LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントにおけるスタンプカード機能の実現可能性について、2026年最新の情報を基に詳しく解説いたします。
LINE公式アカウントではショップカードという標準機能が用意されていますが、従来のスタンプカードのようなカスタマイズ可能な機能をお探しの方も多いでしょう。
本記事では、LINE公式アカウントでスタンプカード機能を実現する方法、ショップカード機能との違い、そして外部ツールを活用した高度な実装方法まで、マーケティング初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
LINE公式アカウントのショップカード機能とは
LINE公式アカウントには、「ショップカード」という標準機能が搭載されており、これが実質的なスタンプカード機能として活用できます。ショップカードは、紙のスタンプカードをデジタル化したLINE上で利用できるポイントカードシステムです。
ポイントショップカード機能は全てのLINE公式アカウントプラン(フリープラン、ライトプラン、スタンダードプラン)で無料利用可能です。初期費用・運用費用は一切かかりません。
ショップカードの基本的な仕組み
ショップカードは以下のような仕組みで動作します。
- 来店時や商品購入時にQRコードを読み取ることでポイント(スタンプ)が付与される
- 設定した回数に達すると自動的に特典チケットがユーザーに配布される
- LINEアプリ内で完結するため、カードの紛失や持参忘れの心配がない
- リッチメニューに設置することでユーザーの目につきやすい場所に配置可能
ショップカードとスタンプカードの違い
多くの方が疑問に思われる「ショップカード」と「スタンプカード」の違いについて解説します。結論から申し上げると、LINE公式アカウントの標準機能における「ショップカード」は、一般的な「スタンプカード」と同等の機能を持つポイントカードシステムです。
| 項目 | 従来の紙のスタンプカード | LINEショップカード |
| 管理方法 | 物理的なカードを発行 | LINE上でデジタル管理 |
| コスト | 印刷費・デザイン費が必要 | 完全無料 |
| 紛失リスク | カードを紛失する可能性あり | LINEアプリ内で管理されるため紛失なし |
| ポイント確認 | カードを取り出して確認 | いつでもLINEアプリで確認可能 |
| データ分析 | 手動で集計が必要 | 自動でデータ分析が可能 |
LINE公式アカウントでスタンプカード機能は可能か?答えは「YES」
LINE公式アカウントにスタンプカード機能をつけることは可能です。実現方法は大きく分けて3つあります。
方法1:標準のショップカード機能を活用(無料)
最もシンプルな方法は、LINE公式アカウントに標準搭載されているショップカード機能をそのまま活用することです。2026年現在、この機能は全てのプランで無料利用可能です。
- 設定が簡単で専門知識不要
- 管理画面から直感的に作成可能
- QRコードを生成して店舗に設置するだけで運用開始
- ポイント数は1〜50ポイントまで設定可能
方法2:外部ツール(Lステップなど)でカスタマイズ(有料)
より高度なカスタマイズやデザインの自由度を求める場合は、LステップやLinyなどの外部ツールを活用することで、オリジナルのスタンプカードを作成できます。
- デザインの完全自由度でブランドイメージに合わせたカード作成が可能
- 金額に応じたポイント付与など細かい条件設定ができる
- 顧客の行動履歴に基づいた高度なセグメント配信と連携可能
- スコアリング機能と組み合わせた顧客管理が実現
ポイント外部ツールを利用する場合、LINE公式アカウントの標準ショップカードと比較して、デザインの自由度は高いものの、別途ツールの利用料金(月額数千円〜数万円)が発生します。
方法3:LINEミニアプリで独自開発(開発費用必要)
企業規模での本格的な導入を検討される場合は、LINEミニアプリを開発することで、完全にカスタマイズされたスタンプカードシステムを構築できます。
- 会員証機能と統合したポイントシステムが実現可能
- POSシステムや既存の顧客管理システムと連携可能
- 独自のUI/UXデザインで他社との差別化が図れる
- 開発費用は基本機能で50万円〜200万円程度、高度な連携機能を含むと300万円〜700万円程度が目安
ショップカード機能の作成方法と設定手順
LINE公式アカウントのショップカード機能は、管理画面から簡単に作成できます。以下、具体的な手順をご説明します。
基本的な作成手順
- LINE公式アカウント管理画面にログイン
- 該当のアカウントを選択
- サイドメニューの「ショップカード」をクリック
- 「新しいショップカードを作成」を選択
- カード設定を入力(背景画像、ポイント数、有効期限など)
- 特典内容を設定(割引クーポン、無料サービスなど)
- ポイント付与用のQRコードを生成
- 店舗に設置して運用開始
設定時の重要ポイント
| 設定項目 | 説明 | おすすめ設定 |
| カード名 | 最大20文字まで入力可能(2026年7月から必須項目) | 店舗名を含めたわかりやすい名称 |
| ゴールポイント数 | 1〜50ポイントまで設定可能 | 来店頻度に応じて5〜10ポイント程度 |
| 有効期限 | カードの利用可能期間を設定 | 3ヶ月〜6ヶ月程度が一般的 |
| 1日の取得制限 | 不正利用防止のための制限設定 | 1日1回または2回程度 |
ショップカード活用のメリット
LINE公式アカウントのショップカード(スタンプカード)機能を導入することで、店舗経営に以下のようなメリットがあります。
コスト削減効果
導入費用・運用費用が完全無料であることが最大のメリットです。従来の紙のポイントカードと比較して、以下のコストを削減できます。
- カード印刷費用の削減(1枚あたり数円〜数十円の削減)
- デザイン制作費の削減(外注費用が不要)
- カード管理・在庫管理コストの削減
- 再発行手続きの手間とコストの削減
顧客利便性の向上
LINEは日本人口の約70%にあたる9,200万人が利用する日常的なコミュニケーションツールです。
- カードの紛失や持参忘れがない
- スマートフォン1つで完結
- いつでもポイント数を確認可能
- 特典の受け取りもスムーズ
リピート利用促進
ポイントを貯めることで得られる特典は、既存顧客の再来店を強力に促進します。「ポイントを貯めているから、このお店を利用しよう」という購買動機を創出できます。
データ活用による店舗運営改善
ショップカードの利用データを分析することで、以下の店舗運営改善につなげることができます。
- 来店頻度の把握と分析
- 特典利用率の測定
- 顧客の購買パターン分析
- 効果的なキャンペーン企画立案
活用時の注意点と課題
ショップカード機能を効果的に活用するために、以下の点にご注意ください。
LINE公式アカウント標準機能の制約
LINE公式アカウントの標準ショップカード機能には、以下のような制約があります。
- デザインのカスタマイズ性が限定的(背景画像の設定のみ)
- スタンプのデザイン変更ができない
- 金額に応じたポイント付与など細かい条件設定は不可
- 基本的に来店・購入時のみポイント付与が可能
継続的な運用が必要
ショップカードの効果を最大化するには、継続的な運用と改善が重要です。
- 定期的な利用状況の分析
- 特典内容の見直しと魅力度の維持
- ユーザーへの積極的な告知
- QRコードの適切な設置・管理
業種別の活用事例
ショップカード機能を効果的に活用している店舗の事例をご紹介します。
飲食店での活用例
- 10回来店でメイン料理1品無料の特典設定
- 誕生日月にボーナスポイント付与キャンペーン
- 雨の日限定でポイント2倍キャンペーン実施
- ランチタイム限定のポイント増量サービス
美容院・サロンでの活用例
- 5回利用でヘアトリートメント無料提供
- 友達紹介でボーナスポイント付与
- 季節限定の特別メニュー提供
- 次回予約で追加ポイント付与
小売店での活用例
- 購入回数に応じたポイント付与
- 会員限定セールの開催
- 新商品の先行案内と特典付与
- まとめ買いでボーナスポイント
外部ツールとの比較:Lステップやその他サービス
より高度なスタンプカード機能を求める場合、外部ツールの活用も選択肢となります。
| 項目 | LINE標準ショップカード | Lステップなど外部ツール |
| 初期費用 | 無料 | 無料〜数万円 |
| 月額費用 | 無料 | 数千円〜数万円 |
| デザイン自由度 | 低い(背景画像のみ) | 高い(完全カスタマイズ可能) |
| ポイント付与条件 | 基本的に固定 | 金額、行動など細かく設定可能 |
| 設定の簡単さ | 非常に簡単 | やや複雑(学習が必要) |
| 分析機能 | 基本的な分析のみ | 詳細な顧客分析が可能 |
ポイント初めてスタンプカード機能を導入する場合は、まずLINE公式アカウントの標準ショップカード機能から始めることをおすすめします。運用に慣れてから、必要に応じて外部ツールの導入を検討するのが賢明です。
2026年最新:ショップカード機能のアップデート情報
2026年におけるLINE公式アカウントのショップカード機能の主要なアップデートをご紹介します。
2026年7月〜9月のアップデート
- ショップカード作成時に「カード名」の項目が入力必須になりました(最大20文字)
- 入力されたカード名はLINEユーザーのショップカード一覧画面に表示されます
- より分かりやすいカード管理が可能になりました
まとめ:LINE公式アカウントでスタンプカード機能は十分実現可能
LINE公式アカウントにスタンプカード機能をつけることは可能です。標準のショップカード機能を活用すれば、完全無料でデジタルポイントカードシステムを導入できます。
基本的な機能で十分な場合は標準のショップカード機能を、より高度なカスタマイズやデザインの自由度を求める場合は外部ツールやLINEミニアプリの活用を検討すると良いでしょう。
まずはフリープランから始めて、事業の成長に合わせてプランをアップグレードすることをおすすめします。適切な運用により、お客様の満足度向上と売上増加の両方を実現できるでしょう。
ROASを高めるLINE配信自動化ツールの導入メリットについて次の記事でご紹介
LINE公式アカウントのショップカード機能を活用してリピート率を向上させたら、次はLINE配信の自動化によって効率的なマーケティングを実現しましょう。
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