「CRM(顧客関係管理)を活用してLTV(顧客生涯価値)を高めたいけれど、何から始めればよいかわからない」と感じていませんか?
この記事ではそんな方に向けてLINEマーケティング自動化サービスLigla(リグラ)のカスタマーサクセスチームが、CRMとLINEを組み合わせてLTVを業種横断の平均で1.8倍に高めた具体的な施策をわかりやすく解説します。
マーケティング初心者の方でも今すぐ実践できるステップをご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
CRMとLTVの関係性とは?LTV向上に欠かせない顧客戦略
LTVとは何か?基本概念を押さえよう
LTV(Life Time Value=顧客生涯価値)とは、一人の顧客が取引を通じて自社にもたらす累計収益のことです。新規顧客を獲得するコストは既存顧客維持の5倍ともいわれており、LTVを高めることは売上の安定化・利益最大化に直結します。
LTVの簡易計算式:
LTV = 平均購買単価 × 購買頻度 × 継続期間
このいずれかを高めるか、チャーン(離脱)を減らすことがLTV向上の基本戦略です。
CRMがLTV向上に直結する理由
CRM(Customer Relationship Management)とは、顧客データを一元管理・分析し、一人ひとりに最適なコミュニケーションを行うための戦略・ツールです。CRMを活用することで、次のような効果が期待できます。
- 購買履歴・行動データをもとにした的確なアプローチが可能になる
- リピート購入・アップセル・クロスセルの機会を最大化できる
- 顧客ごとの離脱兆候を早期に察知し、対策を打てる
- コミュニケーションの質を高め、顧客ロイヤルティを醸成できる
しかしCRMの効果は、「いかに顧客へ適切に届けるか」という配信チャネルの質にも大きく左右されます。そこで近年注目されているのが、LINEとの連携です。
なぜLINEがCRM施策のカギになるのか?
LINEの圧倒的なリーチ力と開封率
LINEは2025年12月末時点で国内月間アクティブユーザー(MAU)が1億人以上に達しており、国内最大規模のコミュニケーションプラットフォームです(LINEヤフー株式会社 2026年1月29日発表)。メールが開封率約20%前後にとどまるのに対し、LINEメッセージの開封率は約55%(2022年6月 LINEヤフー社調べ)、配信当日に限ると約80%にのぼります(LINEヤフー for Business調べ)。
つまりCRMで蓄積した顧客データを活かす配信チャネルとして、LINEは圧倒的な優位性を持っています。
メールとLINEの比較
| 比較項目 | メール | LINE |
|---|---|---|
| 国内ユーザー数 | ― | MAU 1億人以上(2025年12月末時点) |
| 開封率 | 約20%前後 | 約55%(当日約80%) |
| 既読・開封速度 | 数時間〜数日後が多い | 配信当日中に大半が開封 |
| 迷惑メールフィルター | 影響を受けやすい | ほぼ影響なし |
| 双方向コミュニケーション | 難しい | チャット・アンケートで容易 |
※出典:LINEヤフー株式会社・LINEヤフー for Business
LTV1.8倍を実現したLINE×CRM施策5選
Liglaのカスタマーサクセスチームの支援実績から、LTVを業種横断の平均で1.8倍に高めた効果的なLINE×CRM施策を5つご紹介します。
①ID連携でデータを統合し、パーソナライズ配信を実現する
CRMとLINEを連携させる最初のステップは「ID連携」です。会員ID・購買履歴・属性情報をLINEの友だち情報と紐づけることで、一人ひとりに最適化されたメッセージを届けられるようになります。
ID連携ユーザーと非連携ユーザーのLTVを比較すると、業種横断・複数事例の平均で1.8倍の差が生じています(Ligla調査・業種横断)。ID連携はLTV向上の最重要施策です。
②セグメント配信でブロック率を抑える
LINE公式アカウントの平均ブロック率は30〜40%にのぼります(LINEヤフー for Business調べ)。ブロックの最大の原因は「配信頻度が多すぎる(26.5%)」です(モビルス株式会社「消費者のLINE公式アカウント利用実態調査」2025年・655名対象)。全員に同じメッセージを一斉送信する「マス配信」はブロック率を高め、LTVを下げる最大の要因になります。
対策として有効なのがセグメント配信です。購買履歴・閲覧履歴・アンケート回答などのデータをもとに顧客をグループ分けし、「必要な人に、必要な情報だけを届ける」ことでブロックを防ぎながらLTVを高められます。
③購入後シナリオで再購入・リピートを促す
初回購入後のフォローアップは、LTV向上に直結する施策です。購入直後のサンクスメッセージ→使い方のコツ→関連商品のご案内、といったステップ配信シナリオを自動化することで、顧客との関係を継続的に深められます。
- 購入翌日:商品の使い方・活用ポイントを案内
- 購入1週間後:レビュー依頼・関連商品のレコメンド
- 購入1ヶ月後:再購入クーポン・ポイントアップキャンペーンの案内
④Web行動履歴を活用したリマーケティング配信
商品ページを閲覧したが購入しなかったユーザー、カートに商品を入れたままにしているユーザーに対して、リアルタイムでリマーケティングメッセージを送ることで購買率を大幅に高められます。
従来のリマーケティングは広告が中心でしたが、LINEはユーザーが友だち登録している限り、開封率約80%で届くダイレクトなチャネルとして機能します。
⑤アンケートで顧客ニーズを可視化し配信精度を高める
LINEの対話型アンケートは回答率が高く、顧客のニーズや課題を手軽に把握できます。得られた情報はCRMデータとして蓄積・活用し、次の施策のパーソナライズ精度向上に役立てましょう。
施策の成功事例:Ligla導入企業の実績
上記の施策は実際に効果を上げています。Ligla公式サイト(ligla.jp/works/)に掲載されている導入事例から3社をご紹介します。
【アパレル】株式会社バロックジャパンリミテッド
| 施策 | ID連携を軸としたパーソナライズ配信の実施 |
|---|---|
| ID連携率 | 42.3% |
| 成果 | ROAS 2,000%を達成 |
「MOUSSY」などのブランドを展開するバロックジャパンリミテッドは、Liglaを活用してLINE友だちのID連携率42.3%を実現。質の高い友だち集客とメッセージ自動化を組み合わせることで、広告費対比でROAS 2,000%という高いマーケティング効率を達成しました。
【人材】株式会社じげん
| 施策 | パーソナライズ配信の自動化・潜在顧客のCX向上 |
|---|---|
| 運用体制 | 自社マーケター1名・1日30分の運用 |
| 成果 | LINE経由CVR 139%に改善(従来比) |
生活機会の最大化を掲げる株式会社じげんは、Liglaを活用して配信の自動化と顧客体験の最大化を実現。自社マーケターのみで運用しながら、LINE経由のコンバージョン率を139%に高めました。
【旅行】トラベル・スタンダード・ジャパン株式会社
| 施策 | 「旅前・旅中・旅後」フェーズ別シナリオ配信 |
|---|---|
| リピート率 | 12% → 26%(2.2倍)に向上 |
| その他成果 | アクティブユーザー約9倍 |
海外旅行専門のトラベル・スタンダード・ジャパン株式会社は、旅行の各フェーズに応じたLINEシナリオ配信を実施。リピート率を12%から26%へと2.2倍に高め、LTVの大幅な向上を実現しました。
CRM×LINE施策を今すぐ始めるための3ステップ
「何から手をつければよいかわからない」という方のために、実践ステップをまとめました。
- STEP1:LINE友だちとCRMデータをID連携させる
まず会員ID・購買履歴などのデータとLINE友だち情報を紐づけましょう。これによりパーソナライズ配信の基盤が整います。 - STEP2:セグメントを設計し、ブロック率を管理する
購買ステータスや閲覧行動をもとにセグメントを作成し、各グループに最適なメッセージを配信します。ブロック率を定期的にモニタリングし、配信頻度や内容を調整しましょう。 - STEP3:シナリオ・リマーケティングを自動化してLTVを最大化する
購入後のフォローアップシナリオやWeb行動に連動したリマーケティング配信を自動化することで、少ない工数でLTV向上施策を継続できます。
施策の優先順位は「①ID連携の推進 → ②セグメント配信の精緻化 → ③シナリオ・リマーケティングの自動化」の順がおすすめです。焦らず段階的に取り組むことで、着実にLTVを高められます。
CRM×LINEでLTVを高めるなら、まずLiglaにご相談を
本記事では、CRMとLINEを組み合わせてLTVを向上させる施策についてご説明しました。「実際にこれらの施策を自社で実装するのは大変そう…」と感じた方も多いのではないでしょうか。そこでご紹介したいのが、CRM機能とLINE配信最適化をワンストップで実現するMAツール「Ligla(リグラ)」です。
LiglaはLINEヤフー株式会社認定Technology Partnerである株式会社TimeTechnologies(東証プライム上場・ブレインパッドグループ)が提供するLINE特化型MAツールです。人材・EC・アパレル・旅行など幅広い業界の大手企業を中心に導入実績があります。
Liglaの主な特長
- ID未連携ユーザーにもパーソナライズ配信が可能:一般的なMAツールでは会員ID連携者のみが対象ですが、LiglaはLINE友だち全員へのパーソナライズ配信に対応しています
- Web行動をリアルタイムで反映:サイト閲覧データを当日中に取得し、即日リマーケティング配信が可能。他社ツールが翌日以降のデータ活用になるのに対し、スピードが大きく異なります
- 月50万通まで追加費用なし:MAツールへの配信費用が不要で、LINE社への配信料金のみのコスト設計(月50万通まで)
- ノーコードで誰でも運用可能:専門的な開発知識がなくても直感的に操作できる管理画面を搭載しています
- 充実したCSサポート:導入から運用まで、Liglaカスタマーサクセスチームが約8週間のオンボーディングで伴走支援します
| 機能・特長 | Ligla | 一般的なMAツール |
|---|---|---|
| パーソナライズ配信の対象 | LINE友だち全員 | ID連携者のみ |
| Web行動データの反映速度 | 当日リアルタイム | 翌日以降 |
| 配信ツール費用(月50万通) | LINE社配信料のみ | LINE社配信料+MAツール料金 |
| 開発の要否 | 不要(ノーコード) | 施策により必要 |
| 導入目安期間 | 約8週間 | 1ヶ月〜 |
CRM×LINEでLTVを最大化したい方は、ぜひLiglaの詳細をご確認ください。