LINE運用の自社事例から見る成功のための3つのポイント

LINE運用に取り組む企業が増える一方で、「成果につながる運用の仕方がわからない」と悩む担当者は少なくありません。そこで参考になるのが、すでに成果を上げている企業の取り組みです。本記事では、LINE運用の成功事例を取り上げながら、成果につながった共通のポイントを整理します。自社の運用を見直すヒントとして役立ててください。

LINEは国内で月間1億人以上(2025年12月末時点、LINEヤフー株式会社発表)が利用しており、BtoC企業にとって欠かせない顧客接点になっています。だからこそ、配信の質と運用の仕組みが成果を大きく左右します。

出典:LINEヤフー株式会社

先に結論

LINE運用で成果を出している企業には、「データに基づく配信」と「運用の自動化」を両立しているという共通点があります。一斉配信に頼らず、顧客の状態に合わせた配信を無理のない工数で続けることが、成果を伸ばす鍵です。

LINE運用の成功事例から学べること

成功事例を見る価値は、自社で再現できるポイントを具体的に把握できる点にあります。業種が違っても、配信設計や運用体制の工夫は応用が利きます。ここでは、アパレル・食品・人材・旅行といったさまざまな業種で成果を上げた事例を見ていきましょう。

LINE運用の成功事例5選

バロックジャパンリミテッド(アパレル)|ROAS2,000%を実現

「MOUSSY」など20〜30代女性向けのブランドを展開するバロックジャパンリミテッドは、友だち数は多いものの大半が会員ID未連携のライト層という課題を抱えていました。一斉配信ではブロック率が上がり、施策が頭打ちになっていたといいます。

そこで、未購入・未会員の友だちにもWeb行動履歴をもとにしたパーソナライズ配信を実施。閲覧商品のリマインドやレコメンドを自動配信した結果、ROAS2,000%・会員ID連携率42.3%という成果につながりました。

森永製菓(食品・定期通販)|LINE経由の売上・継続率が2倍

定期通販モデルを軸にダイレクトマーケティングを展開する森永製菓は、年々低下するメールの反応率に課題を感じていました。主要な顧客接点をメールからLINEへ広げ、顧客の状態に合わせた配信に取り組みます。

その結果、LINE経由の売上が2倍、継続率も2倍に向上。メールでは届きにくくなっていた層へ、LINEで継続的にアプローチできるようになりました。定期通販におけるLTV最大化の好例です。

株式会社じげん(人材・Webサービス)|1日30分の運用でCVRが139%に

生活に関わる各種サービスを展開する株式会社じげんは、導入前は配信設定が難しく、週1回の定期配信を設定するだけで何時間も費やしている状態でした。配信の自動化に取り組んだ結果、1日30分ほどの運用でLINE経由のCVRが139%に向上しています。

あわせて、新規の友だちにアンケートを訴求し、回答しやすいUI設計と対象条件の絞り込みによって約60%が全問回答。自社のマーケターだけで運用を回しながら成果を出した事例です。

トラベル・スタンダード・ジャパン(旅行)|リピート率が2.2倍に

海外旅行を専門とするトラベル・スタンダード・ジャパンは、ネット完結型でサービスを展開しています。同社は「旅前・旅中・旅後」という旅行のフェーズごとに配信内容を分け、それぞれの段階に合った情報を届ける施策に取り組みました。

フェーズに応じたきめ細かなコミュニケーションによって、リピート率は2.2倍に向上。一度きりになりがちな旅行需要を、継続的な関係づくりへとつなげています。

株式会社エス・エム・エス(人材)|求人配信を自動化し内製で成果

高齢社会に関わる40以上のサービスを展開する株式会社エス・エム・エスは、看護師向けの転職サービス「ナース専科 転職」でLINEを活用しています。一人ひとりに合ったおすすめ求人の配信を自動化し、運用を内製化しました。

専門の外部支援に頼り切らず、社内でLINE運用を内製化しながら成果を出した点が特徴です。求人とユーザーをマッチングさせる自動配信は、人材業界ならではの活用といえます。

成功事例に共通する3つのポイント

業種は違っても、成果を出している企業の運用には共通点があります。自社で取り入れられる3つのポイントとして整理します。

1. データに基づくセグメント配信

いずれの事例も、顧客の属性や行動データをもとに配信を出し分けています。「全員に同じ内容」ではなく「必要な人に必要な情報」を届けることが、開封率や反応率を高める基本です。会員IDや購買履歴と連携できれば、配信の精度はさらに高まります。

2. 運用の自動化で工数を抑える

成果を出し続けるには、運用を無理なく継続できる体制が欠かせません。じげんの事例のように、配信を自動化すれば、限られた工数でも質の高い運用を維持できるようになります。設定作業から解放されると、施策の企画や改善に時間を使えるようになります。

3. 未接点・休眠層へのアプローチ

バロックジャパンや森永製菓の事例のように、まだ購入していない層や離れてしまった顧客へ働きかけることも、成果を伸ばす鍵です。接点の薄い層を放置せず、段階に応じた配信で関係を育てることで、将来の購入やリピートにつなげられます。

自社のLINE運用を成功に近づけるなら

ここまで見てきた成功のポイントを自社で実践するには、データ連携と配信の自動化を支えるツールの活用が近道です。Ligla(リグラ)は、LINE特化型MAツールです。

Liglaの主な特徴

  • 東証プライム上場のブレインパッドグループ(株式会社TimeTechnologies)が提供する、Rtoasterのロジックを活用したレコメンドエンジンを搭載
  • ノーコードで操作でき、専任エンジニアなしでも運用を内製化しやすい
  • 月間50万通まで無料で配信できる独自の無料配信枠(LINE公式アカウントの無料通数とは別枠)
  • 導入から配信開始まで約8週間のスピード導入
  • 会員IDを連携した顧客のLTVが、非ID連携者と比較して平均1.8倍に向上(Ligla調査)

今回紹介した事例のように、データを活かした配信と運用の自動化を、専任の担当者がいなくても実現しやすいのが特徴です。LINE運用の成果をもう一段引き上げたい企業は、まず資料で詳細を確認してみてください。