LINE公式アカウントでチャットを利用する際の料金はいくら

LINE公式アカウントを活用してビジネスを展開する際、「チャット機能の料金はどうなっているの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は、LINE公式アカウントのチャット機能は基本的に無料で利用できますが、より高度な機能を求める場合には有料オプションも用意されています。この記事では、LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントのチャット機能における料金体系について、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説いたします。

LINE公式アカウントのチャット機能とは

まず、LINE公式アカウントのチャット機能について基本的な内容を確認しておきましょう。チャット機能とは、友だち登録してくれたユーザーと1対1でメッセージのやり取りができる機能です。以前は「1:1トーク」という名称で呼ばれていましたが、現在は「LINEチャット」として提供されています。

この機能を活用することで、お客様からの問い合わせ対応や予約受付、きめ細かなカスタマーサポートなど、個別のコミュニケーションが可能になります。まるで普段のLINEトークのように、リアルタイムでお客様とやり取りできるため、顧客満足度の向上にもつながります。

チャット機能の主な特徴

  • 友だち登録したユーザーと個別にメッセージ交換ができる
  • リアルタイムでのコミュニケーションが可能
  • テキストだけでなく、画像や動画、スタンプなども送信できる
  • 問い合わせ対応や予約受付などに活用できる
  • 顧客との信頼関係構築に役立つ

チャット機能の料金は基本無料

ここが最も重要なポイントですが、LINE公式アカウントのチャット機能は、すべての料金プランで無料で利用できます。これは非常に大きなメリットです。

ポイント

チャット機能は、コミュニケーションプラン(無料プラン)、ライトプラン、スタンダードプランのどのプランを選択しても、追加料金なしで利用できます。また、チャットでのやり取りはメッセージ配信数にカウントされないため、通数を気にせず何通でも送受信が可能です。

LINE公式アカウントには「メッセージ配信」と「チャット」という2つの主要なコミュニケーション方法がありますが、それぞれカウント方法が異なります。メッセージ配信は複数の友だちに一斉送信する機能で、送信数に応じて料金プランが変わりますが、チャットは個別のやり取りであり、料金プランの通数制限にカウントされません。

LINE公式アカウントの基本料金プラン

チャット機能自体は無料ですが、LINE公式アカウント全体の料金プランについても理解しておきましょう。2026年10月現在、LINE公式アカウントには3つの基本プランが用意されています。

プラン名 月額料金 無料メッセージ配信数 追加メッセージ配信
コミュニケーションプラン 0円 200通/月 不可
ライトプラン 5,000円(税別) 5,000通/月 不可
スタンダードプラン 15,000円(税別) 30,000通/月 可能(従量課金)

これらの料金プランはメッセージ配信数に応じて選択するものであり、チャット機能の利用には影響しません。どのプランを選んでも、チャット機能は無料で無制限に使用できます。

各プランの特徴

コミュニケーションプラン(無料プラン)は、これからLINE公式アカウントを始める方や、小規模なビジネスに最適です。月200通までのメッセージ配信が可能で、チャット機能も含めた基本機能はすべて利用できます。

ライトプランは月額5,000円(税別)で、月間5,000通までのメッセージ配信が可能です。中小企業や店舗運営に適したプランで、定期的にメッセージを配信したい場合に向いています。

スタンダードプランは月額15,000円(税別)で、最大30,000通のメッセージが配信でき、さらに追加メッセージ配信も従量課金制で追加可能です。大規模な配信を行う企業に適しています。

チャットProオプション:より高度な機能を求める方へ

基本のチャット機能は無料ですが、2026年3月に新たに登場した「チャットProオプション」という月額3,000円(税別)の有料オプションもあります。より本格的にチャット機能を活用したい事業者向けの拡張機能です。

チャットProオプションの主な機能

項目 基本機能(無料) チャットProオプション
月額料金 0円 3,000円(税別)
チャット履歴保存期間 6ヶ月 5年間
チャット履歴ダウンロード 不可 可能
タグ作成数 5個まで(1チャットに1個) 300個まで(1チャットに30個)
ノート作成数 なし 1,000個まで
その他機能 基本機能のみ フィルター機能など
ポイント

チャットProオプションは、2024年11月から無料で利用できる範囲が変更されました。基本機能では、チャット履歴が6ヶ月間保存され、タグは5個まで作成可能です。一方、チャットProオプションでは5年間の履歴保存、300個のタグ作成、1チャットに最大30個のタグ紐付けが可能になります。

チャットProオプションが向いているケース

  • 長期間にわたる顧客対応履歴を保存・管理したい
  • 複数のスタッフでチャット対応を分担している
  • 詳細な顧客セグメント管理を行いたい
  • 過去のやり取りをデータとして分析したい
  • コンプライアンスの観点から長期保存が必要

一般的な小規模ビジネスや個人事業主の方であれば、基本の無料チャット機能で十分に対応できるでしょう。ただし、大量の問い合わせ対応を行う企業や、複数人でチャット対応を管理する必要がある場合は、チャットProオプションの導入を検討する価値があります。

メッセージ配信とチャットの違い

LINE公式アカウントを効果的に運用するためには、「メッセージ配信」と「チャット」の違いを正しく理解することが重要です。

メッセージ配信の特徴

  • 複数の友だちに一斉送信する機能
  • 「配信回数×友だちの数」で通数がカウントされる
  • 料金プランの通数制限の対象になる
  • キャンペーン告知やお知らせに活用

チャット機能の特徴

  • 1対1の個別コミュニケーション
  • 通数制限にカウントされない(無料)
  • 問い合わせ対応や個別相談に活用
  • 顧客との信頼関係構築に有効

このように、チャット機能は何通やり取りしても料金プランの通数にカウントされないため、お客様との丁寧なコミュニケーションを通数を気にせず行えるという大きなメリットがあります。

チャット機能を有効活用するためのポイント

チャット機能が無料で利用できることがわかったところで、実際にビジネスで活用する際のポイントをご紹介します。

1. 迅速な返信を心がける

お客様は通常のLINEトークと同じ感覚でメッセージを送ってきます。できるだけ迅速に返信することで、顧客満足度が大きく向上します。遅くとも24時間以内の返信を目指しましょう。

2. 丁寧で親しみやすい対応

LINEというカジュアルなプラットフォームの特性を活かし、適度に親しみやすい言葉遣いを心がけることで、お客様との距離を縮めることができます。ただし、ビジネスとしての節度は保ちましょう。

3. よくある質問はあらかじめ整理

チャットでよく聞かれる質問をリスト化しておき、テンプレート化しておくと効率的に対応できます。ただし、機械的な対応にならないよう、状況に応じてカスタマイズすることが大切です。

4. 応答メッセージとの併用

営業時間外や休日には自動応答メッセージを設定しておき、営業開始後に個別のチャットで対応するなど、組み合わせて使うと効果的です。

料金を抑えながら効果的に運用する方法

LINE公式アカウントを費用対効果高く運用するためのコツをご紹介します。

  1. チャット機能を積極的に活用する:チャットは無料なので、個別対応が必要なケースではチャットを優先的に使いましょう。
  2. メッセージ配信は計画的に:一斉配信は通数制限があるため、配信頻度や内容を計画的に設計しましょう。
  3. セグメント配信を活用:全員に配信するのではなく、必要な人にだけ送ることで通数を節約できます。
  4. プラン変更は柔軟に:配信量に応じて月単位でプラン変更が可能なので、繁忙期と閑散期で使い分けることができます。

まとめ

LINE公式アカウントのチャット機能は、すべての料金プランで無料で利用でき、通数制限もありません。これは、お客様と丁寧にコミュニケーションを取りたいビジネスにとって非常に大きなメリットです。

基本的には無料のチャット機能で十分対応可能ですが、より高度な顧客管理や長期的な履歴保存が必要な場合は、月額3,000円(税別)のチャットProオプションの導入を検討すると良いでしょう。

LINE公式アカウントの料金プラン自体は、メッセージ配信数に応じて選択するものです。コミュニケーションプラン(無料)、ライトプラン(月額5,000円・税別)、スタンダードプラン(月額15,000円・税別)の3つから、ビジネスの規模や配信頻度に合わせて選びましょう。

チャット機能を効果的に活用することで、顧客満足度の向上やリピート率の改善、売上アップにつながります。まずは無料のコミュニケーションプランから始めて、ビジネスの成長に合わせて柔軟にプランを変更していくことをおすすめします。

※料金やサービス内容は2026年10月時点の情報です。最新の情報については、LINE公式アカウント公式サイトをご確認ください。