LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントのチャット機能について詳しく解説します。
LINE公式アカウントではユーザーと1対1でチャットのやり取りが可能ですがあまりよく機能的にもわかっていないという方が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、チャット機能の特徴、料金プラン、ステップ配信機能まで、マーケティング初心者の方にもわかりやすく2026年最新情報をお届けします。
LINE公式アカウントのチャット機能とは
LINE公式アカウントのチャット機能は、友だち登録をしているユーザーと1対1で直接メッセージのやり取りができる機能です。以前は「1対1トーク」や「1:1トーク」と呼ばれていましたが、現在は「チャット機能」という正式名称に統一されています。
ポイントチャット機能を使えば、ユーザーからの問い合わせにリアルタイムで返信できるため、顧客満足度の向上や予約受付、個別の相談対応などビジネスの幅広い場面で活用できます。
チャット機能の主な特徴
- リアルタイムでの双方向コミュニケーションが可能
- テキスト、画像、動画、音声ファイルの送受信に対応
- 顧客情報の自動蓄積とタグによる管理ができる
- 過去のやり取り履歴を保存・検索できる
- スタンプ、クーポン、カードタイプメッセージなど多彩なコンテンツを送信可能
- 既読をつけずにメッセージをプレビューする機能がある
チャット機能の設定方法
チャット機能を有効にする設定は非常に簡単です。以下の手順で設定できます。
- LINE公式アカウントの管理画面にログインします
- 画面右上の「設定」をクリックします
- 左側メニューから「応答設定」を選択します
- 応答機能の「チャット」をオンにします
これだけで基本的なチャット機能が利用可能になります。緑色に表示されていれば、チャット機能がオンの状態です。
2026年最新の料金プラン体系
LINE公式アカウントでは、メッセージ配信数に応じた3つの料金プランが用意されています。2026年現在、基本プランとチャットProオプションの組み合わせで最適な運用が可能です。
基本料金プラン
| プラン名 | 月額料金 | 無料メッセージ通数 | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通/月 | 追加不可 |
| ライトプラン | 5,000円 | 5,000通/月 | 追加不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円 | 30,000通/月 | 3円/通〜(追加可能) |
※料金は税別表示です
チャットProオプション(2026年3月導入)
2026年3月4日、LINE公式アカウントに「チャットProオプション」という有料オプションが新たに登場しました。チャット機能をより高度に活用したい企業向けの機能拡張オプションです。
| 項目 | 無料版 | チャットProオプション |
|---|---|---|
| 月額費用 | 0円 | 3,000円(税別) |
| チャット履歴保存期間 | 6ヶ月 | 5年間 |
| チャット履歴ダウンロード | 不可 | 可能 |
| チャットタグ作成数 | 5個 | 300個 |
| 1ユーザーへのタグ付与数 | 1個 | 30個 |
| ノート機能 | 1個/ユーザー | 1,000個/ユーザー |
| カスタムフィルター機能 | なし | あり |
注意点無料版では作成できるチャットタグが5個まで、ユーザー1人につき1個までとなります。顧客管理やセグメント配信にチャットタグを活用している場合は、チャットProオプションの導入検討が必要です。
チャット機能の活用メリット
LINE公式アカウントのチャット機能を活用することで、様々なビジネスメリットが得られます。
顧客満足度の向上
電話やメールと比較して、LINEは心理的なハードルが低く、気軽にコミュニケーションが取れる点が大きな特徴です。多くの企業が、LINEでの問い合わせ窓口を開設したことで、問い合わせ数が大幅に増加したと報告しています。
効率的な顧客管理の実現
- 顧客との会話履歴が自動的に蓄積される
- タグ機能で顧客を属性別に分類・管理できる
- ノート機能で重要な顧客情報を記録できる
- チャット内容を検索して過去の対応を素早く確認できる
- 複数の担当者で運用する際の情報共有がスムーズ
具体的な活用シーン
| 業種・場面 | 活用例 |
|---|---|
| 問い合わせ対応 | 商品やサービスに関する質問にリアルタイムで回答 |
| 飲食店・サロン | 予約受付、来店後のお礼メッセージ送信 |
| 不動産・転職支援 | 希望条件のヒアリング、物件・求人情報の提案 |
| ECサイト | 注文確認、配送状況の連絡、商品の使い方サポート |
| クリニック | 診療予約、検査結果の通知、健康相談 |
ステップ配信機能とは
LINE公式アカウントには、あらかじめ設定したメッセージを自動で順番に配信できる「ステップ配信」機能があります。ユーザーの行動をきっかけに、決められたタイミングで自動配信されるため、効率的なマーケティング施策を実現できます。
ステップ配信の基本的な仕組み
ステップ配信は、友だち追加をきっかけに設定した「メッセージ内容」「配信タイミング」「配信期間」で自動配信する機能です。例えば以下のような設定が可能です。
- 友だち追加から3日後にクーポンを配信
- 友だち追加から7日後に商品紹介メッセージを配信
- 友だち追加から30日後にアンケートを配信
ステップ配信のメリット
- 一度設定すれば自動で配信されるため運用の手間が削減できる
- 新規友だちに対して効果的な情報提供が可能
- 段階的な情報提供で顧客育成ができる
- 配信タイミングを最適化することで高い開封率が期待できる
- 複数のシナリオを作成してユーザー属性別に配信できる
ステップ配信の料金
ステップ配信機能自体は完全無料で利用できます。ただし、配信されるメッセージは各プランの月間メッセージ通数にカウントされます。
- コミュニケーションプラン:月200通まで
- ライトプラン:月5,000通まで
- スタンダードプラン:月30,000通まで(追加可能)
注意点メッセージ通数がプランの上限を超えると、ステップ配信のメッセージも送信されなくなります。友だち数とステップ配信の設定内容から、必要なメッセージ通数を事前に計算しておくことが重要です。
チャット機能運用時の注意点
メッセージ送信の制限について
チャット機能には重要な制限があります。友だち全員とチャットができるわけではなく、基本的にはユーザーから何らかのメッセージを送ってもらう必要があります。
ただし、2024年7月より、認証済アカウントに限り、友だち追加したユーザーに対してアカウント側からチャットを開始できる「チャット開始機能」が追加されました。この機能は、ユーザーが必要とする情報やサービスの提供以外の目的で利用することは禁止されており、特に広告や宣伝目的での使用は避ける必要があります。
対応品質の維持
- 統一された対応基準を策定する
- 返信時間の目標を設定する(例:営業時間内2時間以内)
- よくある質問への定型回答を準備する
- 担当者のトレーニングを定期的に実施する
- 個人情報の取り扱いに十分注意する
プラン選択の判断基準
コミュニケーションプラン(無料)が適しているケース
- 友だち数が200人以下の小規模アカウント
- 月1〜2回程度の配信で十分な場合
- 初期投資を抑えてテスト運用したい場合
- 個人事業主や小規模店舗での利用
ライトプランが適しているケース
- 友だち数が500〜2,000人程度の中規模アカウント
- 週1〜2回程度の定期配信を行いたい場合
- コストパフォーマンスを重視する場合
- 中小企業や店舗での本格運用
スタンダードプランが適しているケース
- 友だち数が5,000人以上の大規模アカウント
- 頻繁なメッセージ配信を行いたい場合
- シーズンやキャンペーンで配信数が変動する場合
- 追加配信の柔軟性を求める企業
チャットProオプションの導入検討基準
以下のような場合は、チャットProオプション(月額3,000円・税別)の導入がおすすめです。
- チャット履歴を6ヶ月以上保存する必要がある
- 複数のタグを各顧客に付与して詳細な顧客管理を行いたい
- チャットタグを活用した高度なセグメント配信を実施している
- チャット履歴をダウンロードしてバックアップや分析に活用したい
- カスタムフィルター機能で効率的な顧客検索を行いたい
メッセージ配信コストを削減する方法
LINE公式アカウントを効率的に運用するために、以下の方法でコストを削減できます。
セグメント配信の活用
全友だちに一斉配信するのではなく、属性や行動履歴に基づいて対象を絞り込むセグメント配信を活用することで、少ない配信数で高い効果を得られます。
- 性別・年代・地域による絞り込み
- 過去の購入履歴による分類
- エンゲージメント率の高いユーザーへの限定配信
- チャットタグを活用した属性別配信
リッチメニューの効果的活用
リッチメニューを活用することで、メッセージ配信に頼らない顧客誘導が可能になり、配信数の削減につながります。予約ページや商品ページへのリンクをリッチメニューに設置することで、配信メッセージを減らせます。
自動応答機能の設定
よくある質問には自動応答で対応することで、個別メッセージの送信を減らし効率化を図れます。
チャット機能の他、LINE配信などを最適化しませんか?
LINE公式アカウントをさらに効果的に活用するためには、チャット機能だけでなく、配信メッセージの最適化も重要です。配信ツールを活用することで、セグメント配信の精度向上、配信タイミングの最適化、効果測定の強化など、より高度なLINEマーケティングを実現できます。
詳しくはLINE配信ツールのメリットと活用方法をご覧ください。効率的なLINE運用で、ビジネスの成果を最大化しましょう。
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