【2026年版】ECサイト向けCRMの比較ポイント解説とおすすめ6選

「ECサイトにCRMを導入したいけど、どのツールを選べばいいの?」と悩んでいませんか?

LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、EC事業者向けにECサイト向けCRMツールの比較ポイントとおすすめ6選をわかりやすく解説します。

新規顧客の獲得コストが上昇するいま、既存顧客のリピート率を高め、LTV(顧客生涯価値)を最大化するCRMは、ECビジネスを成長させる最重要施策のひとつと言えるでしょう。

本記事を読むことで、自社に最適なECサイト向けCRMを見つけられるようになります。

ECサイトにCRMが必要な理由

ECサイトでは、実店舗のように店員がお客様に直接話しかけることができません。そのため、データを活用した「デジタル接客」の仕組みが非常に重要になります。CRMを活用することで、顧客の購買履歴・行動履歴をもとに「誰に」「いつ」「どんなメッセージを届けるか」を最適化し、リピート購入を促進することが可能になります。

具体的には、以下のような施策を自動化・最適化できます。

  • 初回購入者に対するF2転換(2回目購入)を促すステップメール
  • 一定期間購入がない休眠顧客への掘り起こし配信
  • 購買履歴をもとにしたパーソナライズドメール・LINE配信
  • セグメント別クーポンの配信と反応分析
  • 誕生日・記念日などの特定日に合わせた自動配信
ポイント

CRMを戦略的に活用しているECサイトは、そうでないサイトと比べてリピート売上に明確な差が生まれます。Ligla導入企業の実績では、CRM×LINE施策によってLTVが平均1.8倍に向上しています(Ligla調査・業種横断・複数事例の平均値)。

ECサイト向けCRMを選ぶ5つの比較ポイント

市場には数多くのCRMツールが存在しますが、すべてのECサイトに同じツールが適しているわけではありません。ここでは、EC事業者がCRMツールを選ぶ際に必ず確認すべき5つの比較ポイントを解説します。

比較ポイント①:ECカートとの連携対応

CRMツールの根幹は「顧客データの活用」です。そのため、自社が使っているECカートシステム(futureshop、ネクストエンジン、Shopify、ecforce など)と連携できるかどうかは最も重要なチェック項目です。連携が標準対応されていれば、CSVのインポート・エクスポートといった手作業が不要になり、顧客データをリアルタイムに反映した施策が打てます。

連携方法 メリット デメリット
標準連携(API連携) 手間なく自動でデータ同期できる 対応カートに限定される
CSV連携 多くのカートに対応できる 手動作業が発生し更新が遅れる
カスタム連携 柔軟に対応できる 開発コストと時間がかかる

比較ポイント②:配信チャネルの対応範囲

メールだけでなく、LINE・SMS・アプリプッシュなど、複数のチャネルに対応しているかどうかも重要です。チャネルが多いほど、顧客の属性や状況に応じて最適なアプローチを使い分けられます。特にLINEは平均開封率が約55%(2022年6月 LINEヤフー株式会社調べ)と非常に高く、メールよりも読まれやすいため、LINE配信に対応したCRMツールはEC業界で特に注目されています。

比較ポイント③:分析・レポート機能の充実度

CRM施策は「やりっぱなし」では成果が出ません。RFM分析(Recency:最終購入日、Frequency:購入頻度、Monetary:購入金額)をはじめ、F2転換率・リピート率・LTVなどの指標をダッシュボードで可視化できるツールを選ぶことで、PDCAサイクルを高速で回せるようになります。

比較ポイント④:料金体系と費用対効果

CRMツールの料金体系は多様です。月額固定制・顧客数に応じた従量課金・配信通数ベースなど、自社の顧客規模や配信頻度によってコストが変わります。安いから良い、高いから良いというわけではなく、自社のCRM施策を実現できる機能が、その費用内で揃っているかを基準に判断しましょう。

比較ポイント⑤:サポート体制と導入後の伴走支援

CRM未経験の担当者にとって、ツールの使い方を習得しながら施策を回すのは簡単ではありません。導入時の設定サポートや、導入後に定期的な改善提案をしてくれるカスタマーサクセス体制が整っているかどうかは、ツール選びの重要な判断材料です。

ECサイト向けCRMおすすめ6選

ここからは、EC事業者に特におすすめのCRMツールを6つご紹介します。機能・料金・向き不向きを整理していますので、自社の状況と照らし合わせてご確認ください。

① LTV-Lab

EC通販・ネットショップに特化したCRMソリューションです。1,300ショップ以上の運用ノウハウをもとに構築されたシナリオテンプレートを標準搭載しており、導入直後から成果に直結する施策を実行できます。主要ECカートとの標準連携により、複雑な設定なしで顧客データの取り込みが可能です。

  • RFM分析・LTV分析・カゴ落ちメール・ステップメールが標準機能
  • メール・LINEのマルチチャネル配信対応
  • 配信通数・シナリオ設定数は無制限
  • 有効アドレス数に応じた課金のため費用対効果が高い
初期費用 50,000円(税別)
月額費用 30,000円〜(税別)※有効アドレス数による
向いている企業 小〜中規模EC、CRM初心者、費用対効果を重視する事業者
公式サイト https://ltv-lab.jp/

② b→dash

国産のデータ統合型マーケティングプラットフォームです。CDP(カスタマーデータプラットフォーム)・MA・CRM・BIの機能をノーコードで一元管理できるため、複数のツールを使い分ける手間がなくなります。部門をまたいだデータ活用を推進したい中〜大規模のEC事業者に向いています。

  • CDP・MA・CRM機能をワンプラットフォームで提供
  • ノーコードで複雑なデータ分析・施策設計が可能
  • LINE・メール・SMS・アプリプッシュなどマルチチャネル対応
  • データベースへのノーコードアクセスで柔軟なセグメント設計が可能
初期費用 要問い合わせ
月額費用 数十万円〜(要問い合わせ)
向いている企業 中〜大規模EC、部門横断でのCRM活用を目指す企業
公式サイト https://bdash-marketing.com/

③ EC Intelligence

EC業界に特化したクラウド型のMA・CRMプラットフォームです。顧客セグメントごとのシナリオ設計がしやすく、販促効果の可視化に強みを持ちます。ECモールとの連携にも対応しており、自社EC・モール複数チャネルを横断してCRM施策を展開したい企業に適しています。

  • EC特化の顧客セグメント設計機能
  • 購買履歴・行動履歴ベースの自動シナリオ配信
  • メール・LINE・SMSのマルチチャネル対応
  • 販促効果の可視化レポート機能が充実
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
向いている企業 複数モールでのCRM展開をしたい中規模以上のEC事業者
公式サイト https://www.ec-intelligence.jp/

④ うちでのこづち

小売・EC事業者に特化したCRM/MAツールです。シンプルなUIと1人マーケターでも運用できる手軽さが特徴で、950社以上の導入実績を持ちます。休眠顧客の掘り起こしや誕生日メールなどの王道施策がテンプレートとして用意されており、CRM未経験の担当者でも始めやすい設計です。

  • 950社以上の導入実績、EC通販担当者の93%が満足(公式実績)
  • 流通総額2,000億円突破(公式実績)
  • 100システム以上の外部連携に対応
  • 導入から運用まで手厚いサポート体制
初期費用 要見積もり
月額費用 60,000円〜(税別)※顧客数に応じた従量課金
向いている企業 少人数運営の中小EC、CRM未経験者
公式サイト https://www.uchideno-kozuchi.com/

⑤ カスタマーリングス

CDPとCRMを融合させた高度分析型プラットフォームです。SQLなどのプログラミング知識不要で複雑な条件抽出が可能で、データドリブンなマーケティングを実践できます。ECカートやアプリ、レコメンドエンジンなどさまざまなサービスとの連携に対応しており、自社でマーケティング基盤を高度化したい企業に向いています。

  • CDP機能搭載で複数データソースを統合管理
  • SQL不要で複雑なセグメント条件を設定できる
  • ECカート・アプリ・レコメンドエンジンとの幅広い連携
  • カスタマーサクセスによる導入後の分析支援体制
初期費用 要問い合わせ
月額費用 要問い合わせ
向いている企業 自社でマーケティング基盤を高度化したい中〜大規模企業
公式サイト https://www.customerrings.jp/

⑥ アクションリンク

EC特化型CRMツールとして、単品リピート通販・総合通販どちらにも対応可能なツールです。数百社以上の導入実績と施策成果をもとに構築された「鉄板シナリオ®」を搭載しており、CRM初導入の企業でも導入直後から成果を出しやすい設計になっています。メール・LINE・SMSを同一シナリオ内で組み合わせて運用できる点が特徴です。

  • F2転換・休眠掘り起こし・定期継続率向上に特化した「鉄板シナリオ®」を搭載
  • メール・LINE・SMSのマルチチャネルシナリオ配信
  • BIツール不要でLTV・F2転換率を分析できる直感的なUI
  • 専任CSによる業種別の定期改善提案
初期費用 要問い合わせ
月額費用 40,000円〜(税別)※配信数・データ件数により変動
向いている企業 CRMをこれから本格導入したいEC、中小〜大企業まで幅広く対応
公式サイト https://actionlink.jp/

ECサイト向けCRM 6選 比較表

ここまでご紹介した6ツールの特徴を一覧でまとめました。ツール選びの参考にしてください。

ツール名 特徴 初期費用 月額費用 こんな企業におすすめ
LTV-Lab EC通販特化、配信数無制限、豊富なシナリオテンプレート 50,000円〜 30,000円〜 小〜中規模EC・CRM初心者
b→dash CDP・MA・CRMをオールインワンで提供するデータ統合型 要問い合わせ 数十万円〜 中〜大規模EC・データ活用強化
EC Intelligence EC特化のMA/CRM、複数モール連携、販促効果の可視化 要問い合わせ 要問い合わせ 複数モール展開の中規模以上EC
うちでのこづち 小売・EC特化、950社導入実績、シンプルUI 要見積もり 60,000円〜 少人数運営・CRM未経験者
カスタマーリングス CDP+CRM融合、SQL不要で高度なセグメント抽出 要問い合わせ 要問い合わせ マーケ基盤高度化を目指す中〜大企業
アクションリンク EC特化、鉄板シナリオ®搭載、マルチチャネル対応 要問い合わせ 40,000円〜 CRM本格導入を目指す全規模のEC

CRMツール導入で失敗しないための3つのステップ

ツールを導入しても「使いこなせない」「成果が出ない」という声は少なくありません。導入を成功させるために、以下の3ステップを事前に整えることをおすすめします。

STEP1:KPIを明確にする

「リピート率を〇%上げる」「F2転換率を〇%改善する」「LTVを〇円引き上げる」など、CRM導入の目的とKPIを数値で定めましょう。目的が曖昧なまま導入すると、どの施策が正解かわからず、PDCAが回せなくなります。

STEP2:自社のデータ整備状況を確認する

CRMはデータを活用する仕組みです。顧客データ(購買履歴・メールアドレス・LINE IDなど)がどこにどのように保管されているかを事前に確認しましょう。データが散在していたり、フォーマットが統一されていない場合は、CRM導入前に整備が必要です。

STEP3:まず「小さく始めて」PDCAを回す

最初から複雑なシナリオを構築しようとすると、設定に時間がかかり施策開始が遅れます。まずは「初回購入後のフォローメール」や「30日以上未購入顧客への配信」など、シンプルな施策から始めて効果を確認しながら改善していきましょう。

ポイント

CRM導入後に成果を出している企業の共通点は、「小さく始めて素早く改善」するサイクルを継続している点です。完璧な設計を目指すより、まず動かすことが重要です。

ECサイトのCRMにLINEを組み合わせるべき理由

近年、EC業界でのCRM施策においてLINEの重要性が急速に高まっています。その背景には、LINEが持つ圧倒的なリーチ力と開封率の高さがあります。

  • LINEの月間アクティブユーザー数:1億人以上(2025年12月末時点、LINEヤフー株式会社 2026年1月29日発表)
  • LINE公式アカウントの平均開封率:約55%(2022年6月 LINEヤフー株式会社調べ)
  • メールマガジンの平均開封率:約20%前後(一般的な参考値)
  • 配信当日の開封率:約80%(LINEヤフー for Business調べ)

メールと比較してLINEは約2〜3倍の開封率を誇り、特に配信した当日に約80%のユーザーがメッセージを確認するというデータもあります。ECサイトにおけるタイムセールやキャンペーン告知、カゴ落ちフォローなど、タイミングが重要な施策においてLINEは非常に効果的なチャネルです。

ただし、LINEには注意点もあります。配信頻度が高すぎるとブロックにつながるリスクがあります。LINE公式アカウントの平均ブロック率は30〜40%(LINEヤフー for Business公式note)とされており、ブロック理由の1位は「配信頻度が多すぎる(26.5%)」です(モビルス株式会社「消費者のLINE公式アカウント利用実態調査」2025年・655名対象)。

CRMと組み合わせることで、顧客の行動・購買履歴に基づいた「必要な人に、必要なタイミングで」配信するパーソナライズド配信が実現し、ブロックリスクを抑えながらLTVを向上させることが可能になります。

CRM機能とLINE配信最適化を両方行えるLiglaをご紹介

ここまでECサイト向けCRMの比較ポイントとおすすめ6選をご紹介しました。CRMと並んで重要なのが、顧客との接点となる配信チャネルの最適化です。

Ligla(リグラ)は、LINEマーケティング自動化に特化したサービスで、CRM的なパーソナライズ配信とLINE配信の最適化を同時に実現できます。株式会社TimeTechnologies(東証プライム上場・ブレインパッドグループ)が提供しており、データ分析の専門知識がなくても使えるノーコード設計が特徴です。

Liglaの主な特徴

  • 月間50万通まで無料配信(超過分は0.3円/通)
  • ブレインパッドが提供するRtoasterのロジックを活用したレコメンドエンジン搭載
  • ノーコードで操作可能。専任エンジニア不要
  • 導入から配信開始まで約8週間
  • 購買履歴・行動履歴をもとにしたパーソナライズドLINE配信が可能

Liglaの導入事例(出典:ligla.jp/works/)

企業名 業種 成果
株式会社ストライプインターナショナル アパレルEC EC売上約3倍・セッション4倍・友だち数10倍以上・開封率65〜75%
株式会社バロックジャパンリミテッド アパレル ROAS 2,000%・ID連携率42.3%
トラベル・スタンダード・ジャパン 旅行 リピート率2.2倍(12%→26%)・アクティブユーザー約9倍
株式会社じげん 人材 CVR 139%に改善(従来比)・アンケート回答率約60%

Ligla全体での導入実績では、LTVが平均1.8倍に向上しています(Ligla調査・業種横断・複数事例の平均値)。ECサイトのCRM強化にLINEの力を掛け合わせたい方は、ぜひLiglaの詳細ページをご覧ください。