LINE公式アカウントのメッセージやテスト配信が届かない?原因は?

LINE公式アカウントを運用していると、
「メッセージが届かない」
「テスト配信が確認できない」といったトラブルに遭遇することがあります。

今回はLINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントのメッセージやテスト配信が届かない原因と、その解決方法について詳しく解説します。メッセージ配信の不具合は、ユーザーとのコミュニケーション機会を逃すことにつながりますので、早めの対処が重要です。

目次

LINE公式アカウントのメッセージが届かない主な原因

LINE公式アカウントからメッセージが届かない場合、いくつかの原因が考えられます。まずは、メッセージが届かない主な原因を理解することが問題解決の第一歩です。

1. 月間配信通数の上限に達している

LINE公式アカウントには、プランごとに月間メッセージ配信数の上限が設定されています。2026年現在の料金プランでは、以下のような配信通数制限があります。

プラン名 月額料金(税別) 無料メッセージ通数 追加配信
コミュニケーションプラン 無料 200通 不可
ライトプラン 5,000円 5,000通 不可
スタンダードプラン 15,000円 30,000通 可能(1通あたり最大3円)

無料のコミュニケーションプランでは月200通、ライトプランでは月5,000通までしか配信できません。この上限を超えるとメッセージが届かなくなるため、定期的に配信数を確認し、必要に応じてプランのアップグレードを検討しましょう。

ポイント

コミュニケーションプランとライトプランでは、上限を超えた配信ができないため、継続的な配信を行うにはスタンダードプランへの変更が必要です。

2. ユーザーにブロックされている

ユーザーがLINE公式アカウントをブロックすると、そのユーザーにはメッセージが届かなくなります。ブロックされた場合、運営側には個別に通知されませんが、友だち数の減少として確認できます。ブロック率を下げるには、ユーザーにとって価値のある情報を適切な頻度で配信することが重要です。

3. 通知設定がオフになっている

ユーザー側のLINEアプリで通知設定がオフになっている場合、メッセージは届いていても通知が表示されないため、気づかれない可能性があります。具体的には以下の設定が影響します。

  • LINEアプリ全体の通知設定がオフになっている
  • 特定のLINE公式アカウントの通知のみがオフになっている
  • スマートフォン端末の通知設定でLINEがブロックされている
  • 機内モードやおやすみモードが有効になっている

これらの設定はユーザー側で変更する必要があるため、運営側からは直接解決できません。ただし、トークルームの説明文やリッチメニューで通知設定の確認を促すことは可能です。

4. 通信環境の問題

ユーザーのインターネット接続が不安定な場合や、圏外にいる場合はメッセージが受信できません。LINEはインターネット回線を利用するため、Wi-Fiやモバイルデータ通信が正常に機能していないとメッセージは届きません。

5. 配信データの容量超過

メッセージに添付する画像や動画のデータ容量が上限を超えると、配信エラーが発生します。LINE公式アカウントで配信できるデータサイズの上限は以下の通りです。

  • 画像:10MB以下
  • 動画:200MB以下
  • テキスト:最大500文字(吹き出し1つあたり)

大容量のファイルを送信する際は、事前にファイルサイズを確認し、必要に応じて圧縮や最適化を行うことが重要です。

6. アカウントの利用制限

LINE公式アカウントの利用規約に違反した場合、アカウントが一時的に利用停止となることがあります。スパム的な配信や不適切なコンテンツの配信を行った場合、通常7日間以内で制限が解除されるものの、その期間中はメッセージ配信ができません。

テスト配信が届かない原因と対処法

メッセージを本配信する前に、テスト配信で内容を確認することは非常に重要です。しかし、テスト配信が届かない場合もあります。その主な原因と対処法をご紹介します。

1. テスト配信の受信権限が付与されていない

LINE公式アカウントのテスト配信機能を利用するには、管理画面にログインしているアカウントに受信権限が付与されている必要があります。管理画面の「設定」>「権限管理」から、自分のアカウントに適切な権限が設定されているか確認しましょう。

2. LINEアカウントとの連携ができていない

これは最も多い原因の一つです。LINE Business IDでログインしていても、個人のLINEアカウントと連携していない場合、テスト配信は届きません。以下の手順でLINE連携を確認してください。

  1. LINE公式アカウントの管理画面にログイン
  2. 右上のアカウントアイコンをクリック
  3. 「LINE連携」の状態を確認
  4. 未連携の場合は「連携する」ボタンをクリックして設定
ポイント

複数のLINEアカウントを持っている場合、使用していないアカウントで連携している可能性があります。その場合は一度連携を解除し、現在使用しているアカウントで再連携してください。

3. LINE公式アカウントを友だち追加していない

テスト配信を受信するには、自分のLINEアカウントで該当のLINE公式アカウントを友だち追加している必要があります。友だち追加していない場合は、QRコードやIDで検索して追加しましょう。

4. 応答設定でチャット機能が有効になっていない

チャット機能が正しく設定されていないと、テスト配信が届かない場合があります。管理画面の「設定」>「応答設定」から、「チャット」がオンになっているか確認してください。

メッセージが届かない問題の具体的な解決手順

ここからは、実際にメッセージが届かない問題を解決するための具体的な手順を説明します。

配信通数の確認とプラン変更

まず、現在の配信通数を確認しましょう。LINE公式アカウントの管理画面から、「ホーム」>「メッセージ配信数」で当月の配信状況を確認できます。上限に達している場合は、以下の対応が必要です。

  • 翌月まで待つ(無料プラン、ライトプランの場合)
  • スタンダードプランにアップグレードする
  • 追加メッセージを購入する(スタンダードプランのみ)

プラン変更は管理画面の「設定」>「料金プラン」から行えます。プラン変更は即座に反映されるため、緊急の配信が必要な場合は検討しましょう。

配信設定の見直し

メッセージ配信時の設定ミスも届かない原因となります。以下のポイントを確認してください。

  • 配信先のセグメント設定が正しいか
  • 配信予約時刻の設定が正確か
  • メッセージ内容に不適切な表現がないか
  • リンクURLが正しく機能するか

メディアファイルの最適化

画像や動画を配信する際は、ファイルサイズを適切に圧縮することで、配信エラーを防ぐことができます。画像の場合は、画質を保ちながらファイルサイズを小さくするオンラインツールを活用しましょう。動画は特にファイルサイズが大きくなりやすいため、事前に圧縮することをおすすめします。

テスト配信の確実な実施方法

本配信前のテスト配信を確実に成功させるために、以下の手順を踏みましょう。

  1. LINE公式アカウント管理画面にログイン
  2. 「メッセージを作成」を選択
  3. メッセージ内容を作成
  4. 「下書き保存」をクリック(任意)
  5. 「テスト配信」ボタンをクリック
  6. 自分のLINEアカウントで受信を確認

テスト配信で確認すべき項目は以下の通りです。

  • 誤字脱字がないか
  • 画像が正しく表示されるか
  • リンクが正常に機能するか
  • レイアウトが崩れていないか
  • スマートフォンでの表示に問題がないか

ユーザー側で確認すべき設定

運営側の設定に問題がない場合、ユーザー側の設定が原因でメッセージが届かない可能性があります。ユーザーに案内できるチェックポイントをまとめました。

LINEアプリの通知設定確認

ユーザー自身で確認できる通知設定は以下の通りです。

  • LINEアプリを開き、「ホーム」>「設定」>「通知」を確認
  • 「通知」がオンになっているか確認
  • 特定のアカウントの通知設定を確認(トーク画面右上の「≡」>「通知オフ」がオフになっているか)
  • スマートフォンの設定アプリから、LINE通知が許可されているか確認

端末の設定確認

バッテリー最適化機能やデータセーバーモードがLINEの通知をブロックしている場合があります。端末の設定で、LINEアプリがバックグラウンドで動作できるように設定を変更しましょう。

ネットワーク接続の確認

安定したインターネット接続が必要です。Wi-Fiやモバイルデータ通信が正常に機能しているか確認しましょう。

メッセージが届かないトラブルを防ぐための予防策

メッセージ配信のトラブルを未然に防ぐために、日頃から以下の対策を実施することをおすすめします。

定期的な配信数の確認

月間の配信通数を定期的にモニタリングし、上限に達する前にプラン変更を検討することで、配信機会の損失を防げます。管理画面のダッシュボードで、現在の配信状況を常にチェックする習慣をつけましょう。

テスト配信の習慣化

すべてのメッセージ配信前に必ずテスト配信を実施しましょう。これにより、誤字脱字やレイアウト崩れなどのミスを事前に発見できます。特に重要な配信の場合は、複数人でテスト配信を確認することで、見落としを防げます。

ユーザーエンゲージメントの向上

ブロック率を下げるために、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを配信しましょう。過度な配信頻度はブロックの原因となるため、適切な頻度で有益な情報を届けることが重要です。

  • ユーザーの興味・関心に合わせたセグメント配信
  • 配信頻度の最適化(週1〜2回程度が目安)
  • 双方向コミュニケーションの促進
  • クーポンや特典など、実用的な価値の提供

利用規約の遵守

アカウントの利用停止を避けるため、LINEの利用規約を遵守した運用を心がけましょう。特に以下の点に注意してください。

  • 短時間に大量のメッセージを送信しない
  • スパム的な内容や誤解を招く表現を避ける
  • 法律や社会的規範に反するコンテンツを配信しない
  • ユーザーの同意なしに個人情報を収集しない

よくある質問と回答

Q1. テスト配信は何人まで送れますか?

テスト配信は、LINE連携済みで受信権限を持つ管理者・運用担当者に送信できます。人数に明確な上限はありませんが、実際に管理画面にログインできるメンバーに限定されます。

Q2. ブロックされているかどうか確認できますか?

個別のユーザーがブロックしたかどうかは運営側では確認できません。ただし、友だち数の推移やブロック率を管理画面の「分析」から確認することで、全体的な傾向は把握できます。

Q3. メッセージ配信後、どのくらいで届きますか?

通常、メッセージは配信開始から数分以内にユーザーに届きます。ただし、大量配信の場合は配信完了まで時間がかかることがあります。配信状況は管理画面の「メッセージ配信」>「配信結果」から確認できます。

Q4. 配信エラーが発生した場合、再配信されますか?

配信エラーが発生した場合、自動的に再配信されることはありません。エラーの原因を確認し、問題を解決した上で再度配信する必要があります。

LINE自動配信ツールを使って効果の最大化や最適化をしよう

LINE公式アカウントのメッセージが届かない問題は、適切な設定と運用によって多くの場合解決できます。しかし、手動での運用では配信管理やセグメント設定に限界があるのも事実です。

LINE自動配信ツールを活用することで、配信の最適化やユーザーエンゲージメントの向上を効率的に実現できます。自動配信ツールには、セグメント配信の高度化、ステップ配信、配信スケジュール管理など、マーケティング効果を最大化する機能が搭載されています。

より詳しいLINE自動配信ツールのメリットについては、以下の記事をご覧ください。

LINE自動配信ツールのメリットと活用方法

メッセージ配信のトラブルを解決し、効果的なLINEマーケティングを実現するために、ぜひ参考にしてください。