多くの方が
「同じスマホでLINE公式アカウントと個人のLINEを使い分けたい」
「個人アカウントから公式アカウントに簡単に切り替えられるのか」といった疑問をお持ちのようです。
そこで本記事では、LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントと個人アカウントの切り替えについて詳しく解説いたします。
結論:個人アカウントから公式アカウントへの直接切り替えは不可能
まず最初に結論をお伝えしますと、個人のLINEアカウントをLINE公式アカウントに直接切り替えることはできません。これは、両者が全く異なるサービスとして設計されているためです。
個人向けLINEアプリは個人間のコミュニケーション用、LINE公式アカウントは企業・団体から個人への情報発信用として、それぞれ独立したサービスです。
個人LINEと公式LINEの根本的な違い
| 項目 | 個人LINE | LINE公式アカウント |
|---|---|---|
| 目的 | 個人間のコミュニケーション | 企業・団体から個人への情報発信 |
| 管理方法 | LINEアプリ | LINE公式アカウント管理アプリ・Web管理画面 |
| 機能 | 1対1トーク、グループトーク | 一斉配信、自動応答、リッチメニュー等 |
| 料金 | 基本無料 | 月200通まで無料、以降有料プラン |
同じスマホでLINE公式アカウントと個人LINEは併用可能
良いニュースとして、同じスマートフォンでLINE公式アカウントと個人のLINEアカウントを併用することは可能です。これらは完全に独立したアプリケーションのため、互いに影響することはありません。
併用に必要なアプリ
- 個人用:「LINE」アプリ(通常のLINEアプリ)
- 公式アカウント用:「LINE公式アカウント」管理アプリ
それぞれ別々のアプリですので、同じスマホに両方をインストールして使い分けることができます。
LINE公式アカウント複数管理の切り替え方法
LINE公式アカウントでは、1つのLINEビジネスIDで最大100個までのアカウントを作成・管理することができます。複数のLINE公式アカウントを運用している場合の切り替え方法をご説明します。
スマホアプリでのアカウント切り替え手順
- LINE公式アカウント管理アプリを開く
- ホーム画面左上の「≡」(ハンバーガーメニュー)をタップ
- 「すべて表示」または「アカウントリスト」を表示
- 切り替えたいアカウント名をタップして選択
これで管理画面が選択したアカウントに切り替わります。
Web版での切り替え方法
- LINE Official Account Managerにアクセス
- 画面上部のアカウント名をクリック
- 「すべてのアカウント」を選択
- 切り替えたいアカウントをクリック
個人アカウントから公式アカウントへの友だち移行方法
直接的な切り替えはできませんが、個人アカウントの友だちをLINE公式アカウントに誘導する方法があります。
「おすすめ」機能を活用した誘導方法
- 個人LINEで公式アカウントとのトーク画面を開く
- 画面右上の「≡」をタップ
- 「おすすめ」を選択
- 誘導したい友だちを選択
- メッセージを入力して「転送」をタップ
この方法により、個人アカウントの友だちに公式アカウントのプロフィールページへのリンクを送信できます。
LINE公式アカウント複数運用のメリット・デメリット
メリット
- 無料配信通数の増加:各アカウントで月200通まで無料
- 目的別運用:事業・店舗・用途ごとに使い分け可能
- ブロック率の軽減:関心のない情報によるブロックを防止
- リスク分散:アカウント停止時の影響を最小化
デメリット
- 管理の複雑化:複数アカウントの運用負担増加
- 集客の分散:各アカウントで個別に友だち集めが必要
- 料金負担:200通超過時は各アカウントで料金発生
複数アカウント運用時は、よくある質問のテンプレート化や運用マニュアルの整備を行い、効率的な管理体制を構築しましょう。
2026年最新のLINE公式アカウント料金プラン
LINE公式アカウントの料金体系を正確に把握することで、複数アカウント運用時のコスト計算が可能になります。
| プラン名 | 月額料金 | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ料金 |
|---|---|---|---|
| コミュニケーション | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライト | 5,000円 | 15,000通 | 5円/通 |
| スタンダード | 15,000円 | 45,000通 | ~3円/通 |
※料金は税別表示です。詳細は公式サイトをご確認ください。
複数端末での同時ログイン可否
LINE公式アカウントでは、複数の端末から同時にログインすることが可能です。これにより、PCとスマホ、複数のスタッフでの運用が実現できます。
複数端末運用のポイント
- 同じメールアドレスとパスワードで複数端末からアクセス可能
- チーム運用時は権限管理機能を活用
- 最大100人まで管理者追加が可能
注意すべきセキュリティ事項
複数アカウントや複数端末での運用時は、以下のセキュリティ対策が重要です。
- 強固なパスワード設定:推測困難なパスワードの使用
- 二段階認証の有効化:不正アクセス防止のための追加セキュリティ
- 権限管理の適切な設定:担当者ごとの適切な権限付与
- 定期的なアクセス状況確認:不審なログインの監視
よくある質問と解決方法
Q1: 個人LINEのトーク履歴を公式アカウントに移せますか?
A1: トーク履歴の直接移行はできません。個人LINEと公式LINEは完全に別のサービスのため、データの移行機能は提供されていません。
Q2: スマホの機種変更時はどうなりますか?
A2: LINE公式アカウントのデータはサーバー上に保存されているため、新しい端末でも同じアカウント情報でログインすれば引き継ぎ可能です。
Q3: アカウントを削除したい場合は?
A3: 管理画面の「設定」→「アカウントを削除」から削除可能です。ただし、削除後30日でデータは完全に消去され、復元はできません。
効果的な運用戦略
LINE公式アカウントを効果的に運用するためには、以下の戦略が重要です。
目的別アカウント分離戦略
- 情報配信専用アカウント:商品情報やキャンペーン告知
- 顧客サポート専用アカウント:問い合わせ対応や技術サポート
- 地域別アカウント:店舗ごとの地域密着型情報発信
友だち獲得施策
- 既存の個人アカウントからの誘導
- WebサイトやSNSでの友だち追加URL設置
- QRコードを活用した店頭での登録促進
- 登録特典やキャンペーンの実施
まとめ
LINE公式アカウントと個人アカウントの切り替えについて、重要なポイントをまとめます。
- 個人アカウントから公式アカウントへの直接切り替えは不可能
- 同じスマホでの併用は可能(それぞれ独立したアプリ)
- 「おすすめ」機能で友だちの誘導は可能
- 1つのビジネスIDで最大100個のアカウント管理可能
- 複数端末からの同時ログインに対応
LINE公式アカウントは、個人アカウントとは異なる強力なマーケティングツールです。正しい理解と適切な運用により、効果的な顧客コミュニケーションを実現できます。
運用にあたってご不明な点がございましたら、各機能の詳細については公式サイトをご確認いただくか、専門のサポートサービスをご利用ください。効果的なLINEマーケティングの実現に向けて、ぜひ本記事の情報をお役立てください。