LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントの認証申請で承認されるためのコツと、審査に通過するための具体的な戦略について解説いたします。
LINE公式アカウントの認証済アカウントを取得することで、企業やお店の信頼性が飛躍的に向上し、LINEアプリ内での検索対象になるなど、集客力を大幅に強化することができます。しかし、申請したものの承認されず、悩んでいる方も少なくありません。
本記事では、認証申請時の注意点や承認されやすくするための具体的なコツを、マーケティング初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
認証済アカウントと未認証アカウントの違いとは
LINE公式アカウントには、「未認証アカウント」と「認証済アカウント」の2種類があります。まずは両者の違いを明確に理解しておきましょう。
| 項目 | 未認証アカウント | 認証済アカウント |
|---|---|---|
| バッジの色 | 灰色(グレー) | 青色(ネイビー) |
| 審査の要否 | 不要 | 必要(5〜10営業日) |
| 開設条件 | 誰でも開設可能 | LINEヤフー社の審査通過が必要 |
| LINEアプリ内検索 | 検索対象外 | 検索対象に表示される |
| 費用 | 無料 | 無料(審査費用も無料) |
未認証アカウントは個人・法人を問わず誰でも簡単に作成できますが、認証済アカウントはLINEヤフー株式会社による審査を通過した信頼性の高いアカウントとして位置づけられています。
認証済アカウントの7つの主なメリット
認証済アカウントを取得すると、以下のような多くのメリットが得られます。
- 青色の認証バッジが付与され、ユーザーからの信頼度が大幅に向上する
- LINEアプリ内のアカウント検索結果に表示されるようになり、新規ユーザーに発見されやすくなる
- 友だち追加広告(LINE広告)の利用が可能になる
- 請求書決済(後払い)が利用できるようになる
- 店舗用ポスターなど、LINE公式キャラクターを使用した販促ツールが3種類から選択できる
- メンバーシップ機能(月額課金サービス)が利用可能になる
- リサーチ機能やアカウント満足度調査で自由回答形式のアンケートが実施できる
LINE公式アカウント認証申請の審査基準とは
LINEヤフー株式会社は、ユーザー保護の観点から厳格な審査基準を設けています。以下の5つの主要な審査基準が適用されます。
LINEヤフー社が公表している5つの審査基準
- LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
- 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
- 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか
- LINEヤフー社が独自に定める審査基準を満たすか否か
- LINEヤフー社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは信用を損なうものでないか
これらの審査基準の詳細は非公開となっており、LINEヤフー社は審査の合否理由を利用者に開示しない方針を取っています。そのため、実際に承認されるかどうかは申請してみないと分からないというのが現状です。
LINE公式アカウントの開設自体が禁止されている業種
認証申請以前に、LINE公式アカウント自体を開設できない業種やサービスがあります。以下のような業種は、LINEヤフー社が不適切と判断した場合、アカウントが発行されなかったり、開設後に停止されるケースがありますので注意が必要です。
| 業種カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 出会い系サービス | 街コンイベント会社、相席居酒屋、出会いパーティー、ライブチャット、インターネット異性紹介事業 |
| アダルト関連 | 性風俗店、メンズエステ、アダルトショップ、ストリップ劇場、膝枕耳かき店、JKビジネス |
| 連鎖販売取引 | ねずみ講、マルチ商法・MLM、ネットワークビジネス |
| 違法な販売方法 | 人間の不安・不幸・射幸心につけ込んで商品等を販売するもの、科学的根拠が乏しい商品等を販売するもの |
| 医療関連 | 未承認医薬品、個人輸入代行、医療機器の不正販売 |
| 違法ギャンブル | 換金可能なオンラインカジノ、違法賭博 |
認証申請時のコツ:申請フォームの正確な入力方法
認証申請が却下される最も多い原因の一つが、申請フォームへの入力不備です。以下のポイントを押さえて、正確に入力しましょう。
アカウント名の入力における3つの重要ポイント
- 企業や店舗の正式名称を使用する(登記簿謄本に記載された名称と一致させる)
- サービス名や店舗名など、わかりやすい名称を20文字以内で設定する
- 個人名や個人を特定できる名称では認証済アカウントは作成できない点に注意
店舗・施設情報の入力における4つのコツ
- アカウント作成対象となる店舗名、企業名、サービス名を50文字以内で正確に入力する
- 複数店舗がある場合は、代表となる店舗情報を入力する
- 住所は全角で入力し、英数字は半角で統一する
- URLには、店舗や施設の情報が確認できる公式サイトやSNSを必ず入力する(サイトがない場合は、店舗情報が掲載されている第三者サイトのページでも可)
申込者情報の入力における注意点
申請者のフルネームと連絡先情報の入力が必要です。LINEヤフー社からメールや電話による申込みの意思確認や在籍確認などの「本人確認」が行われる場合がありますので、確実に連絡が取れる連絡先を入力することが重要です。
承認されるためのコツ:公式ウェブサイトの充実化
認証申請の審査では、申請フォームに入力された情報が公式ウェブサイトやSNSアカウントなどの他媒体の情報と一致しているかが確認されます。
公式ウェブサイトで掲載すべき5つの必須情報
- 企業・店舗の正式名称を明確に記載する
- 事業内容やサービス詳細を具体的かつわかりやすく説明する
- 会社概要、所在地、連絡先などの基本情報を漏れなく掲載する
- 実績や導入事例、お客様の声などを紹介し、信頼性を高める
- ウェブサイトのデザインを整え、プロフェッショナルな印象を与える
申請内容とウェブサイト情報の整合性を確認する3つのステップ
- 申請フォームに入力したアカウント名とウェブサイトの企業名・サービス名が完全に一致しているか確認する
- 申請フォームに記載したサービス内容・事業内容と、実際のウェブサイトの説明が矛盾していないか確認する
- ウェブサイト上のURLにリンク切れがないか、正常にアクセスできるか確認する
認証申請の具体的な手順【2026年最新版】
LINE公式アカウントを認証済にするには、「アカウント認証リクエスト」を行う必要があります。申請方法は大きく分けて2つあります。
方法1:LINE公式アカウント開設時に同時に申請する
新しくLINE公式アカウントを開設する際、同時に認証リクエストを送ることができます。
- LINE公式アカウントの開設手続きを完了させる
- 開設完了後の画面下部に表示される「アカウント認証をリクエストする」ボタンをクリック
- 申し込みフォームへ進み、必要事項を正確に入力する
- 申請内容を確認してから送信する
方法2:既存の未認証アカウントから申請する
すでに未認証アカウントを運用している場合は、管理画面から申請できます。
- LINE Official Account Managerにログインする
- 管理画面右上の「設定」をクリック
- 左側メニューの「アカウント設定」を選択
- 情報の公開の認証ステータス欄にある「アカウント認証リクエスト」ボタンをクリック
- 「認証申請の流れとポイント」ページの下部にある「アカウント認証を申請する」ボタンをクリック
- 申し込みフォームが開くので、必要事項を入力して申請を完了させる
申請時の5つの重要な注意点
- 申請できるのは「管理者権限」を持つユーザーのみで、運用担当者では申請ボタンが表示されません
- 入力不備がある場合など、再申請は可能です
- 開設と同時に認証申請しても、審査が終わるまでは「未認証」として通常通りアカウントを利用できます
- 審査には通常5〜10営業日程度かかりますが、繁忙期にはさらに時間を要することもあります
- 審査の合否理由は開示されません
審査に落ちた場合の再申請のコツと対策方法
万が一審査に通らなかった場合でも、適切な対策を行えば再申請で承認される可能性があります。以下の手順で対応しましょう。
再申請前に確認すべき6つのチェックリスト
- 却下理由を推測し、該当する可能性のある項目を洗い出す
- アカウント名称が企業・店舗の正式名称であるか再確認する
- ウェブサイトの内容が事業実態と一致しているか、情報が充実しているか見直す
- LINE公式アカウントガイドラインに違反している可能性のある表現や内容を修正する
- 必要書類に不足や不備がなかったか再チェックする
- 業種・業態がそもそも認証対象であるか改めて確認する
承認率を高めるための追加対策
- 業種によっては、登記簿謄本、営業許可証、資格証明書などの追加確認書類を事前に準備しておく
- 業種設定が「個人」になっている場合は、適切なカテゴリに変更する
- 複数人で申請内容をダブルチェックし、入力ミスや不備がないか確認する
- 公式ウェブサイトに問い合わせフォームや電話番号などの連絡手段を明記する
認証後の運用における注意点とガイドライン遵守
認証済アカウントを取得した後も、継続的にガイドラインを遵守することが重要です。違反が発覚した場合、認証が取り消される可能性もあります。
認証後に注意すべき5つの運用ポイント
- 配信コンテンツは常にユーザー目線で作成し、過度な宣伝や不適切な内容を避ける
- 商品・サービスの広告表現は景品表示法や薬機法などの関連法規を遵守する
- 誇大広告や虚偽表現、ユーザーを誤認させる表現を使用しない
- アカウント名称の変更は原則不可(企業名変更時は再審査が必要になります)
- 定期的にLINE公式アカウントガイドラインの更新内容を確認する
| 違反の程度 | 措置内容 |
|---|---|
| 軽度の違反 | 該当コンテンツの削除要求 |
| 中程度の違反 | サービス提供の一時停止(期間限定) |
| 重度の違反 | アカウント契約の解除(永久停止) |
認証済LINE公式アカウントに承認された後は、口数を減らしワンランク上の配信をスタート
LINE公式アカウントの認証を無事に取得できたら、次のステップとして効果的なLINE配信の運用に取り組むことが重要です。認証取得はあくまでスタート地点であり、その後の運用こそがビジネスの成果を左右します。
認証済アカウントを取得した後の配信戦略や、効果を最大化するための具体的なテクニックについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せて読んでみてください。
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