こんにちは。LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINE公式アカウントからプロフィール情報の許可をした際に共有される情報について、詳しく解説いたします。
LINE公式アカウントを友だち追加する際、「プロフィール情報の許可」を求められたことはありませんか。
また、LINE設定内の「アプリからの情報アクセス」という項目を見て、どのような情報が共有されているのか不安に感じた方もいるかもしれません。
本記事では、友だち追加時に自動的に共有される情報、プロフィール情報の許可設定による影響、そしてプライバシーを守るための具体的な対策方法まで、 どなたにでもわかりやすくご紹介していきます。
LINE公式アカウントへの友だち追加で自動的に共有される基本情報
まず、LINE公式アカウントを友だち追加した時点で、あなたが特別な操作をしなくても自動的に企業や店舗側に共有される情報があります。これらは2026年現在、LINE公式アカウントの標準仕様として設定されています。
友だち追加の瞬間に共有されるプロフィール情報
LINEの公式規約によると、友だち追加時には以下の情報が運営者に提供されます。
- 内部識別子:LINE株式会社が独自に付与した識別子(LINE IDや電話番号ではありません)
- 表示名:あなたがLINEで設定している名前
- プロフィール画像:アイコンとして設定している画像
- ステータスメッセージ:プロフィールに表示しているメッセージ
- 友だち追加日時:いつ友だち登録したかの記録
- トーク履歴:公式アカウントとやり取りしたメッセージ内容
これらの情報は友だち追加した瞬間から自動的に共有されます。特別な許可を求められることはありませんが、LINE公式アカウント追加時に表示される「個人情報の取り扱い」画面で確認できます。
電話番号やメールアドレスは自動共有されない
多くの方が心配される電話番号やメールアドレスは、友だち追加だけでは企業側に共有されません。これらの情報は、あなたが自発的にチャットで送信したり、アンケートフォームに入力したりしない限り、企業側は取得できない仕組みになっています。
「アプリからの情報アクセス」設定とプロフィール情報の許可
LINEの設定画面には「アプリからの情報アクセス」という項目があります。この設定は、外部アプリやサービスがあなたのLINEプロフィール情報にアクセスすることを許可するかどうかを管理する機能です。
「アプリからの情報アクセス」で許可される情報
この設定を「許可」にした場合、以下の情報が外部アプリや連動サービスから閲覧可能になります。
| 共有される情報 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 表示名 | LINEで設定している名前 |
| プロフィール画像 | アイコン画像 |
| ステータスメッセージ | プロフィールに設定しているメッセージ |
| 友だちリスト情報 | 友だち招待機能やランキング表示に利用される |
「アプリからの情報アクセス」の3つの設定レベル
2026年現在、LINEでは以下の3段階から選択できます。
- 常に許可:すべての外部アプリがプロフィール情報にアクセス可能
- お互いに友だちの場合は許可:相互に友だちの場合のみアクセス可能
- 拒否:外部アプリからのアクセスを完全にブロック
LINE公式アカウント、LINEゲーム、LINE関連サービスは、この設定に関係なくプロフィール情報にアクセスできます。つまり「拒否」に設定しても、LINE公式アカウントには基本的なプロフィール情報が共有されます。
追加で収集される可能性がある詳細な個人情報
基本的なプロフィール情報以外にも、あなたが特定のアクションを行うことで追加の個人情報が収集される場合があります。
企業が追加で収集できる個人情報の種類
| 情報の種類 | 収集される場面 | 具体例 |
|---|---|---|
| 氏名(本名) | チャット、フォーム入力、予約システム | 「お名前を教えてください」という質問への回答 |
| 住所 | 配送手続き、予約フォーム | 商品配送先の入力 |
| 年齢・生年月日 | アンケート、会員登録 | 誕生日特典のための登録 |
| 電話番号 | 予約確認、問い合わせ対応 | 予約時の連絡先入力 |
| メールアドレス | ID連携、会員登録 | 既存会員情報との紐付け |
| 購入履歴・予約履歴 | 決済システム、予約システム | ECサイトでの購入記録 |
情報収集が行われる5つの具体的な場面
企業がこれらの追加情報を収集する主な方法をご紹介します。
1. チャット機能を通じた収集
1対1のチャットで質問に答えたり、問い合わせをしたりする際に、自然な会話の流れで個人情報を提供することがあります。チャットボットによる診断系コンテンツでも情報が収集される場合があります。
2. アンケート・リサーチ機能
LINE公式アカウントから配信されるアンケートに回答すると、選択内容や自由記述の内容が企業に送信されます。Googleフォームなどの外部フォームへのリンクが送られてくる場合もあります。
3. 予約・申し込みシステム
美容室の予約、イベント申し込み、セミナー登録などで専用フォームを利用する際、氏名や連絡先、希望日時などの情報が収集されます。
4. クーポンやキャンペーン応募
特典プレゼントやクーポン配布キャンペーンに応募する際、配送先情報や連絡先の入力が必要になる場合があります。
5. 決済・購入システム
LINE公式アカウント経由でオンラインショッピングをする場合、購入金額、配送先住所、購入履歴などが記録されます。
プライバシーを守るための3つの対策方法
LINE公式アカウントを安全に利用するために、以下の対策を実施することをおすすめします。
1. 「アプリからの情報アクセス」設定を見直す
より厳格にプライバシーを守りたい場合は、以下の手順で設定を変更できます。
- LINEアプリを開き、「ホーム」タブをタップ
- 右上の歯車マーク(設定)をタップ
- 「プライバシー管理」を選択
- 「アプリからの情報アクセス」を選択
- 「拒否」または「お互いに友だちの場合は許可」を選択
「拒否」に設定しても、LINE公式アカウントやLINE関連サービスには基本的なプロフィール情報が共有されます。完全にプロフィール情報を非公開にすることはできません。
2. 必要最小限の情報のみ提供する
企業からの質問やフォーム入力の際、必須項目以外は回答しないという姿勢も大切です。特に以下の情報は慎重に扱いましょう。
- クレジットカード番号(LINE公式アカウント経由で直接入力を求められた場合は要注意)
- マイナンバー
- 銀行口座情報
- 健康情報や医療情報
3. 信頼できる公式アカウントかを確認する
友だち追加する前に、以下のポイントをチェックしましょう。
- 認証済みアカウントか確認:アカウント名の横に青色または灰色のバッジがあるか
- プライバシーポリシーの有無:プロフィール画面やメッセージ内にプライバシーポリシーへのリンクがあるか
- 運営企業の明記:どの企業や店舗が運営しているか明確に記載されているか
- 不審な要求がないか:友だち追加直後に過度な個人情報を求めてこないか
企業側の個人情報管理義務と2026年の動向
LINE公式アカウントを運営する企業側には、個人情報保護法に基づいた厳格な管理義務が課せられています。
企業が遵守すべき3つの義務
| 義務の内容 | 具体的な実施事項 |
|---|---|
| プライバシーポリシーの作成と提示 | 取得する情報、利用目的、管理方法を明記し公開 |
| セキュリティ対策の実施 | 二段階認証、アクセス権限管理、データの暗号化など |
| LINEガイドラインの遵守 | 無断での情報収集や不正な第三者提供の禁止 |
2026年の個人情報保護強化の動き
2026年現在、LINE公式アカウントのガイドラインでは個人情報保護に関する規定がより厳格化されています。特に以下の行為は明確に禁止されています。
- 利用者に無断で個人情報を収集する行為
- 取得した個人情報を不正に販売・共有する行為
- クレジットカード情報やマイナンバーなどの機密情報の直接収集
- 医療機関の受診歴や薬の処方内容などの健康情報の不適切な収集
よくある質問と回答
Q1. 友だち追加を取り消したら情報は削除されますか?
友だち追加をブロックまたは削除しても、それまでに収集された情報は企業側のデータベースに残ります。完全な削除を希望する場合は、企業のプライバシーポリシーに記載されている問い合わせ窓口から削除依頼をする必要があります。
Q2. プロフィール画像を変更したら企業にも反映されますか?
はい、プロフィール画像を変更すると、友だち追加している全ての公式アカウント側にも新しい画像が表示されます。過去の画像履歴が残る場合もあるため注意が必要です。
Q3. 「認証済みアカウント」と「未認証アカウント」の違いは?
認証済みアカウントはLINE株式会社による審査を通過したアカウントで、青色または灰色のバッジが表示されます。認証済みアカウントの方が信頼性が高いとされていますが、未認証アカウントでも適切に運営されているものも多く存在します。
まとめ:適切な理解で安心してLINE公式アカウントを活用しよう
LINE公式アカウントからプロフィール情報の許可をした際に共有される情報について、重要なポイントをまとめます。
- 友だち追加の時点で表示名、プロフィール画像、ステータスメッセージ、内部識別子が自動的に共有される
- 電話番号やメールアドレスは、自分から提供しない限り企業側に共有されない
- 「アプリからの情報アクセス」設定は外部アプリ向けで、LINE公式アカウントには基本的に影響しない
- チャット、アンケート、予約システムなどを通じて追加の個人情報が収集される場合がある
- プライバシーを守るには設定の見直し、必要最小限の情報提供、信頼できるアカウントの選択が重要
LINE公式アカウントは、企業とユーザーをつなぐ便利なコミュニケーションツールです。どのような情報が共有されているかを正しく理解し、適切に設定を管理することで、プライバシーを守りながら快適にサービスを利用できます。
2026年以降も個人情報保護の規制は強化される傾向にあります。定期的にLINEの設定を見直し、不要になった公式アカウントは整理するなど、自分自身でプライバシー管理を行う習慣をつけましょう。