LINE公式アカウントを運用する際、多くの企業やお店が気になるのが「認証済アカウントの取得には料金がかかるのか」という点です。
LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントの認証取得にかかる料金や、認証のメリット、申請方法について、2026年最新の情報をもとに詳しく解説いたします。
本記事では、マーケティング初心者の方にもわかりやすく、認証済アカウントの取得費用から審査基準まで、ビジネスに役立つ情報を網羅していますので、ぜひ最後までお読みください。
LINE公式アカウントの認証取得は完全無料
結論から申し上げますと、LINE公式アカウントの認証取得にかかる料金は0円、完全無料です。
LINEヤフー株式会社の公式ヘルプページでも明記されている通り、申請および審査は無料で行われ、認証済アカウントの開設によって費用が発生することはありません。審査に5~10営業日程度かかりますが、審査期間中も通常通りアカウントの利用を継続できます。
ポイント認証取得は無料ですが、認証後にLINE公式アカウントを本格的に運用する際には、配信するメッセージ通数に応じた料金プランの選択が必要になります。ただし、認証の有無に関わらず料金プランは同一です。
認証済アカウントと未認証アカウントの違い
LINE公式アカウントには「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の2種類が存在します。どちらも基本的な配信機能は同じですが、信頼性や利用できる追加機能に違いがあります。
| 項目 | 未認証アカウント | 認証済アカウント |
|---|---|---|
| 開設条件 | 誰でも可能(審査不要) | 審査が必要(5~10営業日) |
| 取得費用 | 無料 | 無料 |
| バッジの色 | 灰色 | 青色(ネイビー) |
| LINEアプリ内検索 | 検索対象外 | 検索結果に表示される |
| 友だち追加広告 | 利用不可 | 利用可能 |
| 請求書決済 | 利用不可 | 利用可能 |
| 販促用ポスター | 利用不可 | 無料ダウンロード可能 |
| メンバーシップ機能 | 利用不可 | 利用可能 |
| 基本的な配信機能 | すべて利用可能 | すべて利用可能 |
認証済アカウントを無料で取得する7つのメリット
無料で取得できる認証済アカウントには、ビジネスの成長を加速させる多くのメリットがあります。
1. 青色の認証バッジでユーザーの信頼度が向上
認証済アカウントには青色の認証バッジが付与され、トーク画面やプロフィール画面のアカウント名と共に表示されます。このバッジはLINEヤフー株式会社が公式に認証した証であり、ユーザーに安心感を与えることができます。特に金融機関やEC事業者にとって、偽アカウントとの区別がつきやすくなる重要な信頼性の担保となります。
2. LINEアプリ内での検索対象になる
認証済アカウントは、LINEアプリ内の検索結果に表示されるようになります。ユーザーが企業名や店舗名、サービス名でID検索を行った際に優先的に表示されるため、自然な流入による友だち獲得が期待できます。未認証アカウントは検索結果に表示されないため、これは大きなアドバンテージとなります。
3. 友だち追加広告が利用可能
認証済アカウントでは、LINE広告プラットフォームの「友だち追加広告」を利用できます。ターゲティング精度も高く、年齢・性別・地域・興味関心などの詳細な条件設定が可能です。短期間で友だちを大量に獲得したい場合や、新規事業の立ち上げ時に非常に効果的です。
4. LINE公式キャラクター入り販促ツールが無料で利用可能
認証済アカウントでは、LINEの公式キャラクター(ブラウン、コニーなど)が入った販促用ポスターやPOPを無料でダウンロードできます。店舗での友だち集めに効果的で、認知度の高いLINEキャラクターを活用することで、顧客の注目を集めやすくなります。
5. 請求書決済が利用できる
認証済アカウントでは、有料プランの支払いに請求書決済が利用可能になります。法人での経理処理がスムーズになり、クレジットカード決済が難しい企業でも有料プランを導入しやすくなります。
6. メンバーシップ機能でサブスクサービス展開
2026年現在、認証済アカウント限定で「メンバーシップ」機能が利用可能です。これは月額課金のサブスクリプションサービスを提供できる機能で、有料会員に限定メッセージや特典を送ることができます。オンラインサロンやオンラインレッスン、定期購読サービスなどに最適です。
7. LINEの関連サービスでの露出機会増加
認証済アカウントは、LINE上の様々なサービス(LINEクーポン、LINEチラシなど)に掲載されやすくなり、新規顧客との接点が増加します。これにより、自社アカウントの存在を知らないユーザーにもリーチできる可能性が高まります。
認証取得後も料金プランは同一
重要なポイントとして、認証済アカウントと未認証アカウントで料金プランに違いはありません。2026年現在のLINE公式アカウントの料金体系は以下の通りです。
| プラン名 | 月額料金(税別) | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ料金 |
|---|---|---|---|
| フリープラン | 0円 | 200通/月 | 追加不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通/月 | 追加不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通/月 | 〜3円/通 |
基本的な配信機能(メッセージ配信、自動応答、リッチメニュー、クーポン配信など)はすべてのプランで利用可能です。プランの違いは送信できるメッセージ数のみとなります。
ポイントスタンダードプランで30,000通を超えた場合、追加メッセージは1通あたり最大3円の従量課金となります。例えば月間50,000通配信する場合、基本料金15,000円 + 追加20,000通×3円 = 75,000円(税別)となります。
認証済アカウントの申請方法
認証済アカウントの申請は、LINE公式アカウントの開設時、または未認証アカウント開設後の管理画面から簡単に行うことができます。
申請手順
- LINE公式アカウントの管理画面にログイン
- 画面右上の「設定」をクリック
- 「アカウント設定」から「情報公開」の項目にある「認証ステータス」を確認
- 「アカウント認証をリクエスト」ボタンをクリック
- 必要事項を正確に入力(企業名・店舗名・サービス名、業種カテゴリ、Webサイト情報など)
- 審査結果の連絡を待つ(5~10営業日)
申請時に必要な情報
申請フォームでは、以下の情報を正確に入力する必要があります。
- 企業・店舗の正式名称(登記簿や商業登記に記載されている正式名称)
- 事業内容の詳細説明(具体的にどのような商品やサービスを提供しているか)
- 公式ウェブサイトのURL(事業内容が明確に記載されているもの)
- 担当者の連絡先情報(メールアドレス、電話番号)
- 本人確認書類(業種によって必要な場合があります)
審査に通過するためのポイント
LINE公式アカウントガイドラインによると、以下の観点から審査が行われます。
- LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
- 法令における規制の有無と規制内容に抵触しないか
- 利用規約第18条「禁止行為」に該当するおそれがないか
- LINEヤフー社独自の審査基準を満たすか
- LINEヤフー社の事業や信用に悪影響を与えないか
審査に通過しやすくするための5つのコツ
- 正式な企業名・店舗名を正確に記載する:略称や通称ではなく、登記簿に記載されている正式名称を使用しましょう
- 公式Webサイトの内容を充実させる:事業内容、会社概要、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表記などを明確に記載しておきましょう
- LINEガイドラインを事前に熟読する:禁止事項や推奨される運用方法を理解し、抵触する内容がないか確認しましょう
- 申請書類の入力内容を複数人でチェックする:誤字脱字や情報の不一致がないか確認しましょう
- 業種別の追加資料を準備する:医療、金融、士業など特定の業種では、追加の確認書類が必要になる場合があります
認証取得ができない業種について
LINEでは、ユーザー保護の観点から、一部の業種・業態については認証を認めていません。以下のような業種に該当する場合、審査に通過できない可能性があります。
| 業種カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 医療関連 | 未承認医薬品の販売、個人輸入代行、無許可の医療行為など |
| 出会い系 | 出会い系サイト、マッチングバー、テレクラ、交際クラブなど |
| アダルト関連 | 風俗店、アダルトショップ、メンズエステ、性風俗関連など |
| ネットビジネス | 情報商材、能力開発商材、RMT(リアルマネートレード)など |
| 連鎖販売取引 | マルチ商法、ねずみ講、MLM(マルチレベルマーケティング)など |
| 違法行為関連 | 違法ギャンブル、個人情報の売買、偽ブランド品販売など |
認証済・未認証どちらを選ぶべきか
どちらのアカウントタイプを選ぶべきかは、事業の規模や目的によって異なります。
認証済アカウントがおすすめのケース
- 法人として本格的にLINEマーケティングを展開したい
- ブランドの信頼性を高めたい
- LINEアプリ内検索からの友だち獲得を狙いたい
- 友だち追加広告を活用したい
- 実店舗があり、販促ポスターを活用したい
- メンバーシップ機能でサブスクサービスを提供したい
未認証アカウントで十分なケース
- 個人事業主や小規模事業者
- まずはテスト運用してみたい
- 既存顧客とのコミュニケーションツールとして使いたい
- クローズドなコミュニティ運営がメイン
- サービス内容が頻繁に変わる可能性がある
ポイント未認証アカウントで開設した後でも、いつでも認証済アカウントへの切り替え申請が可能です。まずは未認証で始めて、運用に慣れてから認証申請するという方法もおすすめです。
審査に通らなかった場合の対処法
万が一審査に通過しなかった場合でも、再申請は可能です。審査に落ちた理由を分析し、適切に対応することで、再申請時に通過できる可能性が高まります。
再申請前に確認すべきポイント
- アカウント名称の確認:正式名称が使用されているか、略称や通称になっていないか再確認しましょう
- ウェブサイトの内容見直し:事業実態と一致しているか、必要な情報(会社概要、プライバシーポリシーなど)が掲載されているか確認しましょう
- ガイドライン違反のチェック:配信予定のコンテンツや表現にガイドライン違反の可能性がないか見直しましょう
- 必要書類の再確認:提出した書類に不足や不備がなかったか確認しましょう
- 業種・業態の確認:自社の事業が認証対象であるか改めて確認しましょう
LINE公式アカウントの料金全般についてのより詳しい解説は次の記事で解説しています
本記事では認証取得にかかる料金を中心に解説しましたが、LINE公式アカウントの料金プラン全般について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
各プランの詳細な比較や、追加メッセージの従量課金の仕組み、プラン変更のタイミングなど、運用コストを最適化するための情報を網羅的に解説しています。