LINE公式アカウントは、企業や店舗が顧客と直接コミュニケーションを取れる強力なマーケティングツールです。
この記事では、LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントの基本的な使い方から各機能の詳細まで、初心者の方でも分かりやすく解説いたします。
メッセージ配信、リッチメニュー、クーポン配信など、ビジネスに役立つ機能を網羅的にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
LINE公式アカウントの主要機能一覧表
まずは、LINE公式アカウントで利用できる主要な機能を一覧表でご確認ください。各機能の詳細は後述いたします。
| 機能カテゴリ | 機能名 | 主な用途 | メッセージ通数 |
|---|---|---|---|
| 配信機能 | メッセージ配信 | 友だちへの一斉配信・絞り込み配信 | カウント対象 |
| 配信機能 | リッチメッセージ | 画像とテキストを組み合わせた訴求力の高い配信 | カウント対象 |
| 表示機能 | リッチメニュー | トーク画面下部に固定表示されるメニュー | カウント対象外 |
| 対話機能 | チャット(1対1トーク) | 個別のユーザーとのやり取り | カウント対象外 |
| 自動応答 | 応答メッセージ | キーワードに反応した自動返信 | カウント対象外 |
| 販促機能 | クーポン | 割引クーポンの作成・配信 | 配信時にカウント |
| 販促機能 | ショップカード | ポイントカード機能 | カウント対象外 |
| 拡散機能 | LINE VOOM投稿 | 友だち以外にもリーチできる投稿機能 | カウント対象外 |
| 分析機能 | レポート・分析 | 配信効果や友だち属性の確認 | – |
| 通話機能 | LINEコール | 無料音声・ビデオ通話 | カウント対象外 |
ポイントリッチメニューや応答メッセージなど、メッセージ通数にカウントされない機能を活用すれば、無料プランでも効果的な運用が可能です。
メッセージ配信機能の使い方
メッセージ配信は、LINE公式アカウントの最も基本的かつ重要な機能です。友だち登録しているユーザーに対して、一斉にメッセージを送信できます。
基本的なメッセージ配信
LINE Official Account Managerにログインし、左側メニューから「メッセージ配信」を選択します。テキストメッセージだけでなく、画像、動画、スタンプなど多様な形式で配信が可能です。
- テキストメッセージ:最大500文字まで入力可能
- 画像メッセージ:商品画像やイベント告知に最適
- 動画メッセージ:より詳しい情報を動画で伝達
- スタンプメッセージ:親しみやすいコミュニケーション
- カードタイプメッセージ:複数の情報をカルーセル形式で表示
絞り込み配信(セグメント配信)
全ての友だちに配信するのではなく、特定の条件に合致するユーザーのみに配信する機能です。年齢、性別、地域、友だち期間などの属性で絞り込むことで、より効果的なターゲティングが実現できます。
リッチメッセージ
リッチメッセージは、画像とテキストを1つのビジュアルにまとめて配信できる機能です。通常のメッセージと同じように配信され、時間とともに流れていきます。クリックすることでWebページへ遷移させることも可能です。
リッチメニューの設定と活用方法
リッチメニューは、トーク画面の下部に常に固定表示されるタイル状のメニューで、LINE公式アカウントの顔とも言える重要な機能です。
リッチメニューの特徴
- メッセージ通数にカウントされず無料で利用可能
- ユーザーが能動的にアクセスできる常設メニュー
- 最大6分割まで可能なレイアウト設定
- 外部リンク、クーポン、ショップカードなど多様なアクション設定
設定手順
- LINE Official Account Managerにログイン
- 左側メニューから「ホーム」→「トークルーム管理」→「リッチメニュー」を選択
- 「作成」ボタンをクリック
- 表示期間、タイトル、メニューバーのテキストを設定
- テンプレートを選択(大、中、小の3サイズ、最大6分割)
- 画像をアップロードし、各エリアにアクションを設定
- 公開設定を行い保存
ポイントリッチメニューは複数作成して切り替えることも可能です。キャンペーン期間やユーザー属性に応じて使い分けることで、より効果的な運用ができます。
チャット機能で個別対応を実現
チャット機能は、友だちと1対1でメッセージのやり取りができる機能です。メッセージ通数にカウントされないため、コストを気にせず丁寧な顧客対応が可能です。
チャット機能の使い方
- 友だちからメッセージを受信すると、管理画面の「チャット」に通知が届きます
- 個別のトークルームで通常のLINEと同じようにやり取りができます
- 他の友だちには内容が見られない完全なプライベート空間です
- 予約受付、問い合わせ対応、カスタマーサポートなどに最適です
応答メッセージで24時間自動対応
応答メッセージは、友だちから送られてきたメッセージに対して自動で返信する機能です。営業時間外でも顧客対応が可能になります。
2つの応答タイプ
| 応答タイプ | 説明 | 活用例 |
|---|---|---|
| 一律応答 | 全てのメッセージに同じ返信 | 営業時間案内、基本的な問い合わせ先の案内 |
| キーワード応答 | 特定のキーワードに反応して返信 | 「予約」→予約ページへのリンク、「営業時間」→営業時間の案内 |
設定のポイント
- よくある質問(FAQ)をキーワードとして設定すると効率的
- 応答メッセージとチャット機能の併用で対応品質が向上
- 応答モードの切り替えで、手動対応と自動対応を使い分け可能
販促機能:クーポンとショップカード
クーポン機能
LINEアプリ上で使用できるデジタルクーポンを作成・配信できる機能です。店舗での割引や特典提供に活用できます。
- 割引率や割引額を自由に設定可能
- 有効期限や利用回数の制限設定
- 抽選形式でのクーポン配布も可能
- クーポンの使用状況をレポートで確認
ショップカード機能
来店・購入に対してポイントを付与し、ポイント数に応じて特典を提供できる機能です。リピーター育成に効果的です。
- LINE上で完結するデジタルポイントカード
- 来店時にQRコードを読み取るだけでポイント付与
- ゴール特典やランクアップ特典の設定が可能
- 紙のポイントカードより管理が簡単
LINE VOOM投稿で新規顧客にリーチ
LINE VOOM(旧タイムライン)は、友だち以外のユーザーにもコンテンツを届けられる投稿機能です。メッセージ通数にカウントされません。
投稿できるコンテンツ
- テキスト投稿
- 画像投稿(最大20枚)
- 動画投稿(ショート動画に最適)
- リンク付き投稿
VOOM投稿のメリット
- 友だち以外のユーザーへのリーチが可能
- シェア機能による拡散効果が期待できる
- ハッシュタグで検索流入を獲得
- 新規友だち獲得のきっかけになる
分析・レポート機能で効果測定
LINE公式アカウントには、運用効果を数値で確認できる分析機能が標準搭載されています。データに基づいた改善が可能です。
確認できる主な指標
| 分析項目 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 友だち | 友だち数の推移、追加・ブロック数、属性(性別・年代・地域) |
| メッセージ配信 | 配信数、開封率、クリック率、再生数 |
| チャット | 受信メッセージ数、返信率 |
| LINE VOOM | インプレッション数、いいね数、シェア数、動画再生数 |
| クーポン | 開封数、使用数、使用率 |
| ショップカード | 有効カード数、ポイント付与数 |
ポイント開封率が低い場合はメッセージの内容や配信時間を見直す、クリック率が低い場合はCTA(行動喚起)を改善するなど、データを元にした継続的な改善が成功の鍵です。
LINEコールで通話機能も利用可能
LINEコールは、LINE公式アカウント上で友だちと無料で音声通話やビデオ通話ができる機能です。予約確認や相談対応など、音声でのコミュニケーションが必要な場面で活用できます。
- 通話料金は無料(データ通信料のみ)
- 音声通話とビデオ通話の両方に対応
- 予約制の相談窓口やカウンセリングに最適
- 通話の応答可否を設定可能
料金プランと機能の関係
2026年現在、LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。基本機能はすべてのプランで利用可能で、違いは主にメッセージ配信数です。
| プラン名 | 月額料金 | 無料メッセージ数 | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| フリープラン | 0円 | 200通/月 | 追加不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通/月 | 追加不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通/月 | ~3円/通で追加可能 |
※料金は税別です。詳細は公式サイトをご確認ください。
LINE公式から配信をするメリットを次の記事でご紹介
LINE公式アカウントの各機能の使い方をご理解いただけたでしょうか。次は、実際にメッセージ配信を行う際の具体的なテクニックやメリットについて、さらに詳しく解説した記事をご用意しています。
配信時間の最適化、開封率を上げる件名の付け方、効果的なセグメント配信の方法など、実践的なノウハウを知りたい方は、ぜひ次の記事もご覧ください。