LINEビジネスコネクトとは?機能や料金プランについて解説

LINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、LINEビジネスコネクトの概要と現在のLINE公式アカウントサービスについて、マーケティング初心者にもわかりやすく解説いたします。

LINEビジネスコネクトは2019年4月にLINE公式アカウントに統合されており、現在は新しいサービス体系で運営されています。本記事では、統合の経緯から最新の機能・料金まで詳しくご紹介します。

LINEビジネスコネクトとは何だったのか

LINEビジネスコネクトは、企業のシステムとLINEを連携させることで、ユーザーとの1:1コミュニケーションや双方向の会話を実現する機能でした。APIを使ってLINEを外部ツールで利用できるようにするサービスとして提供されていました。

重要なポイントLINEビジネスコネクト、LINEカスタマーコネクト、LINE@は2019年4月18日に「LINE公式アカウント」として統合されました。現在は独立したサービスとしては存在していません。

統合後のLINE公式アカウントについては次の記事で深く掘り下げていますので、こちらをご覧ください。

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統合前のLINEサービス体系

2019年4月の統合前は、以下のような複数のサービスが別々に提供されていました:

  • LINE@(ラインアット):中小企業向けのLINEアカウントサービス
  • LINE公式アカウント:大企業向けの公式アカウントサービス
  • LINEビジネスコネクト:企業システムとの連携機能
  • LINEカスタマーコネクト:カスタマーサポート特化機能

統合の背景と目的

これらのサービスが統合された理由は、企業規模に関係なく、すべての事業者が同等の機能を利用できる環境を整備することでした。統合により、料金体系の簡素化と機能の標準化が実現されました。

現在のLINE公式アカウントの料金プラン

2026年現在のLINE公式アカウントは、以下の3つの料金プランで提供されています。

プラン名 月額料金(税別) 無料メッセージ通数 追加メッセージ
コミュニケーションプラン 0円 200通 不可
ライトプラン 5,000円 5,000通 不可
スタンダードプラン 15,000円 30,000通 可能(従量課金)

プラン別メッセージ配信可能回数

友だち数に応じた、ひと月あたりのメッセージ配信可能回数は以下のとおりです:

コミュニケーションプラン(無料)の場合

  • 友だち100人:月2回配信可能
  • 友だち150人:月1.3回配信可能(配信数上限指定時)
  • 友だち200人:月1回配信可能

ライトプラン(月額5,000円)の場合

  • 友だち1,000人:月5回配信可能
  • 友だち2,000人:月2.5回配信可能
  • 友だち5,000人:月1回配信可能

スタンダードプラン(月額15,000円)の場合

  • 友だち3,000人:月10回配信可能
  • 友だち10,000人:月3回配信可能
  • 友だち30,000人:月1回配信可能

LINE公式アカウントの主要機能

現在のLINE公式アカウントには、旧LINEビジネスコネクトの機能を含む包括的な機能が搭載されています。

基本機能

  • メッセージ配信:テキスト、画像、動画などの一斉配信
  • チャット機能:個別ユーザーとの1:1コミュニケーション
  • リッチメニュー:タップで様々なアクションを実行できるメニュー
  • 自動応答:キーワードに応じた自動返信設定
  • 友だち管理:ユーザー情報の管理と分析

高度な機能

  • セグメント配信:属性や行動に基づいた配信先の絞り込み
  • 統計・分析:配信効果やユーザー動向の詳細分析
  • Messaging API:外部システムとの連携機能
  • LINEログイン:ウェブサービスでのLINEアカウント認証

2026年3月に追加されたチャットProオプション

2026年3月4日から、チャット機能を強化する「チャットProオプション」が新たに提供開始されました。

チャットProオプションの概要

項目 詳細
月額料金 3,000円(税別)
提供開始日 2026年3月4日
主な機能 チャット履歴の長期保存、チャットタグ数の増加、データのバックアップ等

チャットProオプションの主要機能

  • チャット履歴の保存期間延長
  • チャットタグ作成数の大幅増加
  • チャットデータのバックアップ機能
  • より詳細な顧客管理機能
  • 運用効率化のための新機能(今後順次追加予定)

注意事項チャットProオプションを購入しない場合でも、基本的なチャット機能は引き続き利用可能ですが、チャット履歴・タグ・ノートの無料利用範囲に制限があります。

Messaging APIによる高度な機能拡張

旧LINEビジネスコネクトの核となっていたAPI機能は、現在「Messaging API」として提供されています。これにより、企業のシステムとLINE公式アカウントを連携させた高度な運用が可能です。

Messaging APIでできること

  • ユーザーの行動に応じた自動メッセージ配信
  • 外部データベースとの連携による個別対応
  • ECサイトとの連携による注文・配送状況の通知
  • 予約システムとの連携による自動リマインド
  • カスタマーサポートチャットボットの構築

API利用のメリット

Messaging APIを活用することで、人的コストを削減しながら、より質の高い顧客対応が実現できます。特に以下のような効果が期待できます:

  • 24時間365日の自動対応による顧客満足度向上
  • パーソナライズされた情報提供による購買促進
  • データ蓄積による顧客行動分析の精度向上
  • 運用業務の自動化による人件費削減

料金を抑えて効果的に運用する方法

LINE公式アカウントをコストを抑えながら効果的に運用するためには、以下の戦略が重要です。

セグメント配信の活用

全友だちに一律配信するのではなく、以下の条件で配信先を絞り込むことで、メッセージ通数を大幅に削減できます:

  • 性別・年代・地域による属性絞り込み
  • 過去のメッセージ開封履歴による絞り込み
  • チャットタグに基づく興味関心別配信
  • 購入履歴や行動履歴による配信先選定

メッセージ配信の最適化

効果的なメッセージ配信を行うためのポイントは以下のとおりです:

  • 配信タイミングの最適化(ユーザーのアクティブ時間帯を分析)
  • コンテンツの質向上(開封率・反応率の向上)
  • リッチメニューの活用(メッセージ配信回数の削減)
  • 自動応答機能の充実(個別チャット対応の効率化)

LINE公式アカウント運用時の注意点

効果的な運用を行うために、以下の点にご注意ください。

料金体系の理解

重要2023年6月の料金改定により、無料メッセージ通数が大幅に減少しています。運用開始前に、想定される月間配信数と料金プランを慎重に検討することが重要です。

プラン変更のタイミング

プラン変更は以下のタイミングで検討すべきです:

  • 友だち数が大幅に増加した場合
  • 配信頻度を増やしたい場合
  • 従量課金機能が必要になった場合(スタンダードプランのみ)
  • より高度な分析機能が必要になった場合

今後の展望と新機能予定

LINE公式アカウントは今後も継続的な機能強化が予定されています。特に2026年度中には生成AIを活用した新機能の導入も検討されており、より高度な顧客対応が可能になる見込みです。

予定されている機能強化

  • AI chatbot機能の強化
  • より詳細な顧客分析機能
  • マーケティングオートメーション機能の拡充
  • 他のマーケティングツールとの連携強化

まとめ

LINEビジネスコネクトは2019年4月にLINE公式アカウントに統合され、現在はより包括的なサービスとして提供されています。月額0円から利用可能な料金体系により、企業規模に関係なくLINEマーケティングを始めることができます。

ただし、2023年の料金改定により無料メッセージ通数が削減されているため、事前の運用計画立案が重要です。セグメント配信やMessaging APIの活用により、コストを抑えながら効果的な運用が可能です。

2026年3月に追加されたチャットProオプション(月額3,000円)により、より高度な顧客管理も可能になりました。今後も新機能の追加が予定されており、LINEマーケティングの可能性はさらに広がっていくことが期待されます。

料金やサービス内容の詳細については、最新情報をLINE公式サイトでご確認ください。