LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントの使い方を初心者の方でも分かりやすく解説いたします。2026年最新の情報をもとに、アカウントの作成から実際の運用まで、段階的にご説明していきます。
LINE公式アカウントとは?基本的な仕組みを理解しよう
LINE公式アカウントは、企業や店舗がお客様とのコミュニケーションを図るためのビジネス専用アカウントです。個人用のLINEアカウントとは異なり、一斉配信やマーケティング機能が豊富に搭載されています。
LINE公式アカウントは無料から始められ、月200通まで無料でメッセージ配信が可能です。
LINE公式アカウントでできること
| 機能名 | 内容 | 利用例 |
|---|---|---|
| メッセージ配信 | 友だちに一斉にメッセージを送信 | 新商品の案内、セール情報の配信 |
| チャット機能 | 1対1での個別対応 | お客様からの問い合わせ対応 |
| リッチメニュー | トーク画面下部に表示される固定メニュー | ホームページへの誘導、サービス案内 |
| クーポン機能 | デジタルクーポンの発行 | 割引券、特典の配布 |
LINE公式アカウントの作成方法【ステップ1】
まずはLINE公式アカウントの作成手順から説明いたします。作成は無料で、約5分程度で完了します。
アカウント作成の手順
- LINE Business IDの作成
LINE for Businessの公式サイト(https://www.linebiz.com/jp/)にアクセスし、「アカウント開設」をクリックします。 - アカウント情報の入力
事業者名、業種、アカウント名などの基本情報を入力します。 - メールアドレスの認証
登録したメールアドレスに送信される認証URLをクリックします。 - アカウントの承認
LINEによる審査後、アカウントが利用可能になります。
アカウント名や業種は後から変更できますが、審査に時間がかかる場合があります。最初の設定は慎重に行いましょう。
基本設定を行う【ステップ2】
アカウントが作成できたら、次は運用に必要な基本設定を行います。
必須の初期設定項目
- プロフィール設定(アカウント名、プロフィール画像、背景画像)
- あいさつメッセージの設定
- 応答設定の選択
- 友だち追加時の設定
プロフィール設定のポイント
プロフィールは友だちがアカウントを見つけたときに最初に目にする部分です。ブランドイメージに合った画像と分かりやすいアカウント名を設定しましょう。
| 設定項目 | 推奨サイズ | 注意点 |
|---|---|---|
| プロフィール画像 | 1080 × 1080px | ロゴやキャラクターなど、ブランドを表すもの |
| 背景画像 | 1080 × 878px | 商品やサービスがイメージできるもの |
料金プランの選び方【ステップ3】
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。2026年現在の料金体系をご紹介します。
| プラン名 | 月額料金 | 無料メッセージ数 | 追加配信 |
|---|---|---|---|
| フリープラン | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通 | 不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通 | 可能(従量課金) |
プラン選びの目安
- フリープラン:友だち数100人以下、月2回程度の配信
- ライトプラン:友だち数1,000人程度、月5回程度の配信
- スタンダードプラン:友だち数3,000人以上、頻繁な配信が必要
セグメント配信を活用することで、必要な人にだけメッセージを送り、通数を削減できます。
メッセージ配信機能の使い方【ステップ4】
メッセージ配信はLINE公式アカウントの最も基本的な機能です。効果的な配信方法を覚えましょう。
メッセージ配信の基本手順
- 管理画面にログインし、「メッセージ配信」を選択
- 配信対象を選択(全体配信またはセグメント配信)
- メッセージ内容を作成
- 配信日時を設定(即時配信または予約配信)
- 配信内容を確認して送信
効果的なメッセージ配信のポイント
- 件名は簡潔で興味を引くものにする
- 本文は読みやすい長さに調整する
- 画像や動画を活用して視覚的に訴える
- 配信時間はターゲットの生活パターンに合わせる
チャット機能の活用方法【ステップ5】
チャット機能はお客様との1対1のコミュニケーションを可能にします。適切な対応でお客様満足度を向上させましょう。
チャット対応のベストプラクティス
| 対応項目 | 推奨内容 |
|---|---|
| 返信時間 | 営業時間内は1時間以内に返信 |
| 対応時間 | 営業時間を明記し、時間外は自動応答を設定 |
| テンプレート | よくある質問への定型文を準備 |
| エスカレーション | 複雑な問い合わせは適切な担当者へ引き継ぎ |
リッチメニューの設定方法【ステップ6】
リッチメニューはトーク画面の下部に常時表示される画像メニューです。ユーザーの利便性向上と誘導効果が期待できます。
リッチメニューの作成手順
- 管理画面の「リッチメニュー」を選択
- テンプレートを選択または新規作成
- メニュー画像をアップロード(サイズ:2500 × 1686px または 2500 × 843px)
- 各エリアにアクション(リンク、メッセージ送信など)を設定
- 表示期間と対象ユーザーを設定
- 内容を確認して公開
効果的なリッチメニューのデザイン例
- ホームページへのリンク
- 商品カタログやサービス紹介
- お問い合わせフォーム
- 店舗情報・アクセス
- 最新情報・キャンペーン
- 予約システムへのリンク
自動応答とキーワード応答の設定【ステップ7】
自動応答機能を活用することで、24時間365日お客様対応が可能になります。
応答メッセージの種類
| 応答タイプ | 機能 | 活用例 |
|---|---|---|
| あいさつメッセージ | 友だち追加時に自動送信 | サービス紹介、特典の案内 |
| キーワード応答 | 特定のキーワードに自動返信 | 「営業時間」→営業時間の案内 |
| AI応答メッセージ | AIがメッセージ内容を判断して返信 | 簡単な質問への自動回答 |
キーワード応答の設定例
- 「営業時間」「時間」→ 営業時間とアクセス情報
- 「料金」「価格」→ サービス料金表
- 「予約」「申込」→ 予約フォームのURL
- 「キャンペーン」「特典」→ 最新のお得情報
分析機能を活用した効果測定【ステップ8】
LINE公式アカウントには詳細な分析機能が備わっています。データを活用して運用を改善しましょう。
重要な分析指標
| 指標名 | 意味 | 改善のポイント |
|---|---|---|
| 友だち数 | アカウントを友だち追加している人数 | 友だち獲得施策の効果測定 |
| ブロック率 | 友だちからブロックされた割合 | 配信内容・頻度の見直し |
| メッセージ開封率 | 配信したメッセージが開封された割合 | 配信時間・件名の最適化 |
| クリック率 | メッセージ内リンクがクリックされた割合 | コンテンツの魅力度向上 |
分析データの見方と改善アクション
- 開封率が低い場合:配信時間の見直し、件名の改善
- ブロック率が高い場合:配信頻度の調整、コンテンツの質向上
- クリック率が低い場合:コール・トゥ・アクションの明確化
- 友だち増加が鈍化:友だち獲得キャンペーンの実施
運用を成功させるためのコツ
LINE公式アカウントの運用を成功させるためには、以下のポイントを意識することが重要です。
継続的な運用のポイント
ユーザーの立場に立ったコンテンツ配信と、データに基づいた改善を継続することが成功の鍵です。
- 価値のあるコンテンツ配信:お客様にとって有益な情報を定期的に発信
- 適切な配信頻度:多すぎず少なすぎない、バランスの取れた配信
- パーソナライゼーション:セグメント配信を活用した個別最適化
- 双方向コミュニケーション:一方的な配信ではなく、対話を重視
- 継続的な改善:分析データを基にした運用の最適化
よくある失敗例と対策
| 失敗例 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| ブロック率が高い | 配信頻度が多すぎる | 週1-2回程度に調整 |
| 反応率が低い | 一方的な宣伝ばかり | お役立ち情報を混ぜる |
| 友だちが増えない | 友だち追加のメリットが不明確 | 特典やお得情報を明示 |
| 運用が続かない | 運用体制が不十分 | 担当者の明確化と業務フローの整備 |
まとめ
LINE公式アカウントは、無料から始められる強力なマーケティングツールです。本記事でご紹介した8つのステップを順番に実践することで、効果的なアカウント運用が可能になります。
最初は小さく始めて、お客様の反応を見ながら徐々に機能を拡張していくことをおすすめします。継続的な改善により、お客様との強固な関係構築と売上向上を実現してください。