LINE公式アカウントのチャットボットは、企業のカスタマーサポートやマーケティング活動を自動化できる強力な機能です。
本記事では、LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントのチャットボットの基本機能から最新のAI機能、料金プラン、設定方法まで、マーケティング初心者にもわかりやすく解説します。
顧客対応の効率化や24時間自動応答を実現したい企業担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントのチャットボットとは
LINE公式アカウントのチャットボットとは、ユーザーから送られてくるメッセージに対して、自動で返信を行うシステムのことです。人が対応しなくても、事前に設定したルールに基づいて即座に回答できるため、カスタマーサポートやFAQ対応の業務効率化に大きく貢献します。
チャットボットを活用することで、営業時間外でもユーザーの問い合わせに対応できるようになり、顧客満足度の向上とスタッフの負担軽減を同時に実現できます。
チャットボットの基本機能
LINE公式アカウントには、チャットボットとして利用できる複数の機能が用意されています。
- 応答メッセージ:特定のキーワードに反応して自動返信する機能
- 手動チャット:スタッフが直接メッセージを返信する機能
- チャットとBotの併用:2022年11月より、自動応答と手動対応を組み合わせた運用が可能に
これらの機能を組み合わせることで、簡単な問い合わせは自動で処理し、複雑な内容は人が対応するといった効率的なカスタマーサポート体制を構築できます。
2026年11月新登場のAIチャットボット(β)機能
2026年11月12日、LINE公式アカウントに画期的な新機能「AIチャットボット(β)」が追加されました。この機能は、生成AIを活用してユーザーからの問い合わせ内容を自動判別し、最適な回答を自動で返信する高度なチャットボット機能です。
AIチャットボット(β)の特徴
AIチャットボット(β)は、事前に登録したQ&Aリストの中から、生成AIが問い合わせ内容に最も適した回答を自動選択して返信します。従来の応答メッセージと異なり、キーワードの完全一致ではなく、質問の意図を理解して適切な回答を提供できる点が大きな特徴です。
- ユーザーからのチャット内容をAIが自動判別
- 設定したQ&Aリストから最適な回答を自動選択
- キーワード設定が不要で、自然な会話に対応
- Q&A登録と動作確認は無料で利用可能(2026年11月12日以降順次提供)
- 実際のユーザー対応には「チャットProオプション」の契約が必要
AIチャットボット(β)の設定方法
AIチャットボット(β)の設定は、LINE公式アカウントの管理画面から簡単に行えます。
- LINE公式アカウントの管理画面にログイン
- 左側のサイドメニューから「自動応答」→「AIチャットボット(β)」を選択
- 注意事項を確認してQ&Aを登録
- 動作確認を実施
- 実運用には「チャットProオプション」を契約
LINE公式アカウントの料金プラン
LINE公式アカウントは、ビジネスの規模や配信頻度に応じて選べる3つの基本料金プランを提供しています。
| プラン名 | 月額料金(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ料金 |
|---|---|---|---|
| フリープラン | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 1通あたり5円 |
これらの基本プランは、メッセージ配信数のみが異なり、機能面での制限はありません。チャットボット機能や応答メッセージは、どのプランでも利用可能です。
チャットProオプション
AIチャットボット(β)を実際のユーザー対応に利用するには、「チャットProオプション」の契約が必要です。
| 項目 | 通常 | チャットProオプション |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0円/月 | 3,000円/月(税別) |
| チャット履歴保存期間 | 6ヶ月 | 最大5年間 |
| 保存データ容量 | – | 300GBまで拡張 |
| AIチャットボット(β) | 動作確認のみ | 実運用可能 |
チャットProオプションは、2026年3月から提供が開始された有料機能で、月額3,000円(税別)で利用可能です。AIチャットボット機能の他、チャット管理や運用効率化機能も利用できます。
チャットボットのメリット
LINE公式アカウントのチャットボットを導入することで、企業とユーザーの双方に多くのメリットがあります。
企業側のメリット
- 業務効率化とコスト削減:よくある質問への対応を自動化することで、スタッフの負担を大幅に軽減できます
- 24時間365日対応:営業時間外でも即座に回答できるため、機会損失を防げます
- 対応品質の均一化:スタッフによる対応のばらつきがなくなり、一定品質のサービスを提供できます
- データ蓄積と分析:ユーザーからの問い合わせ内容を蓄積し、マーケティングに活用できます
ユーザー側のメリット
- 即時回答:待ち時間なく、すぐに必要な情報を得られます
- いつでも問い合わせ可能:時間や場所を選ばず、気軽に質問できます
- 使い慣れたLINEで完結:新しいアプリをダウンロードする必要がなく、普段使っているLINEで完結します
チャットボットの設定方法
LINE公式アカウントでチャットボットを設定する基本的な手順を解説します。
応答メッセージの設定
- LINE公式アカウントの管理画面にログイン
- 画面右上の「設定」ボタンをクリック
- 左側メニューから「応答設定」を選択
- 「応答機能」で「応答メッセージ」をオンに設定
- 「応答メッセージ」セクションで新規メッセージを作成
- キーワードと返信内容を設定
応答メッセージの種類
LINE公式アカウントの応答メッセージには、2つのタイプがあります。
| タイプ | 特徴 | 使用例 |
|---|---|---|
| 一律応答 | すべてのメッセージに同じ内容を返信 | 営業時間案内、定型挨拶 |
| キーワード応答 | 特定のキーワードに反応して返信 | 「営業時間」「料金」などの個別FAQ |
チャットとBotの併用設定
2022年11月以降、LINE公式アカウントではチャット(手動対応)とBot(自動対応)を同時に使用できるようになりました。これにより、簡単な質問は自動で、複雑な問い合わせは人が対応するといった柔軟な運用が可能です。
- 応答設定で「手動チャット+応答メッセージ」を選択
- 応答メッセージの設定で自動返信するキーワードを登録
- 該当しないメッセージは手動チャットで対応
チャットボット活用事例
LINE公式アカウントのチャットボットは、様々な業種・用途で活用されています。
EC・小売業
- 商品の在庫確認や配送状況の自動回答
- クーポンやセール情報の配信
- かご落ち(カート放棄)ユーザーへのリマインド配信
- 商品レコメンド
飲食店
- 営業時間や定休日の案内
- 予約受付の自動化
- メニューや価格の問い合わせ対応
- テイクアウト注文受付
サービス業
- 予約可能日時の自動案内
- 料金プランの説明
- よくある質問への自動回答
- 来店リマインド配信
チャットボット運用のポイント
チャットボットを効果的に運用するためのポイントをご紹介します。
チャットボットは設定して終わりではなく、継続的な改善が重要です。ユーザーからの問い合わせ内容を分析し、Q&Aを随時更新することで、自動対応率を向上させることができます。
Q&Aの充実化
- よくある質問を優先的に登録する
- 類似の質問パターンも考慮して複数のキーワードを設定
- 定期的に問い合わせ内容を分析し、新しいQ&Aを追加
手動対応との適切な切り分け
- 単純な質問はチャットボットで自動対応
- 複雑な問い合わせや個別対応が必要なものは手動チャットに誘導
- 自動対応できない場合の案内文を用意
応答スピードの維持
- チャットボットは即座に返信する設定を維持
- 手動対応が必要な場合は、対応可能時間を明示
- 営業時間外は自動応答のみにする設定も検討
チャットボット導入時の注意点
チャットボットを導入する際には、いくつか注意すべき点があります。
友だち登録が必要
LINE公式アカウントのチャットボットを利用するには、ユーザーが事前に友だち登録する必要があります。そのため、友だち獲得のための施策も併せて実施することが重要です。
メッセージ通数の管理
自動応答はメッセージ配信数にカウントされるため、プランごとの上限を超えないよう注意が必要です。特にフリープランやライトプランでは、上限に達すると追加配信ができなくなります。
定期的なメンテナンス
営業時間や料金などの情報が変更された場合、チャットボットの設定も更新する必要があります。古い情報を配信し続けると、ユーザーの信頼を損なう可能性があります。
クーポンなど配信の効果を最大化するならLigla(リグラ)がおすすめ
LINE公式アカウントの基本機能だけでは物足りない、より高度なマーケティング施策を実施したい企業には、LINE特化型マーケティングオートメーションツール「Ligla(リグラ)」がおすすめです。
Ligla(リグラ)の特徴
Ligla(リグラ)は、株式会社TimeTechnologiesが提供するLINEマーケティング自動化サービスで、LINEヤフー株式会社が認定するTechnology Partnerです。
- Web行動履歴取得:ユーザーのサイト閲覧履歴や購入履歴を自動取得
- AIによるパーソナライズ配信:ユーザーごとに最適なタイミングで最適な商品やクーポンを自動配信
- かご落ち配信:カートに商品を入れたまま離脱したユーザーへの自動リマインド
- リマーケティング配信:サイト訪問者への追跡配信
- セグメント配信:顧客属性や行動に基づいた細かなセグメント配信
- 会員情報(ID)連携:既存の会員データベースとの連携
- 商品データ連携:ECサイトの商品データを活用した動的配信
Ligla(リグラ)の料金プラン
Ligla(リグラ)には、企業の課題や目的に合わせた複数のプランが用意されています。
| プラン名 | 月額料金(税込) | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| ライトプラン | 88,000円~ | 様々な種類の配信を試してみたい方、まずは簡単にLINEでMA運用したい方 |
| ベースプラン | お問い合わせ | すべての機能をお得に利用したい方、社内にナレッジをためたい方 |
| 運用支援プラン | お問い合わせ | 自社メンバーだけでの導入に不安がある方、希望に合わせた設定や運用方法を提案してほしい方 |
運用支援プランでは、配信企画支援、配信設定代行、クリエイティブ作成、レポーティング、定例会、公式アカウント分析、戦略設計などの手厚いサポートを受けられます。
Ligla(リグラ)の導入メリット
Ligla(リグラ)を導入することで、LINE公式アカウントの基本機能では実現できない高度なマーケティング施策を実施できます。
Ligla(リグラ)の最大の特徴は、AIがユーザーの行動を自動分析し、購買意欲の高いタイミングで最適なコミュニケーションを自動で行える点です。「何もしない」で売上向上を実現できる、次世代のLINEマーケティングツールです。
- 複数のLINE公式アカウントを一元管理
- 顧客データを活用した高度なセグメント配信
- 配信結果の詳細な分析とレポート機能
- 無償CSサポートによる導入から運用までの支援
- 成功事例に基づく施策設計のサポート
LINE公式アカウントのチャットボットで基本的な自動化を実現し、さらにLigla(リグラ)を活用することで、顧客一人ひとりに最適化されたマーケティング施策を展開できます。詳細な料金や機能については、公式サイトをご確認ください。