LINE公式アカウントで抽選キャンペーンを行いたいものの、本当にできるのか、どこまで標準機能で対応できるのかと迷う方は多いのではないでしょうか。
結論からいうと、LINE公式アカウントで抽選キャンペーンは実施できます。実際に、抽選付きクーポンや友だち紹介クーポンなど、キャンペーン施策に活用しやすい機能が用意されています。ただし、抽選を実施できることと、キャンペーンで成果を出せることは別です。友だち追加を増やしたいのか、購入を増やしたいのか、既存顧客の再来訪を促したいのかによって、設計すべき導線は大きく変わります。
この記事では、LINE公式アカウントでできる抽選キャンペーンの基本、実施時の注意点、そして成果につなげるために押さえたい運用ポイントまでわかりやすく解説します。
LINE公式アカウントで抽選キャンペーンは行える
LINE公式アカウントには、販促施策に使えるクーポン機能があります。なかでも抽選付きクーポンを使えば、ユーザーがその場で当たり・はずれを確認でき、当選確率も1〜99%の間で自由に設定できるため、参加ハードルを下げながら企画に合わせた調整がしやすいのが特長です。さらに、友だち紹介クーポンを使えば、既存の友だち経由で新規友だち追加を促進する施策も組めます。
そもそもLINEは国内で広く利用されており、接触機会を作りやすいチャネルです。加えて、LINE公式アカウントの平均開封率は約55%とされており、キャンペーン告知を見てもらいやすい点も強みです。クーポンやキャンペーンは友だち追加の動機にもなりやすく、まず接点を作りたい企業と相性がよい施策といえます。
出典:2022年6月 LINEヤフー株式会社調べ
LINE公式アカウントだけでできる抽選キャンペーンの方法
1. 抽選付きクーポンを使う
もっとも取り組みやすいのが、LINE公式アカウントのクーポン機能を使った抽選施策です。抽選結果がその場で分かるため、ユーザーは参加しやすく、店舗集客やECの初回購入促進とも相性があります。
- 来店特典として当たり付きクーポンを配布する
- セールや新商品発売に合わせて参加型施策を打つ
- キャンペーン参加後に別導線へつなげる
特に、まずは小さく始めたい、短期間で告知したいという場合は、標準機能だけでも十分スタートできます。
2. 友だち紹介クーポンを使う
友だち数を増やしたい場合は、友だち紹介クーポンの活用が有効です。既存の友だちがクーポンの紹介ページをシェアし、紹介されたユーザーが友だち追加すると、紹介した人・された人の両方がクーポンを獲得できる仕組みのため、拡散を狙ったキャンペーンに向いています。
友だち追加の動機としてクーポンや特典は定番であり、抽選企画と友だち追加施策を組み合わせる考え方は非常に自然です。単に「登録してください」と訴求するよりも、参加メリットが明確なぶん反応を得やすくなります。
ただし、標準機能だけでは限界がある
一方で、LINE公式アカウントだけでは設計しにくいケースもあります。抽選キャンペーンで成果を出したいなら、単発の当たり施策で終わらせず、その後の配信や顧客育成まで視野に入れる必要があります。
| 項目 | 標準機能でできること | 課題になりやすい点 |
|---|---|---|
| 抽選の実施 | 抽選付きクーポンで対応しやすい | 複雑な条件分岐や高度な設計は工夫が必要 |
| 友だち追加促進 | 友だち紹介クーポンで促進可能 | 追加後の育成設計まで一気通貫で考えにくい |
| 配信最適化 | メッセージ配信は可能 | ユーザーごとの最適化や運用負荷が課題になりやすい |
| 成果測定 | 基本的な確認は可能 | 売上貢献や行動データ連携まで深く見たいときに限界がある |
たとえば、以下のような要件がある場合は、標準機能だけでは運用が重くなりがちです。
- ECのかご落ちや閲覧商品に応じて配信を変えたい
- 抽選参加後のユーザーをセグメントして追客したい
- LINE外のWeb行動や会員情報とつなげたい
- 複数施策を並行しながら効果検証したい
抽選キャンペーン実施時の注意点
ユーザーに迷惑と感じさせないこと
キャンペーンは反応を取りやすい一方で、配信頻度や訴求の強さを誤ると逆効果になりかねません。LINE公式アカウントの平均ブロック率は約36%とされており、ユーザーにとって不要な配信が続くと、せっかく獲得した友だちを失いやすくなります。
出典:LINEヤフー for Business公式note
また、ブロックの理由としては配信頻度の多さが最も多いという調査結果もあります。抽選キャンペーンの前後こそ、告知・リマインド・当選案内・その後のフォローまで、送りすぎない設計が重要です。
出典:モビルス株式会社「消費者のLINE公式アカウント利用実態調査」
参加条件と当選後導線を明確にすること
抽選キャンペーンでは、参加条件が分かりづらいと離脱を招きます。友だち追加が必要なのか、購入が必要なのか、アンケート回答が必要なのかを最初に明確にしましょう。また、当選して終わりではなく、来店・購入・会員登録など、次の行動につながる導線を設計しておくことが大切です。
当たるかもしれないという体験で反応を取れても、その後に何も設計されていなければ売上にはつながりません。キャンペーンの目的が新規獲得なのか、休眠復活なのか、購入促進なのかを先に決めることが重要です。
第三者広告のような使い方や不快な訴求を避けること
LINE公式アカウントの利用規約上も、第三者の広告媒体としての不適切な利用や、ユーザーに不快感・迷惑を与える情報配信は避ける必要があります。抽選キャンペーンは拡散力があるぶん、訴求内容や見せ方に注意し、運営主体・参加条件・注意事項が分かる状態で実施するのが基本です。
出典:LINE公式アカウント利用規約
成果を出すには抽選後の設計が重要
抽選キャンペーンで見落とされがちなのが、当選体験の後の運用です。せっかく友だち追加されたとしても、その後の配信が一斉送信ばかりでは、関心の薄いユーザーにとってノイズになりやすくなります。
重要なのは、抽選を入口にしながら、ユーザーの行動や属性に応じて次のコミュニケーションを変えることです。たとえば、応募だけした人、クーポンを利用した人、購入まで進んだ人では、送るべきメッセージは本来同じではありません。
この設計ができると、キャンペーンは単発の集客施策ではなく、継続的な売上につながるCRM施策へ変わっていきます。
抽選キャンペーンを継続成果につなげるならLiglaも有力
抽選をやって終わりにしたくないなら、LINE運用を拡張できるツールの活用も検討したいところです。Liglaは、LINEの友だち獲得から配信最適化、ID連携、Web行動活用までを支援できるサービスで、インスタントウィンのような施策にも対応しやすいのが特長です。
さらに、抽選キャンペーン後のフォローを含めた運用改善にも相性があります。たとえば導入事例では、森永製菓で導入約1年でLINE経由売上2倍、友だち数とターゲットリーチが約2倍、ID連携者の6ヶ月継続率が通常顧客比2倍といった成果が紹介されています。カタログハウスでも、LINE経由売上15%増、かご落ち配信CVR15%超などの改善が出ています。
もちろん、これらは抽選施策単体の成果ではありません。ただし、友だち獲得後の配信設計やデータ活用まで含めてLINE施策を最適化すると、成果の伸びしろが大きいことはわかります。抽選キャンペーンを入口に、売上やLTVまで見据えた運用をしたい企業には相性のよい選択肢です。
出典:Ligla導入事例(森永製菓、カタログハウス)
まとめ
LINE公式アカウントで抽選キャンペーンは行えます。まずは抽選付きクーポンや友だち紹介クーポンを使って、参加しやすい施策を組むのが現実的です。
ただし、本当に重要なのは抽選を実施すること自体ではありません。友だち追加を増やしたいのか、来店を促したいのか、購入につなげたいのかを明確にし、その後の配信設計まで含めて考えることが成果への近道です。標準機能だけで十分か判断したい、抽選施策を売上につなげたいという場合は、運用設計まで含めて整理してみると失敗しにくくなります。
LINE抽選キャンペーンを設計から相談したい方へ
Liglaなら、LINEの友だち獲得施策だけでなく、配信の最適化、ID連携、Web行動活用まで含めて設計できます。抽選キャンペーンを単発で終わらせず、売上につながるLINE運用にしたい場合は、まずはサービス内容を確認してみてください。