LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントのブロック設定について、ユーザー側と運営側の両方の視点から徹底解説します。
ブロック機能の使い方から、ブロック率を下げる効果的な対策まで、公式LINEアカウント初心者にもわかりやすくお伝えします。
LINE公式アカウントのブロック機能とは
LINE公式アカウントのブロック機能は、ユーザーが不要なメッセージや通知を停止するために使用する機能です。ブロックされると、運営側から配信されるメッセージやプッシュ通知が届かなくなります。
ブロック機能は一方向性であり、ユーザーがブロックしても運営側には通知されません。また、ブロック後もユーザーは友だちリストに残り続けます。
ブロック機能の基本的な仕組み

ブロック機能を利用すると、以下のような効果があります。
- メッセージ配信が届かなくなる
- プッシュ通知が停止される
- LINE VOOMに投稿が表示されなくなる
- 友だち一覧には残るが通知は来ない
ユーザー側:LINE公式アカウントをブロックする方法
ユーザーがLINE公式アカウントをブロックする方法は複数あります。最も簡単で確実な方法をご紹介します。
方法1:トーク画面からブロックする
- 該当のLINE公式アカウントのトーク画面を開く
- 画面右上の三本線(メニュー)をタップ
- 表示されるメニューから「ブロック」を選択
- 確認画面で「ブロック」をタップして完了
方法2:友だちリストからブロックする
- ホーム画面から「友だち」を選択
- 「すべて見る」をタップ
- 「公式アカウント」タブを開く
- ブロックしたいアカウントを長押しまたはスライド
- 「ブロック」を選択して完了
ブロック後の完全削除方法
ブロックだけでは友だちリストに残り続けるため、完全に削除したい場合は以下の手順を行います。
- ホーム画面から「設定」(歯車アイコン)をタップ
- 「友だち」を選択
- 「ブロックリスト」をタップ
- 削除したいアカウントの「削除」ボタンをタップ
| 操作 | 効果 | 友だちリストへの影響 |
|---|---|---|
| ブロック | メッセージ・通知停止 | リストに残る |
| 削除 | 完全に関係を断つ | リストから消える |
ブロックを元に戻したい場合は、ブロックしたLINE公式アカウントを解除する方法をご覧ください。また、ブロックの詳しい仕様は、LINEヘルプセンター「ブロックの仕様/方法」でも確認できます。
運営側:LINE公式アカウントでのブロック対応方法
LINE公式アカウントの運営側には、ユーザーを直接ブロックする機能は提供されていません。しかし、迷惑ユーザーに対処する「スパム設定」機能があります。
スパムユーザー設定の方法
迷惑なメッセージを送ってくるユーザーに対しては、スパム設定で対応できます。
- LINE Official Account Managerにログイン
- 「チャット」メニューを選択
- 対象ユーザーの名前横にあるメニュー(点が縦に3つ並んだアイコン)をクリック
- 「スパムユーザーに設定」を選択
- 「適用」をクリックして完了
スパム設定されたユーザーからのメッセージはチャット画面に表示されなくなりますが、ユーザー側には通知されません。
ブロック数の確認方法
運営側でブロック数を確認する手順は以下のとおりです。
- LINE Official Account Managerにログイン
- 画面上部の「分析」タブを選択
- 「友だち」メニューをクリック
- 友だち追加数、ターゲットリーチ数、ブロック数を確認
ブロック率の計算方法と平均値

ブロック率は運営の成果を測る重要な指標です。適切なブロック率を把握することで、配信内容の改善につなげられます。
ブロック率の計算式
ブロック率は以下の計算式で求められます。
ブロック率(%)= ブロック数 ÷ 友だち合計数 × 100
例:友だち数1,000人、ブロック数360人の場合
ブロック率 = 360 ÷ 1,000 × 100 = 36%
LINE公式アカウントの平均ブロック率
LINEヤフー for Businessの公式noteによると、LINE公式アカウントのブロック率は約36%とされています。自社のブロック率がこの水準を上回る場合は、配信内容や頻度の見直しが必要です。
出典:LINEヤフー for Business公式note
| ブロック率の目安 | 評価 | 対策 |
|---|---|---|
| 約36%(平均)を下回る | 良好 | 現状の運用を継続 |
| 約36%前後 | 平均的 | 改善の余地あり |
| 約36%を大きく上回る | 要改善 | 配信内容・頻度の見直し |
ブロックされる主な原因と対策
ユーザーがLINE公式アカウントをブロックする理由を理解し、適切な対策を講じることでブロック率を改善できます。
ブロックされる4つの主要原因
- 配信頻度が多すぎる:毎日のように送られる大量のメッセージ
- 内容に価値がない:セール情報ばかりで有益な情報がない
- タイミングが悪い:深夜や早朝の配信
- 利用しなくなった:店舗やサービスを使わなくなった
ブロック率を下げる効果的な対策
1. 配信頻度の最適化
配信頻度は週1~2回程度が目安とされています。毎日配信は避け、ユーザーにとって価値のある情報を厳選して送信しましょう。
2. セグメント配信の実施
すべての友だちに同じ内容を送るのではなく、ユーザーの属性や行動に基づいて配信内容を変える「セグメント配信」が効果的です。配信の絞り込み方は、セグメント配信の方法でも詳しく解説しています。
- 年齢・性別による配信内容の調整
- 購入履歴に基づいたおすすめ商品の提案
- 地域限定情報の配信
- 利用頻度に応じた特別オファー
3. 配信時間の最適化
| 時間帯 | 反応率 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 朝(7~9時) | 中 | △ |
| 昼(12~13時) | 高 | ○ |
| 夕方(18~20時) | 最高 | ◎ |
| 深夜(22時以降) | 低 | × |
4. 価値のあるコンテンツ配信
ユーザーにとって有益な情報を提供することが最も重要です。
- 業界の最新情報や豆知識
- 限定クーポンや特典情報
- 季節に合わせたお役立ち情報
- 商品の使い方やレシピ紹介
5. あいさつメッセージの工夫
友だち追加時のあいさつメッセージで、配信内容と頻度を明確に伝えることで、ユーザーの期待値を適切に設定できます。
リッチメニューとブロック防止

リッチメニューは、ユーザーとの接点を増やし、ブロック率を下げる効果的なツールです。適切に設計されたリッチメニューは、ユーザーの満足度向上につながります。作成手順は、リッチメニューの作り方で詳しく解説しています。
効果的なリッチメニューの要素
- お得情報・クーポンへの簡単アクセス
- よくある質問(FAQ)への導線
- 商品カタログやサービス紹介
- お問い合わせやチャット機能
- 会員登録や予約機能
ブロック対策の成功事例
実際の成功事例から、効果的なブロック対策を学びましょう。教育業界の事例では、適切な運用によりブロック率を改善した企業が多数あります。
教育業界での成功ポイント
- 学習に役立つ情報の定期配信
- 個別相談への迅速な対応
- 保護者向けと学生向けの配信内容の使い分け
- 試験情報やイベント告知のタイムリーな配信
まとめ:効果的なブロック設定と対策
LINE公式アカウントのブロック設定について、ユーザー側と運営側の両方の視点から解説しました。ブロック率を平均(約36%)より低く抑えることを目標に、以下のポイントを意識した運用を心がけましょう。
- 適切な配信頻度(週1~2回)の維持
- ユーザーにとって価値のある情報の提供
- セグメント配信による個別最適化
- 配信時間の最適化(18~20時推奨)
- 定期的なブロック率の確認と改善
これらの対策を実践することで、ユーザーとの良好な関係を維持し、効果的なLINEマーケティングを実現できます。ブロック設定は適切に活用し、お互いにとって快適なコミュニケーション環境を構築しましょう。