LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、2026年4月から新たに提供開始されたLINEプロモーション絵文字について、その効果や費用相場、導入方法まで詳しく解説します。LINE絵文字を活用した企業のマーケティング戦略として注目を集めているプロモーション手法について、マーケティング初心者の方にも分かりやすくご紹介いたします。
LINEプロモーション絵文字とは
LINEプロモーション絵文字とは、企業が自社オリジナルのLINE絵文字を作成し、友だち追加を条件にユーザーへ無料配布できるサービスです。2026年4月1日からLINEヤフー株式会社により正式提供が開始された法人向けの新しいマーケティング手法となります。
基本的な仕組み
企業が広告費を提供することで、ユーザーはLINEアプリ内のスタンプショップ経由で無料または条件付きでオリジナル絵文字をダウンロードできます。ダウンロードされた絵文字がユーザー間のコミュニケーション内で活用されることで、自然な形での企業プロモーションが実現します。
従来のLINEプロモーションスタンプとの違い
| 項目 | LINEプロモーション絵文字 | LINEプロモーションスタンプ |
|---|---|---|
| 主なターゲット層 | 若年層(10代・20代) | 幅広い年齢層 |
| 使用場面 | 文中への挿入・リアクション機能 | メッセージとして送信 |
| 表現の自由度 | カスタマイズ性が高い | 単独での使用が中心 |
| 費用 | 3,500万円~(10種類) | 1,000万円~(種類により変動) |
LINEプロモーション絵文字の効果とメリット
若年層への高い訴求効果
実際の導入企業では、過去に実施したLINEプロモーションスタンプ施策と比較して、若年層のダウンロード数が135%高い結果を記録した事例があります。LINE絵文字は若年層の日常的なコミュニケーションツールとして定着しており、自然な形でブランド認知を向上させることができます。
コミュニケーションへの溶け込み効果
- 文中への挿入による自然なブランド露出
- リアクション機能での継続的な利用機会
- 友だち間での絵文字共有による口コミ効果
- 押し付けがましくない形でのプロモーション実現
2026年5月末のリアクション機能アップデートにより、すべての絵文字がリアクションとして利用可能になったため、プロモーション絵文字の活用機会がさらに拡大しています。
期待できる具体的な成果
- LINE公式アカウントの友だち数増加
- ブランド認知度・好意度の向上
- 若年層との接点拡大
- 長期的な顧客育成効果
費用相場と料金体系
スポンサード絵文字の価格(2026年10月-2026年3月期)
| 絵文字提供数 | 価格(税別) | 掲載期間 | 利用期限 |
|---|---|---|---|
| 10種類 | 3,500万円 | 4週間 | ダウンロードから180日 |
| 20種類 | 4,000万円 | 4週間 | ダウンロードから180日 |
クリエイターコラボの追加費用
自社キャラクターを持たない企業向けに、LINEが推奨するクリエイターとのコラボレーションも可能です。
- 制作費:クリエイターによって異なるため都度相談
- 特急価格:通常価格+80万円(10種類)/+160万円(20種類)
- 制作期間:8~12週間
制作期間短縮メニュー
| メニュー | 制作費(税別) | 特徴 |
|---|---|---|
| クリエイターリパッケージ | 50万円 | 人気クリエイターの既存絵文字を活用 |
| 広告主リパッケージ | 要相談 | 自社のLINE Creators Market絵文字を活用 |
LINEプロモーション絵文字の導入方法・やり方
実施に必要な条件
LINEプロモーション絵文字を実施するには以下の条件を満たす必要があります。
LINE公式アカウントの開設と認証済アカウント以上のステータスが必要です。認証済アカウントは所定の審査を通過することで取得できます。
導入までの基本的な流れ
- 広告主様審査(新規の場合は与信審査も実施)
- キャラクター可否審査またはクリエイターコラボ依頼
- 審査結果・コラボ依頼結果の連絡
- 正式発注申請
- クリエイティブ入稿・配信設定
- リリース・掲載開始
スケジュール目安
- クリエイターコラボなし:入稿期日の1営業日前17時が発注期日
- クリエイターコラボあり:クリエイター決定から5営業日目17時が発注期日
- 入稿期日:静止画絵文字は6営業日前の17時
- 掲載開始:毎週木曜日11時頃
申込みから配信までの注意点
掲載審査で差し戻しがある場合もあるため、余裕を持ったスケジュールでの申込みが推奨されています。また、枠数は通常枠5枠となっており、同日に有料販売絵文字やグローバル案件等がリリースされる場合があります。
成功事例とその効果
アサヒ飲料の企業初導入事例
2026年4月にLINEプロモーション絵文字を企業初導入したアサヒ飲料では、以下のような成果を上げています。
- 若年層を中心とした効果的なブランド訴求を実現
- 従来のプロモーションスタンプではリーチできなかった新たな友だち獲得
- コミュニケーションに自然に溶け込む形でのブランド露出
- 押し付けがましくない自然なプロモーション効果
LINE絵文字は若年層が日常的に活用するコミュニケーションツールとして定着しており、文中に入れられるため表現のカスタマイズ性が高い点が成功につながりました。
効果測定とレポート機能
提供されるレポート項目
| 項目名 | 内容 |
|---|---|
| Downloads | パッケージ単位のダウンロード数 |
| Send/Received | 絵文字の送信数・受信数 |
| Sending/Receiving users | 送信・受信ユニークユーザー数 |
| Reaction Send | リアクション機能での送信数 |
| SexAge/Area | 年代別・性別・地域別の利用者情報 |
レポート更新スケジュール
- 公開開始:配信開始2日後
- 更新頻度:毎日(土日祝日も更新)
- 更新タイミング:12時~15時
- 更新終了日:絵文字利用最終日まで(ダウンロード終了日の翌日より180日後まで)
導入時の注意点とリスク
審査に関する注意事項
公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起させるもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの等は、審査の結果、掲載をお断りする場合があります。
キャンセル規定
- クリエイターコラボの場合、クリエイター決定後のキャンセルは制作費全額分のキャンセル費が発生
- 入稿期日の遅れにより掲載日程が遅れる場合、キャンセル費の対象となる可能性
- 変更・差し替えは原則不可
まとめ
LINEプロモーション絵文字は、若年層を中心とした新しいマーケティング手法として2026年4月から提供開始された注目のサービスです。従来のプロモーションスタンプでは届きにくかった層へのアプローチが可能で、自然な形でのブランド訴求を実現できます。
実際に費用は10種類で3,500万円からと高額ですが、その分高い効果が期待できる施策となっています。導入を検討される企業は、まずLINE公式アカウントの認証済アカウント取得から始め、十分な検討期間を設けて計画的に進めるのが良いでしょう。
もちろんこのプロモーション絵文字はLINEマーケティングの手法の一つです。ユーザーエンゲージメントを高めるLINE配信や友達の新規獲得のためのアプローチは欠かせません。
次の記事ではおすすめLINE配信マーケティングツールをご紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
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