業 |
| 操作性 | データ分析・効果検証に強い |
| サポート | 導入支援あり |
7. KAKERU(カケル)

KAKERUは、基本機能に加えて必要な機能だけを選んで導入できる柔軟性が特徴のツールです。外部ツール連携による顧客情報の一元管理や、ニーズに応じたオリジナル開発にも対応します。
適用シーン:自社の要件に合わせて機能をカスタマイズしたい事業者。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | 会員証・複数店舗管理・EC連携(機能を選択) |
| 配信規模 | 中規模・多店舗展開の企業 |
| 操作性 | 必要な機能を選んで導入できる |
| サポート | カスタマイズ・運用代行に対応 |
8. LOYCUS(ロイカス)

LOYCUSは、LINEと顧客データをつなぐことに重点を置いたツールです。GPTを活用したAIによるメッセージ作成に対応し、顧客データを起点にした配信を実現します。
適用シーン:顧客データを起点に、効率的にメッセージ配信を行いたい企業。
| 選び方のポイント | このツールの特徴 |
|---|---|
| 必要な機能 | 顧客データベース・セグメント配信・自動化 |
| 配信規模 | 中〜大規模の企業 |
| 操作性 | 配信効果を可視化できる |
| サポート | 導入支援あり |
目的別のおすすめLINE配信ツール

「結局どれを選べばいいのか」と迷ったら、目的から逆算するのがおすすめです。
| 目的・状況 | 選び方のヒント |
|---|---|
| コストを抑えて始めたい | 無料プランのあるツールでスモールスタート |
| ステップ配信を強化したい | シナリオ配信に強いツールを選ぶ |
| EC・データ活用で成果を出したい | AI・行動データを活用できるツールを選ぶ |
| 手厚いサポートが欲しい | 導入・運用支援が充実したツールを選ぶ |
LINE配信ツール導入時の注意点
導入をスムーズに進めるために、事前に押さえておきたい注意点を紹介します。
LINE公式アカウントの費用も別途かかる
LINE配信ツールの利用料に加えて、LINE公式アカウント自体の月額費用も発生します。ツール費用とあわせて、トータルのコストで予算を考えることが大切です。
既存データの移行を確認する
すでにLINE公式アカウントを運用している場合は、友だちや既存データの移行方法・期間を事前に確認しておきましょう。スムーズな移行ができるかは、運用開始のスピードに直結します。
多くのLINE配信ツールは料金を「要問い合わせ」としています。正確な費用や対応機能は、各ツールの資料請求や問い合わせで確認することをおすすめします。
LINE配信ツールに関するよくある質問

LINE配信ツールとLINE公式アカウントは何が違いますか
LINE公式アカウントはLINEヤフーが提供する基本サービスで、LINE配信ツールはそれと連携して機能を拡張するツールです。セグメント配信や流入経路分析、高度なシナリオ配信など、標準機能では難しい施策を実現できます。
無料で使えるLINE配信ツールはありますか
はい、L Messageや、2025年6月から無料プランを始めたLステップなど、無料プランを提供するツールがあります。まずは無料プランで試してから、必要に応じて有料プランへ移行する進め方も可能です。
LINE配信ツールを導入すると配信通数は増えますか
いいえ、配信通数はLINE公式アカウントの料金プランに依存するため、ツールを導入しても通数自体は増えません。配信量を増やしたい場合は、LINE公式アカウントのプランをアップグレードする必要があります。
LINE配信ツールはどう選べばよいですか
「必要な機能」「配信規模」「操作性」「サポート体制と費用対効果」の4点で比較するのがおすすめです。とくに自社の目的を明確にし、それに合った機能を持つツールを選ぶことが、失敗しないポイントです。
まとめ:目的に合ったLINE配信ツールで成果を最大化
おすすめのLINE配信ツール8選を紹介しました。ツール選びで大切なのは、自社の目的・配信規模・予算に合ったものを選ぶことです。
- 必要な機能が揃っているかを確認する
- 友だち数×配信頻度から配信規模を見積もる
- 操作性やサポート体制もチェックする
- 費用対効果の視点で総合的に判断する
とくに、配信量を増やすだけでなく「成果につながる配信」を実現したい企業には、データを活用したパーソナライズ配信が効果的です。
LINE特化型マーケティングツールのLigla(リグラ)は、AI・機械学習とWeb行動データを活用し、ユーザー一人ひとりに最適なタイミング・内容で配信できます。会員ID連携をしていない友だちも含めてパーソナライズ配信できる点が特徴で、友だち数200%アップ・ROAS2,000%・配信工数80%削減といった成果につながっています。
実際に、業種を問わず多くの企業が導入し、具体的な成果を上げています。
| 企業 | 業種 | 主な成果 |
|---|---|---|
| 森永製菓株式会社 | 食品・通販 | LINE経由の売上2倍/ID連携者の継続率2倍 |
| 株式会社じげん | 不動産 | LINE経由のCVR139%向上/運用時間1日30分 |
| 株式会社バロックジャパンリミテッド | アパレル | ROAS2,000%超/リッチメニュー経由のEC売上150%伸長 |
| トラベル・スタンダード・ジャパン株式会社 | 旅行 | リピート率12%→26%/アクティブユーザー6倍増 |
このほか、ETVOS・kiehl’s・PARCO・スカパー!・オープンハウスなど、アパレル・EC・不動産・人材・旅行と幅広い業界の企業が導入しています。提供元の株式会社TimeTechnologiesはLINEヤフー株式会社が認定するTechnology Partnerで、専任チームによる導入・運用サポートも受けられます。LINE配信で本気で成果を出したい方は、まずは資料で導入事例や機能の詳細をご確認ください。