LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントの無料メッセージ数の上限について、2026年最新の料金プラン情報をもとに詳しく解説します。LINE公式アカウントの運用を検討している企業や店舗の方にとって、メッセージ配信数の上限は運用コストに直結する重要なポイントです。本記事では、各プランのメッセージ上限やカウント方法、効果的な活用方法まで、マーケティング初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
LINE公式アカウントの無料メッセージ数は月200通
LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)では、月に200通までのメッセージを無料で配信することができます。この上限は2023年6月の料金プラン改定により、従来の1,000通から大幅に削減されました。
2023年6月以前は無料で1,000通配信できましたが、現在は200通が上限となっています。プラン改定により約80%減少したため、メッセージ配信の戦略を見直す必要があります。
例えば、友だち数が50人の場合、月に4回まで一斉配信が可能です(50人×4回=200通)。友だち数が100人になると、月2回の配信で上限に達してしまいます。無料プランを利用する場合は、友だち数と配信頻度のバランスを考慮した運用計画が重要になります。
LINE公式アカウントの料金プラン別メッセージ上限一覧
LINE公式アカウントには3つの料金プランが用意されており、それぞれメッセージ配信数の上限が異なります。2026年現在の料金プランは以下の通りです。
| プラン名 | 月額料金(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 可能(従量課金) |
コミュニケーションプラン(無料)の特徴
月額0円で利用できる最も手軽なプランです。月200通までメッセージ配信が可能で、200通を超えると追加配信はできません。機能面での制限はなく、有料プランと同じすべての機能を利用できます。小規模事業者や友だち数が少ない段階での利用に適しています。
ライトプランの特徴
月額5,000円(税別)で、月5,000通までメッセージ配信が可能です。無料プランと比較して25倍のメッセージを送信できます。ただし、5,000通を超えた場合は追加配信ができないため、配信数の管理が重要です。友だち数が100人程度であれば、月50回の配信が可能な計算になります。
スタンダードプランの特徴
月額15,000円(税別)で、月30,000通までメッセージ配信が可能です。さらに、このプランのみ30,000通を超えても従量課金で追加配信が可能です。追加メッセージの料金は配信数に応じて変動し、1通あたり最大3円から最小2.2円となります。大規模な配信を行う企業や店舗に最適なプランです。
メッセージ通数のカウント方法を正しく理解しよう
LINE公式アカウントのメッセージ通数は、「メッセージ配信回数×配信した友だち数」でカウントされます。この仕組みを正しく理解することで、効率的な運用が可能になります。
具体的なカウント例
- 友だち100人に1回配信した場合:100通としてカウント
- 友だち50人に3回配信した場合:150通としてカウント
- 友だち200人に1回配信した場合:200通としてカウント(無料プラン上限)
1回の配信で最大3つの吹き出しまで設定できますが、吹き出しの数に関わらず1回の配信として計算されます。つまり、1つの吹き出しでも3つの吹き出しでも、同じ1通分としてカウントされるため、情報を効果的にまとめることでメッセージ数を節約できます。
メッセージ通数にカウントされないメッセージとは
LINE公式アカウントでは、すべてのメッセージが通数カウントの対象になるわけではありません。以下のメッセージは通数にカウントされず無料で利用できます。
無料で利用できるメッセージ機能
- あいさつメッセージ(友だち追加時に自動送信されるメッセージ)
- 応答メッセージ(ユーザーからのメッセージに自動返信)
- LINEチャットでの1対1のやり取り
あいさつメッセージは友だち追加時に自動送信されますが、通数にカウントされません。クーポンやキャンペーン情報を含めることで、無料で効果的なプロモーションが可能です。
これらの機能を積極的に活用することで、限られた無料メッセージ数を有効に使いながら、ユーザーとのコミュニケーションを維持できます。特に応答メッセージは、よくある質問への自動返信に設定することで、カスタマーサポートの効率化にも繋がります。
無料プランで効果的にメッセージを活用する7つのコツ
月200通という限られたメッセージ数を最大限に活用するためには、戦略的な運用が必要です。ここでは、無料プランでも効果的にLINE公式アカウントを運用するためのコツをご紹介します。
1. あいさつメッセージを充実させる
友だち追加時に送信されるあいさつメッセージは通数にカウントされません。最大5つの吹き出しまで設定できるため、自己紹介、サービス案内、お得な情報などを盛り込み、最初の接点を充実させましょう。
2. 応答メッセージで自動返信を設定する
「営業時間」「アクセス」「予約方法」など、よくある質問に対する応答メッセージを設定することで、ユーザーからの問い合わせに自動で対応できます。これも通数にカウントされないため、積極的に活用しましょう。
3. LINEチャットで個別対応を行う
1対1のチャットでのやり取りは通数にカウントされません。重要な顧客や購入意欲の高いユーザーには、チャット機能を使って丁寧な個別対応を行うことで、満足度向上に繋がります。
4. セグメント配信で対象を絞る
全友だちに一斉配信するのではなく、属性や興味関心でセグメント分けして、ターゲットを絞った配信を行うことで、メッセージ数を節約しながら効果を高められます。
5. 配信頻度を計画的に設定する
無料プランでは月200通が上限のため、友だち数に応じて配信頻度を計画的に設定しましょう。例えば友だち100人なら月2回、50人なら月4回といった具合に、計画的な運用が重要です。
6. 1回の配信で情報を充実させる
1回の配信で最大3つの吹き出しを使えます。吹き出しの数に関わらず1通分としてカウントされるため、3つの吹き出しを効果的に活用して、情報を充実させることをおすすめします。
7. リッチメニューを活用する
リッチメニューはトーク画面の下部に常時表示されるメニューで、メッセージ配信なしでユーザーに情報を提供できます。Webサイトへの誘導、クーポン配布、予約フォームなど、メッセージ数を使わずに多彩な情報提供が可能です。
無料メッセージ数を超えた場合の対処法
無料プラン(コミュニケーションプラン)で月200通のメッセージ上限に達した場合、追加のメッセージ配信はできません。201通目以降のメッセージを送信したい場合は、有料プランへの変更が必要です。
プラン変更のタイミング
- 友だち数が増えて月200通では足りなくなった場合
- 配信頻度を増やしたい場合
- 本格的なマーケティング活動を開始する場合
プランのアップグレードは管理画面からいつでも可能で、変更は即時反映されます。ただし、ダウングレードは翌月からの適用となるため、プラン変更のタイミングは慎重に検討しましょう。
2023年6月の料金改定による変更点
LINE公式アカウントは2023年6月1日に料金プランの改定を実施しました。主な変更点は以下の通りです。
| プラン | 改定前の無料通数 | 改定後の無料通数 | 変化 |
|---|---|---|---|
| フリープラン(現コミュニケーションプラン) | 1,000通 | 200通 | 80%減少 |
| ライトプラン | 15,000通 | 5,000通 | 約67%減少 |
| スタンダードプラン | 45,000通 | 30,000通 | 約33%減少 |
この改定により、実質的な値上げとなりました。特に無料プランは大幅に削減されたため、無料で運用を続けるには、メッセージ配信の戦略を見直す必要があります。一方で、月額料金自体は変更されていないため、友だち数が増えて配信数が必要な場合は、有料プランへの移行を検討するタイミングと言えます。
まとめ:LINE公式アカウントの無料メッセージを賢く活用しよう
LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)では、月200通までのメッセージ配信が可能です。2023年6月の料金改定により、従来の1,000通から大幅に削減されましたが、あいさつメッセージや応答メッセージ、LINEチャットなど、通数にカウントされない機能を積極的に活用することで、無料プランでも効果的な運用が可能です。
友だち数や配信頻度に応じて、ライトプラン(月5,000通)やスタンダードプラン(月30,000通)への移行も検討しましょう。特にスタンダードプランでは従量課金による追加配信も可能なため、大規模な配信を行う企業に適しています。
LINE公式アカウントを効果的に運用するためには、メッセージ通数のカウント方法を正しく理解し、計画的な配信戦略を立てることが重要です。無料機能を最大限に活用しながら、ビジネスの成長に合わせて最適なプランを選択していきましょう。