>
「LINE公式アカウントの友だちをもっと増やしたいけれど、何から始めればいいかわからない」——そんなお悩みを持つ企業のご担当者は多いのではないでしょうか。
この記事ではLINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、企業がLINE友だちを増やすために実践できる費用対効果の高い獲得施策6選をわかりやすく解説します。自社の状況に合った施策を選び、LINE友だち数の最大化を目指しましょう。
なぜ今、企業はLINE友だちを増やす必要があるのか
LINEの圧倒的なユーザー規模
LINEの月間アクティブユーザー数は2025年12月末時点で1億人を突破しています(LINEヤフー株式会社、2026年1月29日発表)。日本の人口の約8割が利用していることになり、年齢・性別を問わず幅広いユーザーにリーチできる点が最大の強みです。メールやSNSと比べてもユーザーの日常生活への浸透度が高く、マーケティングチャネルとして非常に優秀です。
友だちになってもらうことで何が変わるのか
LINE公式アカウントで友だちを獲得できると、企業からユーザーへ直接メッセージを送れるようになります。プッシュ通知で情報が届くため、メールよりも高い開封率が期待でき、販売促進・顧客育成・リピーター化など、さまざまな目的に活用できます。
Ligla(株式会社TimeTechnologies)が2026年1月に実施した「LINE公式アカウント利用実態調査」(全国男女 n=1,000)によると、LINE公式アカウントからのメッセージをきっかけに商品・サービスを購入したことが「ある」と回答したユーザーは25.3%。約4人に1人が購買経験を持っており、LINEが購買行動にも直結していることが確認されています。(出典:LINE自動配信ツール Ligla(リグラ)による調査、2026年1月)
企業がLINE友だちを増やすための獲得施策6選
LINE友だちの獲得施策は、大きく「オフライン施策」と「オンライン施策」に分けられます。自社のビジネスモデルや予算に合わせて組み合わせることが、効率的な友だち増加につながります。
①QRコード・友だち追加URLの活用(オフライン)
実店舗を持つ企業に特に効果的な施策です。レジ横や入口付近、商品棚など目につく場所にQRコードを掲示したPOP・ポスターを設置することで、来店客に自然な形で友だち追加を促せます。
- レジ・会計カウンターへのQRコードPOP設置
- スタッフによる声がけとQRコード案内
- 商品パッケージや同梱物へのQRコード印刷
- レシートへのQRコード・URLの印字
QRコードはLINE公式アカウントの管理画面「友だちを増やす」→「友だち追加ガイド」から無料で発行できます。
②Webサイト・ECサイトへの友だち追加ボタン設置
自社のWebサイトやECサイトへの訪問者に向けて、友だち追加ボタンやバナーを設置する方法です。LINE公式アカウントの管理画面からHTMLコードを発行し、サイトに貼り付けるだけで導入できます。
特に、商品詳細ページや購入完了ページなど、ユーザーの購買意欲が高まっているタイミングへの設置が効果的です。また、Webサイト上にポップアップ形式でLINE友だち追加ボタンを表示することで、離脱を防ぎつつ友だち獲得につなげる方法も注目されています。
③友だち追加特典(クーポン・プレゼント)の提供
友だち追加の動機として最も大きいのが「クーポン・キャンペーン情報」であることが調査で判明しています。Ligla(株式会社TimeTechnologies)の2026年1月の調査では、友だち追加する際の決め手として「クーポン・キャンペーン情報」と回答した割合が56.3%と圧倒的多数を占めました。(出典:LINE自動配信ツール Ligla(リグラ)による調査、2026年1月)
友だち追加時に自動配信する「あいさつメッセージ」に割引クーポンや初回特典を組み込むことで、友だち追加のハードルを大きく下げることができます。
特典設計の例:友だち追加で10%OFFクーポン、送料無料チケット、ポイント付与など。「友だち追加をしたら得をする」という体験が、最も友だち獲得に直結します。
④LINE友だち追加広告(CPF広告)の活用
LINE広告の「友だち追加広告(CPF:Cost Per Friends)」は、友だちが追加されるたびに課金が発生する成果報酬型の広告商品です。LINE上でターゲティング配信ができるため、自社の見込み顧客に絞った効率的な友だち獲得が可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最低出稿金額 | 1万円〜(1日あたり2,000円〜) |
| 友だち獲得単価(目安) | 1人あたり100〜500円程度(業種・ターゲティングにより変動) |
| 課金方式 | 友だち追加ごとの従量課金制 または インプレッション課金(CPM) |
| ターゲティング | 年齢・性別・地域・興味関心など細かく設定可能 |
※友だち獲得単価(CPF)は業種やターゲティング条件、クリエイティブの内容によって大きく変動します。詳細は公式サイトをご確認ください。(参考:各種広告代理店情報)
⑤SNS・メールマガジンからの誘導
Instagram・X(旧Twitter)・Facebook・YouTubeなど既存のSNSや、メールマガジンの読者に対して、LINE公式アカウントへの友だち追加を呼びかける方法です。すでに自社に関心を持っているユーザー層へアプローチできるため、ブロック率の低い質の高い友だちを獲得しやすい特徴があります。
- SNS投稿・プロフィール欄にLINE友だち追加URLを掲載
- メルマガ本文やフッターに友だち追加ボタンを設置
- 「LINEでしか見られない限定情報」で登録メリットを訴求
⑥既存友だちによる紹介キャンペーン(友だち紹介クーポン)
LINE公式アカウントには「友だち紹介クーポン」機能が標準で搭載されています。既存の友だちが知人に紹介することで、紹介者・被紹介者の双方に特典が付与される仕組みです。口コミで広がる自然な友だち獲得が期待でき、広告費をかけずに友だちを増やしやすい施策です。
費用・工数で比較:どの施策を優先すべき?
| 施策 | 初期費用 | 運用コスト | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| ①QRコード(オフライン) | ほぼ無料 | 低 | 実店舗あり |
| ②Webサイトへのボタン設置 | ほぼ無料 | 低 | ECサイト・BtoC全般 |
| ③友だち追加特典の提供 | 特典コスト次第 | 中 | 全業種 |
| ④CPF広告(LINE広告) | 1万円〜 | 高 | 短期で大量獲得したい |
| ⑤SNS・メルマガからの誘導 | 無料 | 低 | 既存SNS運用あり |
| ⑥友だち紹介キャンペーン | 特典コスト次第 | 低〜中 | リピーター層が多い |
まずは費用のかからない①②⑤から着手し、効果が出てきたら③や⑥でリテンションを高め、予算が確保できたら④のCPF広告でスケールさせるのが王道のアプローチです。
友だちを増やすだけでは不十分!ブロックされないための運用のポイント
せっかく友だちを増やしても、配信内容や頻度が適切でなければブロックされてしまいます。調査によると、LINE公式アカウントのブロック率の平均は36.12%とされており(LINE Frontliner/AViC 奥川和久氏調査)、友だちの維持は獲得と同じくらい重要な課題です。
ブロックを防ぐ3つのポイント
- 配信頻度は週1〜2回程度を目安に:配信が多すぎると「うるさい」と感じられブロックにつながります。ユーザーにとって価値ある情報を厳選して届けましょう。
- セグメント配信でパーソナライズを意識する:全員に同じメッセージを送る一斉配信は離脱を招きやすいです。購買履歴や属性に応じてメッセージを出し分けることで、開封率・CVR向上が期待できます。
- 友だち追加直後のあいさつメッセージを充実させる:初期接点のあいさつメッセージでブランドの価値・特典・配信内容を明確に伝えることで、その後のブロック率を抑えられます。
LINE公式アカウントの料金プランを確認しよう
LINE友だちへの配信には、LINE公式アカウントの月額プランが必要です。まず現在の月間配信数の目安を確認し、適切なプランを選びましょう。
| プラン名 | 月額(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加配信 |
|---|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通/月 | 不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通/月 | 不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通/月 | 可(従量課金) |
※ライトプランは追加配信が「不可」となっています。友だち数が増えてきた場合はスタンダードプランへの移行を検討しましょう。
(出典:LINEヤフー for Business 公式サイト lycbiz.com)
友だち数が増えると1回の一斉配信で消費する通数も増加します。たとえばスタンダードプランで友だちが5万人いる場合、1回の一斉配信で5万通を消費します。友だち数の増加にあわせてプランも見直すことが重要です。
LINE友だちを増やした後は効率的な配信をスタート
友だちを増やすことはLINEマーケティングの第一歩に過ぎません。集めた友だちに対して、適切なタイミングで・適切な内容を・適切な人に届けるパーソナライズ配信ができてこそ、売上や顧客ロイヤルティの向上につながります。
Ligla(リグラ)では、友だちの行動データをもとにした自動セグメント配信や、Webの閲覧履歴と連携したリアルタイムパーソナライズ配信を実現しています。友だちを増やした後の「配信設計」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。