LINE公式アカウント内にトークルーム広告を表示して収入GET!?

この記事ではLINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントのトークルーム内に広告を表示して収益化できる最新機能について詳しく解説します。

2023年12月に一般提供が開始されたこのトークルーム広告機能は、友だちとのコミュニケーションを活かしながら、新しい収益源を生み出す画期的な仕組みです。マーケティング初心者の方でもわかりやすく、設定方法から収益化のポイントまで丁寧にご紹介します。

トークルーム広告とは?LINE公式アカウントの新しい収益化機能

トークルーム広告とは、LINE公式アカウントのトーク画面上部に広告を表示することで、広告収益を得ることができる機能です。LINE広告が自動的に配信され、広告の表示回数に応じて発生した収益の一部が、LINE公式アカウントのオーナーに分配される仕組みになっています。

ポイント

トークルーム広告は、友だちとのメッセージのやり取りを妨げないよう、トークルーム上部に固定表示されます。ユーザーの利便性を損なわない設計になっているため、友だちとの関係を維持しながら収益化が可能です。

トークルーム広告の表示位置と仕組み

広告はトークルームのヘッダー(上部)に表示され、画像、タイトルテキスト、広告主名などが含まれます。表示される広告は、LINEヤフーが審査した広告のみとなっており、ユーザーにとって安全で適切なコンテンツが配信される仕組みです。

広告の配信は自動的に行われるため、アカウント運営者が広告内容を選んだり、入稿作業を行ったりする必要はありません。設定をONにするだけで、自動的に広告が表示され、収益が発生します。

トークルーム広告を利用できる条件

トークルーム広告を利用するには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下の表で利用条件を確認しましょう。

条件項目 詳細内容
ターゲットリーチ数 200人以上のターゲットリーチが必要
管理画面 Web版管理画面からのみ設定可能(アプリ版では設定不可)
アカウントの種類 一部のアカウントは利用制限対象となる場合がある
審査情報 事業者情報や銀行口座情報の登録が必要

利用できないアカウントの例

以下のようなアカウントは、トークルーム広告の利用が制限されています。

  • 認定セールスパートナーが開設または管理しているアカウント
  • 特別なプランを利用しているアカウント
  • 特定の業種カテゴリーを利用しているアカウント
  • 日本以外の地域でサービスを利用しているアカウント
  • 利用規約に反するアカウント

トークルーム広告の設定方法【5ステップで完了】

トークルーム広告の設定は、Web版の管理画面から簡単に行うことができます。以下の手順に従って設定を進めましょう。

ステップ1:管理画面にアクセス

LINE Official Account ManagerのWeb版管理画面にログインし、画面上部の「収益化」タブをクリックします。次に「トークルーム広告」を選択してください。

ステップ2:利用規約の確認

トークルーム広告の利用規約が表示されますので、内容をしっかりと確認します。規約に同意できる場合は、チェックボックスにチェックを入れて次へ進みます。

ステップ3:審査情報の入力

以下の情報を入力する必要があります。

  • 事業者名または氏名
  • 住所(郵便番号含む)
  • 電話番号
  • 事業内容
  • 銀行口座情報(金融機関名、支店名、口座種別、口座番号、口座名義)
注意

入力した情報は審査に使用されます。正確な情報を入力してください。銀行口座情報は、収益金を受け取る際に必要となります。

ステップ4:審査の完了を待つ

審査情報を提出すると、LINEヤフーによる審査が行われます。審査には数日から1週間程度かかる場合があります。審査結果は管理画面やメールで通知されます。

ステップ5:広告設定をONにする

審査が承認されたら、「広告設定」画面で広告の表示をONにします。これで設定は完了です。広告が自動的に表示され、収益が発生するようになります。

収益金の受け取り方法と送金の仕組み

トークルーム広告で発生した収益金は、以下の条件で受け取ることができます。

項目 詳細
申請最低金額 1,100円(税込)
申請可能期間 毎月5日から15日まで
入金時期 送金申請した月の月末
送金手数料 550円(税込)※申請金額から差し引かれる

収益金の確認方法

収益金は管理画面の「収益化」タブから確認できます。広告の表示回数や発生した収益額をリアルタイムで確認することが可能です。

ポイント

送金手数料が550円かかるため、まとまった金額になってから申請するのがおすすめです。例えば、1,100円で申請すると実際の受取額は550円になってしまいます。

送金申請の手順

  1. 管理画面の「収益化」タブから「送金申請」を選択
  2. 申請可能期間内(毎月5日〜15日)に手続きを行う
  3. 申請金額を確認し、送金申請ボタンをクリック
  4. 申請した月の月末に登録した銀行口座へ入金される

トークルーム広告のメリット

トークルーム広告を活用することで、以下のようなメリットがあります。

1. 追加の収益源を確保できる

既存のLINE公式アカウント運営に追加で収益を得られる点が最大のメリットです。商品やサービスの販売に加えて、広告収益という新しい収入源を確保できます。

2. 初期費用・運用コストがかからない

トークルーム広告の利用自体に料金はかかりません。設定をONにするだけで自動的に広告が配信されるため、追加の運用コストや手間が一切不要です。

3. 友だちとの関係を損なわない

広告はトークルーム上部に固定表示されるため、メッセージの流れを妨げません。友だちとのコミュニケーションを優先しながら、収益化が可能です。

4. 安全で適切な広告のみが表示される

LINEヤフーが審査した広告のみが配信されるため、アカウントのイメージを損なうような不適切な広告が表示される心配がありません。

トークルーム広告を活用する際の注意点

トークルーム広告を効果的に活用するために、以下の点に注意しましょう。

注意点1:ターゲットリーチ数を維持する

利用条件としてターゲットリーチ数200人以上が必要です。ブロック率が高くなると、この条件を下回る可能性があるため、友だちとの良好な関係を維持することが重要です。

  • 過度な配信を避け、価値のある情報を提供する
  • 配信頻度を適切に設定する
  • セグメント配信を活用し、ターゲットに合った情報を届ける

注意点2:ユーザー体験を最優先にする

広告収益を優先しすぎて、友だちにとって価値のない情報ばかり配信すると、ブロック率が上がってしまいます。ユーザーにとって有益なコンテンツを提供することが、長期的な収益化につながります。

注意点3:送金手数料を考慮する

送金申請には550円の手数料がかかります。少額で頻繁に申請すると、手数料負担が大きくなってしまうため、ある程度まとまった金額になってから申請するのがおすすめです。

注意点4:Web版管理画面からのみ設定可能

アプリ版の管理画面からは設定できません。必ずWeb版のLINE Official Account Managerからアクセスして設定を行ってください。

収益を最大化するための運用のコツ

トークルーム広告の収益は広告の表示回数に応じて発生します。以下のポイントを意識することで、収益を最大化できます。

1. 友だち数を増やす

広告の表示機会を増やすには、友だち数を増やすことが基本となります。以下の方法で友だちを増やしましょう。

  • 店頭やWebサイトでQRコードを掲載する
  • 友だち追加特典(クーポンや限定情報など)を用意する
  • LINE広告の「友だち追加」キャンペーンを活用する
  • SNSやメールマガジンでLINE公式アカウントを紹介する

2. 定期的なメッセージ配信を行う

友だちがトークルームを開く機会が増えれば、広告の表示回数も増加します。価値のある情報を定期的に配信することで、友だちのエンゲージメントを高めましょう。

  • 週1〜2回程度の適切な頻度で配信する
  • お得な情報やキャンペーン情報を提供する
  • 季節やイベントに合わせたタイムリーな配信を行う
  • リッチメッセージやリッチビデオメッセージで視覚的に訴求する

3. ブロック率を下げる工夫をする

ブロックされてしまうと、広告の表示機会が減ってしまいます。以下の点に注意しましょう。

  • 配信しすぎない(1日に複数回の配信は避ける)
  • セグメント配信を活用し、興味のある人にだけ情報を届ける
  • 有益なコンテンツを提供し、友だちにとっての価値を高める
  • 1対1トークで個別対応を丁寧に行う
実践アドバイス

トークルーム広告は、友だちとの良好な関係があってこそ成り立つ収益モデルです。短期的な収益を追求するのではなく、長期的な視点で友だちとの信頼関係を築くことが、安定した収益化につながります。

LINE公式アカウントの広告関連機能の全体像

LINE公式アカウントには、トークルーム広告以外にも様々な広告関連の機能があります。それぞれの特徴を理解して、目的に応じて活用しましょう。

LINE広告との違い

項目 トークルーム広告 LINE広告
目的 収益を得る(広告を表示する側) 集客や販促(広告を出稿する側)
費用 無料(収益を受け取る) 有料(広告費を支払う)
表示場所 自社のLINE公式アカウント内 LINEアプリ内の様々な場所
広告内容 自動配信(選べない) 自社で作成・選択可能

トークルーム広告は「広告を表示して収益を得る」機能であり、LINE広告は「広告を出稿して集客する」機能です。両者を組み合わせることで、より効果的なマーケティング戦略を構築できます。

まとめ:トークルーム広告で新しい収益源を確保しよう

LINE公式アカウントのトークルーム広告は、既存のアカウント運営に追加で収益を得られる画期的な機能です。初期費用や運用コストがかからず、設定も簡単なため、すぐに始めることができます。

最も重要なのは、友だちとの良好な関係を維持しながら活用することです。価値のある情報を提供し続けることで、ターゲットリーチ数を維持し、安定した広告収益を得ることができます。

まずはターゲットリーチ数200人以上を目指し、Web版管理画面から設定を行ってみましょう。2025年現在、多くの企業や店舗がこの機能を活用して、新しい収益源を確保しています。

今すぐできるアクション

1. 自社のLINE公式アカウントのターゲットリーチ数を確認する
2. 200人以上いる場合は、Web版管理画面からトークルーム広告の設定を開始する
3. 友だち数を増やすための施策を計画・実行する
4. 定期的に収益状況を確認し、運用を最適化する

トークルーム広告を上手に活用して、LINE公式アカウントを収益性の高いマーケティングツールとして成長させましょう。