LINE公式アカウントを運営する中で、「複数のアカウントを効率的に管理したい」「グループチャットに参加したい」とお考えではありませんか?LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントにおけるグループ機能の活用方法を徹底解説します。本記事では、複数アカウントを一括管理するグループ機能と、ユーザーとのグループトークへの参加方法の2つの側面から、初心者の方でも実践できるよう丁寧にご紹介していきます。
LINE公式アカウントの「グループ」とは?2つの意味を理解しよう
LINE公式アカウントにおける「グループ」には、実は2つの異なる意味があります。それぞれの違いを理解することで、適切に活用できるようになります。
①グループ機能:複数のLINE公式アカウントを一括管理
1つ目は、複数のLINE公式アカウントをまとめて管理するための「グループ機能」です。これは管理者向けの機能で、同じグループに所属する複数のアカウントに対して、メッセージやクーポン、リッチメニューなどのコンテンツを一括で設定・配信できます。
例えば、飲食チェーン店が地域ごとにLINE公式アカウントを運用している場合、関東エリアの店舗をひとつのグループにまとめることで、キャンペーン情報を一斉に配信できます。個別にアカウントを操作する必要がないため、運営効率が大幅に向上します。
②グループトークへの参加:ユーザーとのコミュニケーション
2つ目は、一般的なLINEグループトークにLINE公式アカウントが参加する機能です。これにより、複数のユーザーとLINE公式アカウントが同じトーク画面でコミュニケーションを取ることができます。
こちらは友だち追加なしでも利用できるため、イベント運営やコミュニティサポートなどで活用されています。
グループ機能は「アカウント管理の効率化」、グループトーク参加は「複数人とのコミュニケーション」という異なる目的で使い分けましょう。
グループ機能のメリットと活用シーン
複数のLINE公式アカウントを運用している企業にとって、グループ機能には大きなメリットがあります。
グループ機能の主なメリット
- 複数アカウントへの一括配信により作業時間を大幅に短縮できる
- 情報の統一性を確保し、配信ミスを削減できる
- 地域別・店舗別・ブランド別など柔軟なグルーピングが可能
- 管理画面から効率的に複数アカウントを運用できる
- コンテンツの再利用により制作コストを削減できる
グループ機能が活躍する場面
| 活用シーン | 具体例 |
|---|---|
| 複数店舗を展開する企業 | 全国チェーンの飲食店が地域別にアカウントを管理し、エリアごとのキャンペーンを配信 |
| 複数ブランドを運営する企業 | アパレル企業が各ブランドのアカウントをまとめ、セール情報を一括配信 |
| フランチャイズ展開 | 本部が各店舗のアカウントをグループ化し、統一した応答メッセージを設定 |
| イベント運営 | 期間限定のイベントごとにアカウントを作成し、終了後にまとめて管理 |
グループ機能の作成方法:ステップバイステップ
それでは、実際にグループ機能を使って複数のLINE公式アカウントをまとめる手順を見ていきましょう。グループの作成はWeb版管理画面からのみ可能で、スマートフォンアプリからは設定できませんのでご注意ください。
グループ作成の手順
- LINE Official Account Managerにログインします
- 画面左上の「LINE Official Account Manager」メニューをクリックします
- 左側メニューから「グループ」を選択します
- 「作成」ボタンをクリックします
- グループ名を入力します(例:関東エリア店舗、春のキャンペーン等)
- グループに追加したいLINE公式アカウントを選択します
- 「作成」ボタンをクリックして確定します
- 確認画面で再度「作成」を選択すれば完了です
グループ作成後もアカウントの追加・削除は可能です。運用状況に応じて柔軟に調整できます。
グループ作成時の制限事項
グループ機能を使う際には、以下の制限があることを理解しておきましょう。
- グループを作成できるのは管理者権限を持つユーザーのみです
- 1人のユーザーが管理できるグループは最大100個までです
- 1つのグループに登録できるアカウント数は最大5,000個です
- 1つのLINE公式アカウントは最大10グループまで参加可能です
- 2026年現在、Web版管理画面でのみ設定可能です
グループ設定:メンバー管理と権限設定
グループを作成したら、次は運用に必要な設定を行いましょう。
グループ設定画面へのアクセス方法
- 管理画面の「グループリスト」から設定したいグループを選択します
- 画面右上の「グループ設定」をクリックします
- 左側メニューから各種設定項目を選択できます
設定できる主な項目
グループ設定
- プロフィール画像とグループ名の変更
- LINEチャット機能の利用許可設定
- アカウントの追加・削除
グループ権限管理
- 運営メンバーの追加
- 権限の種類(管理者・運営者等)の設定
- 招待URL の発行と共有
グループの削除
- 不要になったグループの削除が可能
- 削除後は復元できないため注意が必要
グループ機能で一括設定できるコンテンツ
グループ機能では、以下のコンテンツをグループに属する全アカウントに一括で設定できます。
- メッセージ配信:キャンペーン情報やお知らせを一斉配信
- 応答メッセージ:特定のキーワードに対する自動返信を統一設定
- クーポン:期間限定クーポンをグループ全体で配布
- あいさつメッセージ:友だち追加時のメッセージを統一
- リッチメニュー:メニューデザインを一括適用
一部機能には制限があります。セグメント配信など細かい絞り込みが必要な場合は、個別のアカウントで設定する必要があります。
グループトークへの参加方法:ユーザーとコミュニケーション
次に、LINE公式アカウントが一般的なLINEグループトークに参加する方法を解説します。この機能を使えば、友だち追加していないユーザーともグループ内でコミュニケーションが取れます。
LINE公式アカウント側の設定手順
- LINE公式アカウントの管理画面にログインします
- 画面右上の「設定」をクリックします
- 「アカウント設定」を選択します
- 「機能の利用」セクションまでスクロールします
- 「グループ・複数人トークへの参加を許可する」にチェックを入れます
- 設定を保存します
グループへの招待方法
LINE公式アカウント側で参加許可の設定が完了したら、一般ユーザー側からグループに招待します。
- 招待したいLINEグループのトーク画面を開きます
- 画面右上のメニューアイコンをタップします
- 「招待」を選択します
- 友だちリストからLINE公式アカウントを選択します
- 招待を送信すれば完了です
招待されたLINE公式アカウントは自動的にグループトークに追加され、メンバーとのやり取りが可能になります。
グループ機能活用時の注意点
グループ機能を効果的に運用するために、以下の点に注意しましょう。
グループ機能の制限事項
- LINE VOOM関連機能は2024年3月27日をもって提供終了しています
- 一部のコンテンツは一括設定に対応していません
- グループからのメッセージ配信では、細かいセグメント配信に制限があります
- 管理者権限を持たないユーザーはグループを作成できません
運用の最適化ポイント
- グループ名は分かりやすく、管理しやすい名称にする
- 定期的にグループメンバー(アカウント)の見直しを行う
- 権限管理を適切に行い、セキュリティを確保する
- 一括配信前に必ずテスト配信で内容を確認する
- 個別対応が必要な場合は、グループ機能に頼りすぎない
よくある質問
Q. グループチャットとグループ機能は同じですか?
いいえ、異なります。グループ機能は複数のLINE公式アカウントを管理者が一括管理するための機能です。一方、グループチャットは複数のユーザーが参加してメッセージをやり取りする通常のLINE機能です。目的と使い方がまったく異なりますのでご注意ください。
Q. グループからメンバーを削除できますか?
はい、可能です。アカウントの削除はグループ設定画面から、運営メンバーの削除はグループ権限管理画面から行えます。ただし、削除できるのは管理者権限を持つユーザーのみです。
Q. スマートフォンアプリからグループを作成できますか?
2026年現在、グループ機能の設定はWeb版のLINE Official Account Managerからのみ可能です。スマートフォンアプリからは設定できませんので、PCまたはスマートフォンのブラウザからアクセスしてください。
まとめ:グループ機能で効率的な運用を実現しよう
LINE公式アカウントのグループ機能を活用することで、複数アカウントの運用効率を大幅に向上させることができます。地域別、ブランド別、店舗別など、ビジネスの状況に応じた柔軟なグルーピングが可能です。
また、グループトークへの参加機能を使えば、友だち追加なしでも複数のユーザーとコミュニケーションを取ることができ、コミュニティ運営やイベントサポートなど幅広い活用シーンがあります。
本記事でご紹介した手順に従って、まずは小規模なグループから試してみることをおすすめします。運用に慣れてきたら、より大規模なグループ管理や高度な活用方法にチャレンジしてみてください。
LINE公式アカウントのグループ機能を最大限に活用し、効率的かつ効果的なマーケティング活動を実現しましょう。